ブクマつながり
-
鏡音リン。
その存在は、私にとっては天使。
もはや神。
いや、リンちゃんは何者でもない。
リンちゃんはリンちゃんだ!!
リンちゃんはリンちゃんだからリンちゃんなのだ!!!
リンちゃんはリンちゃんであるが故にリンちゃん、それこそリンちゃんだ!!
「ねぇルカさん。リンちゃんって可愛いよね」
「そうねぇ...リンちゃんなう!【自己解釈】
ゆるりー
-
「あとはここだけだな。…ん?」
部屋を掃除していると、タンスの奥から懐かしい物が出てきた。
本だ。
掃除は休憩し、この本を読むことにした。
本といっても、おとぎ話とかだけど。
そういえば、昔よくグミに読んであげたっけ。
懐かしいなぁ。
内容はわかりきってるけど、まぁいいか。たまにはこういうの読みたい...ボカロで童話やってみた【人魚姫】
ゆるりー
-
彼女たちは物語を作る。その【エンドロール】が褪せるまで、永遠に。
暗闇に響くカーテンコール。
やむことのない、観客達の喝采。
それらの音を、もっともっと響かせてほしいと願う。それこそ、永遠に。
しかし、それは永久に続くことはなく、開演ブザーが鳴り響く。
幕が上がると同時に、観客達の【目】は彼女たちに...Crazy ∞ nighT【自己解釈】
ゆるりー
-
恐ろしいほどに暗い森の中を、私は駆け抜ける。
はやく、はやく、逃げないと。
これさえ持って帰れば、私は幸せになれる。
でも、うしろからは怖い熊が追ってくるの。
花が咲いた道を駆け抜けたためか、花を踏んでしまった。
ごめんね。今、私はあなた達に構っている暇はないの。
今抱えているこれを、とられるわけに...【moonlit bear】原罪者と平和な森【二次創作】
ゆるりー
-
「何があっても、僕は君を守る」
その誓いを立てたのはいつだろう。
君を守るためなら、僕は悪にだってなる。
それくらいの覚悟が、僕にはできていた。
かつて、僕と彼女は引き離された。
自分の出世のためだけに、大人たちは僕らを利用した。
自分たちさえよければ、僕らの幸せなんかどうでもいい。
それがきっと、...【七つの大罪】アレンといつもの忘年会【二次創作】
ゆるりー
-
「私からの贈り物よ」
薬が入った小瓶を差し出し、私は微笑む。
何も悪いことなんかない。
すべて、この薬で忘れてしまえばいい。
せっかくなので、軽ーく説明とかしちゃいましょうか。
あらすじにまとめるとね、私は医者の娘なのよ。
でね、小さい頃からの仲良しの、カスパルっていう人と結婚したのよ。
政略結婚だ...【七つの大罪】眠らせ姫と秘密計画【二次創作】
ゆるりー
-
※注意!
これは鏡音リン・レンの楽曲「trick and treat」を零奈が勝手に小説化したものです。
二次創作が嫌いな方、原曲のイメージを壊されたくない方はすぐに戻ってください。
なお、これを読む前に前編を読むことをお勧めします。
一体、どれくらい歩いたのだろうか。足が棒になるくらい歩いても、ま...【勝手小説】trick and treat [ route→treat]
零奈@受験生につき更新低下・・・
-
意味わかんない。
----------
「どういうことなんだろ?」
グミちゃんの呟きは、この部屋にいる全員に聞こえていた。
この合宿は二泊三日で、一日目(今日)に大きなイベントはない。それなりにいろいろあったけど、めんどくさいのでカットする。何かハプニングとかがあったかもしれないけど、省略。で...【がくルカ】memory【13】
ゆるりー
-
「ああぁー暇だー…」
傍でリンがだらけている。
まったくもう…
「何やってんだよ。大掃除の途中だろ?」
「そうだっけ?」
「忘れるなよ!」
まったく…大丈夫かn
「痛ッ!!」
「あ…大丈夫?」
クローゼットを開けたとたん、何かが頭に当たった。(正確に言えば落ちてきた)...【童話・マッチ売りの少女】孤独な少女に幸せを【ボカロで童話やってみた・2】
ゆるりー
-
向こう側の世界にいるキミ。
離れていても、ずっと一緒だな。
雪がしんしんと降り積もる札幌。
今日もオレは、一人『仕事』をこなしていた。
「あ、レン。辛かったら休憩してね?無理はよくないから」
「わかってる。サンキュ、メイ姉」
オレ達『VOCALOID』は、歌を歌うのが仕事。
幼いころからずっと練習...【鏡音誕生祭】キミの声をもう一度【小説】
ゆるりー
-
「…メイコ…愛してる」
汗が顎を伝い、彼女の白い肌に落ちた。
応えるように頷くメイコ自身も、火照った身体に玉のような汗を散らしている。
本能と欲望と愛情をすべて綯い交ぜにして、ただ無心で求め合うだけのこの行為。
今までもこれからも、メイコのこんな姿を見られるのはオレだけだ。
頬に当てたオレの手に彼女...【メイコ生誕祭】この戦争に勝者はいない【カイメイ】
ねこかん
-
「私の言うことが聞けないの!?」
人形館長が槌を強く叩く。
そんなこと言っても無駄よ。
だって、すでに彼は力を失っているから。
今日はゆっくり脚本を作ろうと思っていた。
それなのに、『今日も情報整理やるから』と、茶番法廷に無理やり出席させられた。
あの人形館長は、いったい何を考えてるの…
で、現在...【茶番カプリシオ】時の魔導師とぐだぐだ裁判【二次創作】
ゆるりー
-
「そっちは見つかったか!?」
「いいえ、厨房も客室にもいなかったわ」
そんな声が聞こえてくる。
みんな私を捜しているんだ。
そして、きっと殺されちゃうんだ。
最初からそのつもりで、私を引き入れたに決まってる。
思えば変なことばかりだ。
『器』とか、『値踏み』とか。
そして、この森に入った人は二度と帰...Bad ∞ End ∞ Night 3【自己解釈】
ゆるりー
-
いったいどうしたら、家に帰れるのかな…
時間は止まり、何度も同じ『夜』を繰り返してきた。
同じことを何回も繰り返した。
それこそ、気が狂いそうなほどに。
どうしたら、狂った『夜』が終わるのか。
私も、皆も考えた。
そして、この舞台を終わらせるために、沢山のことを試してみた。
だけど…必ず、時間が巻き...Twilight ∞ nighT【自己解釈】
ゆるりー
-
「そうだ…僕の中に、人間を迷いこませればいいんだ」
僕は消えたくない。
僕は考えた結果、答えを見つけ出した。
「そして…世界を、つくらせればいい」
そう思った‘夢’――もとい僕は、さっそくおもしろそうな人間を探しだした。
-----【人柱アリス】new alice world【二次創作】-----
...【人柱アリス】new alice world【二次創作】
ゆるりー
-
物語は、村娘の手によって“本当の終わり”を迎えようとしていた――
三年前、複数の村から人が七人、消えた。
消えた七人の行方は、定かではなかった。
村の人々は、彼らが殺されてしまったものだと考え、彼らを“いなかった”ことと思い込んでしまった。
しかし、実は彼らはまだ生きていた。
村から離れた、巨大な森...Bad ∞ End ∞ Night 4【自己解釈】
ゆるりー
-
「だけど仕事は頑張らなきゃ」
私の相方である裁縫鋏を片手に、一生懸命仕事に励む。
今日の依頼は七件。ちょっと多いけど、今日中に終わらせることはできる。
だって、私は仕立屋だから。
そういえば、最近困ったことがあったの。
私には夫がいるの。
イケメンで優しくて歌って踊れて誇れる夫よ。羨ましいでしょ。
...【七つの大罪】仕立屋娘と勝手な来訪者【二次創作】
ゆるりー
-
宴から一夜が明けた。
すっかり疲れ果てた私は、この屋敷に泊めてもらった。
そして、異変に気づいた。
いつのまにか眠っていたらしいのだが、目を開けても夜のままだった。
かなり眠っていたはずだが、一向に朝がこないのだ。
「あれぇ…?」
階段を降りる。
「…て、あんたは…」
「っちこそ…まえは…」
階段を...Bad ∞ End ∞ Night 2【自己解釈】
ゆるりー
-
花が散っていく森。
私はただ、道なき道を駆け抜けた。
木にぶつかりそうになった。
カラスにつつかれそうになった。
石につまずきそうになった。
それでも、私は走り続ける。
はやく、はやく、逃げないと。
これさえ持って帰れば、私と赤い二つの果実は、きっと幸せになれる。
この果実も、きっとそのほうがいいで...魔女ザルムホーファーの逃亡【自己解釈】
ゆるりー
-
今年も、この季節がやってきた。
お菓子か悪戯かを選ぶ、甘い甘いイベント。
それが、ハロウィン。
「trick or treat」
それは、魔法の言葉だろう。
その言葉を口にすれば、相手は必ず選択を迫られる。
仮に「treat」を選べば、相手は菓子を与えなければならない。
それが無理ならば「trick...【がくルカ】Jack-o'-lantern【ハロウィン】
ゆるりー
-
私のところに、毎日沢山の患者様が来る。
その時に、気づいた。
誰もが悩みを抱えている。
父も母も、街の人達もみんな。
みんなの悩みは、‘夜に眠れない’
その人達のために、giftを作る。
眠れるし、どの病気にも効く薬を。
それは、嫌な現実や叶わない思いを、夢の中で忘れさせる。
だから、みんなは、gi...眠らせ姫からの贈り物 後編【自己解釈】
ゆるりー
-
「みんなみんな…眠ってしまいなさい」
この街は、嘘みたいに静かになってしまった。
みんなが眠ってしまった。
あの人が悪いのよ。
お飾りだけの人形のように、私にそっくりなあの人形のように、利用される「だけ」はもううんざりなの。
私は悪くない。
あの人が、私をお金のためだけに使ったから…
だから壊してあ...【七つの大罪】眠らせ姫と異常な光景【二次創作】
ゆるりー
-
「救いが欲しけりゃ、金を出せよ」
私はかつて、沢山の被告人にそう言った。
哀れだったのだ、私も、犯罪を犯す者も…世間も。
いくら金を積んでも罪は消えないというのに。
お前の人生は、法廷の主である私の気分次第。
もっと金を出すというのなら、どんな極悪人でも無罪にしてやる。
金こそ全て、そういうふうに考...【七つの大罪】悪徳裁判官と自由法廷【二次創作】
ゆるりー
-
「彼らに勝てるはずがない」
そのカジノには、双子の天才ギャンブラーがいた。
彼らは、絶対に負けることがない。
だから、彼らは天才と言われていた。
そして、天才の彼らとの勝負で賭けるモノ。
それはお金ではない。
彼らとの勝負で賭けるのは、『自分の大事なモノ全て』。
だから、負けたらもうおしまい。
それ...イカサマ⇔カジノ【自己解釈】
ゆるりー
-
「あら、おやつの時間だわ」
最後に『悪ノ娘』が口にした言葉。
その言葉は、午後三時になると、彼女がいつも言っていた口癖でもある。
『彼』が死んでしまったのは、たくさんの人の首を跳ね続けてきた自分の責任。
私が彼を殺したのと一緒だ。それを私が信じたくなくても。
この青い海を眺めて思い浮かぶのは、幸せだ...【七つの大罪】悪ノ王女と無限戦術【二次創作】
ゆるりー
-
「この…無礼者!!」
『悪ノ娘』は、確かそう言い放って捕まったんだっけ?
哀れなことだ
『悪ノ娘』は、悪いことをしたんだから、
捕まるのは当然でしょ?
思えば、『悪ノ娘』はいろんなことをしたねぇ…
思い出すねぇ、本当に
「さぁ、跪きなさい!!」
そう言って民衆どもから金を搾り取り、
民衆は苦しんで...【七つの大罪】悪ノ片割れと忙しい厨房【二次創作】
ゆるりー
-
それは、月の綺麗な夜。
深い森の奥。
それは、暗闇に包まれている。
その森は、道が入り組んでいる。
道に迷いやすいのだ。
その森に入った者は、どういうことか帰ってくることはない。
その理由は、さだかではない。
その森の奥に、ある村の娘が迷い込んだ。
「どうすれば、いいんだろう」
その娘の手には、色あ...Bad ∞ End ∞ Night 1【自己解釈】
ゆるりー
-
ある平日の、深夜。
穏やかな眠りから私を引きずり戻したのは、遠慮のない着信音だった。
「…う~…うるっさいなぁもう…」
枕もとの目覚まし時計を確認すると、午前1時。
光って存在を誇示する液晶画面を確認せず、通話ボタンを押す。こんな時間に電話をかけてくるような非常識な奴は私の知り合いにはどうせ...【カイメイ】恋色病棟
キョン子
-
「な…!?」
「恋人を返してもらおうか」
目の前の女…じゃなく、僕を刺した女装男は、そう言った。
なぜこの状況になってるかというと、まぁ簡単に言えば、僕は悪魔と契約し、国中の沢山の女性を誘拐した。
そしてある日、僕の屋敷を訪ねてきた女かと思った奴に、毒を秘めた刀で刺された。
屋敷からは、僕が誘拐した...【七つの大罪】ヴェノマニアとほのぼの雑談会【ニ次割作】
ゆるりー
-
「……っ、……ッッ!」
「落ち着いてー」
「……ぅあっ」
「ちゃんと画面見て、集中して、…あ」
「あぁっ!!」
メイコの悲痛な声が響いた。
「ああああもうッッ!!」
ゲーム機兼コントローラを投げ出し床に突っ伏す赤いカタマリを横で眺めながら、オレは苦笑う。
「…残念」
テレビ画面には大きな『MISS×...【カイメイ】 落ちつけ、カフェオレ飲もう
ねこかん
-
「ハイどうもー!」
突然、扉を蹴破ってミクが入ってきた。
何事ですかね?
「皆さん失礼します!少しお話があります」
「失礼だと思うんなら帰れ」
「おおう、今日の神威さんは酷いねぇ~」
「思ったことを言っただけだろ」
兄貴が冷たく返す。
仕方ないじゃん、こういう台本なんだからさ。
「それで?何があるの...リンちゃんなう!+α【二次創作】
ゆるりー
-
「さぁ始めましょう。裁判という、茶番を」
映画館の住人を法廷に集め、槌を叩く。
裁判って楽ね。
だって、お父様の真似事をすればいいだけなのだから。
ここは千年樹の森にある映画館、『EVILS FOREST』。
そこには、ある噂がある。
その噂を信じてやってくる訪問者を、なんとかして追い払う。
墓場...【茶番カプリシオ】人形館長と茶番法廷【二次創作】
ゆるりー
-
美容雑貨のお店「アディエマス」で。
ルカさんと、たこルカちゃんを前に、レイムさんがとうとうと喋っている。
お話の内容はお得意の、オカルト&コンピュータの理論だ。
「いろんな情報が、縦横無尽に行き交って、蓄積されてる世界。それが、ネットの世界でしょ」
レイムさんは、棚から「はっちゅーね人形」を抱きおろ...玩具屋カイくんの販売日誌(181) はっちゅーねに負けるな!テトドール (レイムさんのオカルト理論・3)
tamaonion
-
「だんだん、お客さんが増えてきたかしら」
ブースの前に出て、テトさんはコヨミ君に言う。
「そうですね。午後になって、出足が良くなったんでしょう」
コヨミ君はうなずいた。
東京ビックサイトで開かれている「雑貨&コミック・フェア」。
会場のホール1とホール2を使って、いろんな出展者が販売用の机やブースを...玩具屋カイくんの販売日誌(183) リンちゃん ボディーガード発動!?
tamaonion
-
庭の植物たちは素直にすくすくと上へと育っていく。その伸びて行く先に何か障害があったとしても、柔軟に避けて、そしてまた上へと伸びて行く。自分は何で植物のように行かないのだろう。愚鈍なまでに真っ直ぐに、言わなくても良い事まで行ってしまうほどにまっすぐにしか、進めないのか。
そして失敗したと、間違えた...今日の夕ごはん・6
sunny_m
-
「まるで他人みたいじゃないの…まるで、他人みたい、じゃないっ!」
せっかく、貴方好みの女になろうと頑張ったのよ?
貴方に近づいた女達から、着物とか帯とか簪とか拝借して…
もちろん、普通には貸していただけなかったけど、そこはちょっと、ねぇ?
ちょっと強引に、貸してもらったのよ?
それを私に合うように仕...【七つの大罪】カヨさんと楽しげな仲間達【二次創作】
ゆるりー
-
翡翠が望む明日
木々が生い茂る森の中、少年は目の前で蹲る少女に訊ねた。
「どうして隠しちゃうの?」
少女が頭を押さえて涙ぐむ。
「……皆と違うから。緑髪じゃなくて、変だから」
少年は知っていた。少女が必死で隠そうとする髪の色を。それはこの国ではまず見ない、草木に映える金髪だ。少年自身、緑髪...蒲公英が紡ぐ物語 第55話
matatab1
-
禁じられた遊びに手を染めた少女たち。
それはいつしか、消えない傷と悲劇を生む。
「鬼ごっこは、終わりが来るまで永遠に続くのですよ…お兄様」
----- 禁じられた遊び【original】-----
ここは、ある学校。
その学校の演劇部は、かなりの実力を持っていた。
その中でも特に演技力が高いのは、あ...禁じられた遊び【original】
ゆるりー
-
展示会の会場で、霧雨さんのブースの前の、ゴタゴタは、まだ続いている。
「ネエ、たこるかチャーン、ボクが悪者でないことを、皆サンに言ってクダサイヨ」
皆に白い目を向けられたおじさん、ジローラモ・れおんさんは、困ったように言った。
「うん。悪者かどうかは、別としてさ」
皮肉っぽく、たこるかちゃんは片目を...玩具屋カイくんの販売日誌(191) リンちゃん+“はっちゅーね”の新キャラ?
tamaonion
-
ライブハウス「マルクト」の楽屋前で。
楽屋にいるリンちゃん目当てにおしかけた、おっかけの少年たち。
その前に、廊下のイスに置かれた“はっちゅーね”の人形がある。
廊下の向こうから、霧雨さんが走ってきた。
「いっけない。これ、忘れちゃった。大変大変」
顔色を変えた調子でそう言うと、人形を抱きかかえて、...玩具屋カイくんの販売日誌(178) おっかけファン一掃作戦 (その2)
tamaonion
-
「そうですか…でしたら、『gift』という、眠れる薬をだしておきますね」
そう言い、giftを渡すと、患者様はお礼を言って帰っていった。
私は医者の娘なので、薬や医療に関してはなんでも知っている。
最近、不眠症の患者様が多いので、それによく効く薬「gift」を調合し、患者様にわけているの。
gift...眠らせ姫からの贈り物 前編【自己解釈】
ゆるりー
-
ニコニコ・デザイナーズ・ビレッジにある作業室で。
新しく、この施設に入居するという、紙魚子(しみこ)さんと話していた3人は、そろって、その部屋の壁を見つめていた。
「ちょうど、あの窓の下のその壁が、穴があいていたところだったんよ」
マコさんが言う。
「でも、もう綺麗になおってるね」
「ええ、壁を直し...玩具屋カイくんの販売日誌(202) ニコビレの作業室
tamaonion
-
霧雨さんのブースの前で、ルカさんとテトさんは久々に声を交わした。
「元気?ルカちゃんのとこの商品、相変わらず、いい調子ね」
「テトのとこの、テト・ドールも可愛いよね」
仲良く話す2人。
じっさいには、テトさんの方がかなり年配なのだが、タメ口を聞く間柄だ。
2人ともその方が、気が楽であるらしい。
意気...玩具屋カイくんの販売日誌(193) リンちゃんキャラの取りっ子に!?
tamaonion
-
ヘルシー&美容雑貨のお店、「アディエマス」。
ふらりと遊びに来た2人組、ぱみゅちゃんとレイムさん。
お店に仕事で来ていたルカさんと、たこるかちゃんと、話に花が咲いている。
4人が今、見つめているのは、売り場の棚の上にマスコットとして置かれている、はっちゅーね人形だ。
人の問いかけに答えたり、なんだか...玩具屋カイくんの販売日誌(180) はっちゅーねの謎を解け!(レイムさんのオカルト理論?・その2)
tamaonion
-
「雑貨&コミックフェア」の会場は、ますます、お客さんが増えてきた。
テトさんとコヨミ君がいるブースにも、先ほどからたくさん来場者が詰めかけている。
テト・ドールをはじめ、陳列している商品の説明で、2人とも大忙しだ。
ひとしきり、お客の流れがとだえたところで、テトさんはフーッと一息をついた。
「バイヤ...玩具屋カイくんの販売日誌(185) 楽しいナチュラルグッズ、スタート!
tamaonion
-
「あ、おかえりなさい」
テトさんは、ブースの前で言った。
「ええ、どうも」
コヨミ君は軽く頭を下げて、笑いながら答えた。
「いろいろ、面白いブースが出ていたよ」
東京ビックサイトで開かれている「雑貨&コミック・フェア」。
テトさんたちが出展しているブースに、会場を回って他のブースを観てきた、コヨミ君...玩具屋カイくんの販売日誌(184) テト・ドール ナチュラル・シリーズ!
tamaonion
-
「世界の間違いを、レミーが正すのよ」
数年前、サンタさんに言われたこと。
僕は、世界を正す救世主。今日も、世界のために、サンタさんのために、一生懸命がんばるんだ。
僕は、ずっとひとりだった。
こじいんっていうところに閉じ込められて、ずっとかなしかった。
サンタさんは、ぼくをたすけてくれた。
ぼくは、...【五番目のピエロ】忠実少年と賑やかサーカス【二次創作】
ゆるりー
-
「あのね、ジローラモ・れおんさんって、チャッカリしてるので、業界では有名な人なのよ」
りりィさんは、レンくんの携帯の画像をのぞき込んで、言った。
彼女のお店、「星を売る店・上海屋」で、レンくんがお茶を飲んでいる。
そこに、妹のリンちゃんからメールが届いたのだ。
レンくんが聞く。
「れおんさんって…。...玩具屋カイくんの販売日誌(188) アヤシイおじさんと、熱心なファンと
tamaonion