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気が狂ってしまいそうな程に、僕らは君を愛し、君は僕らを愛した。
その全てはIMITATION,偽りだ。
そしてこれは禁断。
僕らは、彼女を愛してはいけなかった。
また、彼女も僕らを愛してはいけなかった。
この心も日々も、全て偽りだ。
そんな偽りはいらない。
だったら、壊してしまえばいい。
『すっとキ...【VanaN'Ice】背徳の記憶~The Lost Memory~ 1【自己解釈】
ゆるりー
少女の後を追って建物の中に入ると、そこはまるでどこかの屋敷のようだった。
「ひ、広い…」
「…そう?普通ですよ」
「え…」
「むしろ…けっこう前に住んでた家に比べると…狭いほうです」
「えー…」
もっと上があるのか、と言いたくなるほどの広さだ。
「でも、こんな大きい家…俺は始めて見ました」
「……そ...【VanaN'Ice】背徳の記憶~The Lost Memory~ 2【自己解釈】
ゆるりー
目が覚めても、視界は真っ暗だった。
「…なんだ、ここは?」
よく見ると、周りが完全な暗闇ではないということがわかった。
うっすらと見える扉らしきものを殴ってみるが、拳に痛みが走るだけだ。
なんなのだ?理由がわからない。確かなことは…
この空間に、閉じ込められてしまったということだ。
「気がついたか...13943号室【自己解釈】
ゆるりー
*前回までのあらすじ*
脱出とかおもしろそうだよね!
「脱獄する、だって?」
レンが少し驚いたように言う。
だがそれよりも、俺はさっきのあらすじについて文句を言いたい。
いや、脱獄っていうのも驚いたけどさ。
「脱獄、ね…この『13943号室』から、逃げ出すことはできないんじゃなかったか?」
そう。
...13943号室 3【自己解釈】
ゆるりー
「おい」
部屋の外を見張っていた看守が、もう一人の看守に話しかける。
「なんだよ」
「いや…なんか、聞こえないか?」
「この部屋からか?」
「違う。向こうの通路からだ」
看守が耳を澄ますと、かすかに音が聞こえた。
「他の看守じゃねえのか?」
「いや、よく聞いてみろよ」
よく聞いてみると、今度ははっき...13943号室 2【自己解釈】
ゆるりー
*前回までのあらすじ*
悪魔は去った。
「で?どうすんの?」
深刻な顔でレンがカイトに言う。
っていうか、もう慣れそうだよ一文あらすじ。
今回のあらすじも適当だけど、間違ってはないし。
「うん、やっぱりここはこうしたほうが…」
「いや違うって。ここはこれとこれを取ったほうが、全部のカード取れるでしょ...13943号室 4【自己解釈】
ゆるりー
これは、
「「レンディお嬢様」」
あるところに住む、
「「今日からお嬢様にお仕えいたします」」
お嬢様と、
「カムイと、」
二人の執事の、
「カイトと、」
切ない恋の───
「「申します」」...【LOVELESS×××】プロローグ【自己解釈】
雪りんご*イン率低下
客間に通された俺とカイトは、互いに睨み合っていた。
「おい。記憶がないって、君もなのか?」
「あぁ。一ヶ月前から今までの記憶はある」
「そうか…本当に、僕と同じみたいだな」
「同じって…まさか、お前もそうなのか?」
「あぁ」
おい…なんだか、気味が悪いな。
なんなんだよ。
全く知らない赤の他人と、同...【VanaN'Ice】背徳の記憶~The Lost Memory~ 3【自己解釈】
ゆるりー
私の罪、それは二人を裏切ったこと。
二人は私だけを愛してくれた。どちらかを選べと言った。
私は、選べなかった。どちらも同じくらいに好きだから。
その選択は、二人を裏切ることとなった。
私が犯した罪のせいで、二人はおかしくなってしまったのかもしれない。
私に向けた愛は歪み、精神を狂わせた。
暴走、加速...LOVELESS×××【Prologue】
ゆるりー
*前回までのあらすじ*
欺いてみないか?
*=*
「…誰も気づかんな」
警官の服に着替えた俺達は、建物の中をほっつき歩いていた。
誰もこっち見ない。俺たちを「こいつらは警察だ」と、見た目だけで判断している。
案外、みんな馬鹿なのかもな。
「でも僕ら、一回やったことあるよね。警察の仕事」
「…こっそり...13943号室 Ⅴ【自己解釈】
ゆるりー
「あぁ、勉強なんて死ねばいいのに…」
「レンディ様、暴言はおやめください。無礼にもほどがあります」
「だってぇー」
「『だってぇー』じゃありません」
「……お、終わりましたわ」
「それじゃあ、読み聞かせをしましょう」
「やったぁ!」
レンディは広い机に四方に散らばっていた勉強道具をわずか0,1秒で片...【LOVELESS×××】ⅶ.「二人が好き」【自己解釈】
雪りんご*イン率低下
「はぁ~、疲れましたわ~…」
やたら長い名前の学校を帰宅したレンディは、部屋に入るとすぐさまにソファに寝転ぶ。
レンディの部屋は6畳を3部屋繋げた──つまり、子供部屋が3部屋あるという、庶民は勿論、そこらへんのお嬢様やお坊ちゃまも羨ましがるほどの令嬢だった。
しかも見た目といい、身体能力といい、頭の...【LOVELESS×××】ⅰ.お勉強の時間【自己解釈】
雪りんご*イン率低下
レンディは今、部屋に行くための壁を登っていた。
「フフフ、ココから行けば、部屋でゆっくりゲームをすることができる…」
とりあえず、最初は「太●の達人の」でもやろうかなッー、と思いながら壁を登る。
因みに、この壁は垂直に建っていて、猫は勿論、カメレオンも登れないようになっているらしい。
何故、レンディ...【LOVELESS×××】ⅲ.猫を越えた少女【自己解釈】
雪りんご*イン率低下
「レンディ様~?何処ですか~?」
広大な敷地を誇る庭園にて。
レンディを捜すべく、カムイはゴミ箱の中や池の中を必要以上に覗き込んだりした。
否、見つかるはずがなく、レンディの逃走──かくれんぼから30分が経つ。
「…カイトにも、捜索を頼むか」
カイトというのは、レンディに仕えるもう一人の執事で、カム...【LOVELESS×××】ⅱ.庭園でかくれんぼ【自己解釈】
雪りんご*イン率低下
「ここは…?」
唐突だが、レンディは今、見知らぬ部屋にいる。
何故こんなことになったかというと──────。
+++
「ふぅ~、やっと到着しましたわ!」
レンディは猫を超えた身体能力で壁をよじ登り、窓枠で休憩していた。
このまま「太●の達人」をやろうと思ったのだが…
[▼レンディは へんな けはいを...【LOVELESS×××】ⅳ.消えた理由【自己解釈】
雪りんご*イン率低下
「レンディ様は一体何処へ…?」
カイトは誰もいない部屋で呟く。
「ふむ……これが『人間消失』というやつか……」
彼は小説(大体300㌻の)を読むのが趣味で、好きなジャンルはミステリーだという。
「ふふふ、生き血が騒g───いやいやいや、違うだろう」
顔を赤らめ、自分の間違いを正す。
もしここにカムイ...【LOVELESS×××】ⅴ.彼はミステリー好きなんです【自己解釈】
雪りんご*イン率低下
「レンディ様…」
「カイト!?どうしてここに……」
「いや。レンディ様を探してたらここに着きました」
「なるへそ」
「レンディ様。そのような言葉はレディには似合わないかと」
それはさておき、とカイトは出入口のほうに向いて、
「レンディ様。お勉強に行きますよ」
「えー。絶対嫌ですわ」
「だめです」
「...【LOVELESS×××】ⅵ.再び、お勉強の時間【自己解釈】
雪りんご*イン率低下
「サヨナラ」の言葉さえ もっと早く言えていたなら
突き刺さる刃の痛みは和らいだだろうか?
Ah...気付かぬ間に堕ちてしまった
孤独の中 眠る子供の様に
光を待ち望んでいる 愛した事の罪さえも
届かないまま消える 壊れたように狂いながら
「君を愛していたい」と また一つ言葉に出来ない
遠ざかる景色 ...Crime Blume
yuyu