ブクマつながり
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憧れと、焦燥、眠気と、拒絶。
記録されていた夢。
誰もいないはずの病棟に、
白いシーツの上で眠れない貴方が笑っていた。
死の匂いがした、彼女の白い肌にキスをして、
さようならの代わりに、歌を歌った。
「私が愛した人はみんな死んでいく。
あの日から、呪いに罹ったようで、」
彼女が泣きながら私に告げた...彼女の水槽
雨のち雨
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真っ暗な音に書いた溜息
消えはしない 真紅の絵はがき
街頭色に阻む幽霊
消えはしない 溺れ尽きる夜に
手紙を書いたら また君に会えるかな
時間を 巻き戻せるかな もういいかな
もういいよ もういいよ
焼けそうな路で叫ぶ雑音
聞こえはしない 聞こえはしないの
幻想色に滲む signal...幸せな春へ
霧音
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もう駄目ってわかってるって
それでも歩こうとしているのは何故?
どうしてもどうしても
自分から遠ざかる
本当の自分は青に溺れる
勘違いの態度 少し穏やかに
だけど少し冷たくて
でもそれくらいが丁度いい
今の僕によく合っている
ゴミ箱に捨てた希望は...青の中へ
霧音
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エンドロールの向こう側
鳴り響く遮断機と霧の音
過ぎ行く夏に黒い薔薇
結べなかった言の葉と糸
明日から私は雨のち雨
洗い流してよ 消し去ってよ
耳を塞いでも聴こえる
その旋律(こえ)を
甘く、囁いて 落ちる、5番線の
暗い、から、見えなくて...泡沫エンドロール
雨のち雨
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曖昧は心地いい
君の本当も嘘も
覗くのは辛すぎるから
所詮そんなもんだろう?
僕だけ損なのは
あまりに痛すぎるから
心は素直になる術をしらないの
故に、幸せにすらなれないの?
ゆらりゆらるる、ふわふわきえた
曖昧な君の言葉に苦しむのはごめんなんだ...あいまいに、ゆらる
雨のち雨
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Eve... 辛いってなんのことだ?
今に始まったことじゃないから
言い切らないで 離さないで
儚く散った桜の花びらを眺めて
忘れ去らないで 嫌わないで
尖った欠片は桜の花びらを傷つける
Eve... 生きるのが怖いのかい?
それはそれは仕方のないことだね
だってそうだろ 生きる手段を身につけてない...Eve
霧音
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頭痛が酷かった放課後に
廊下ですれ違った君はいつも通り笑っていた
私だけが過去に置いてけぼり
私だけが過去を愛していた
「一方的な感情は誰も幸せにしないのね」
無理やりのハッピーエンドを笑う
「君が一方的な感情を振り払ってよ」
さよならと手を振って
その度に寂しいの
君の顔ばかりさ 浮かんでし...抽象的で、幸せなエンドロールを
雨のち雨
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青が、刺さった
破れたスカートを揺らして
君は、乱反射した
光にまた刺されるの
青い空、手を翳す、
何も見えなくなりたいな
夏空に、誤変換が
生まれる前に、殺さなくちゃ
嗤う、夏に背を向けて
何を願うわけでもないけど...空白、夏の虚無
雨のち雨
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春が芽吹く花が芽吹く幸せが芽吹く
君は赤い庭の隅で育てていたね
水を上げる息を吸って幸せが咲いた
春に咲いた花の話誰かに言えたら、
落ちる影は月を切って最後を願う
音になった君がふいにいないので
冷めたそれは吹けば枯れて逝った記憶だ
知りもしない 聞けば聞けない 包まれたら...
僕の目にも見えなく...雪に包まれたら
霧音
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振り返れば誰もいない 最初から独りだった
遠くから映画の音がする 積み木の音がする 幸せの音がする
ああ悲しみは有限だから そんなに悲しまないで
ああ光も光だから 僕のことなんて知りもしないんだね
初めて誰かを…なんて思ってみても
今の僕の弱さ 悲しみは走り出す…
名前のない負の感情 少しだけ...永遠が降り注ぐ夜に
霧音
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いつも通りの通学路
目の前通るメガネ君
赤信号立ちすくむ僕
ダッシュで君に追いつくの
「おはよう」っていったら
「おはよう」って返ってきた
それだけで世界がぐるぐるって
頭をおかしくさせるの
大好きって口から飛び出しちゃえ
大好きって口から飛び出しちゃえ...メガネと恋と、通学路
雨のち雨
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瞬きをする度に 潮風が寝そべって 駆け足で 時間は流れる
求めてしまうほどに 海岸へ逃げてって 微笑んだ あの日が浮かぶ
「ここから見える景色が好きだから」いつか聞き慣れていた言葉 今はない言葉
悲しくなるほどに青すぎる空へ叫んだ
一人きりの海は、どうも退屈でした。
空中に散った春が 水中に潜っ...シズク
霧音
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私、白い雪じゃなくて虚しい雪がいいの
そう言ってビー玉を転がした 夜明け前 静かで…
「きっと、解れ合う度変わっていくもの」
あなたは言って ビードロを探してた 風が吹く 例えば…
モノクロームに見えた景色もあなたがわらえば 私の居場所になって
三原色が息を吸うような雪を探していても
解れ合う度に ...霧音
霧音
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赤く染まった海を彷徨う十秒前
誰かが求めた答えを探しているうちに
飛んでいった紙飛行機は 血に溺れていく
...溺れていく お湯を張りすぎた浴室で
誰が作る? 理想の世界?
形はなくとも言葉で繋がっていた
幸せさえ消したかった
誰もいないことに
きっと慣れてしまっていた
...聞き慣れてる 違和感は...名のない形
霧音
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まるで生きているように 水平線を見上げている
空の青さに覆われて 心の底を隠している
魚さえ泳ぐのに 前線の夢は透けていく
枯れていった花に 「前線の夢は透けていく」
まるで生きていたように 未来像は示していた
人の弱さに漬け込んで 流れていくような期待を見ていた
自分さえ聴こえないのに 透明な夜が...灰盤船
霧音
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つまらないことばっかりだ
僕は煙草を吹かして
狂った夏が来るのを静かに待っていた
あの子は今年も、ここで僕を待ってるかな
昔々、僕はきっと真っ白な少年だった
夏の香りを残した君を少し恨んで
冷たくて綺麗な夜空を見上げながら
あの子を思いだして少し頭が痛くなった
白いワンピースを
揺らして君は笑ってい...ラインハイト・リーベ
雨のち雨
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屋上から飛び降りてみたかった
何もかも許してくれそうで
嘘も罪も哀も傷も人生さえも
甘美な痛み 忘れられない映画も 私を形成した一つなの
あなたのピアノの音が心臓を握りつぶして
”フォーゲットミー・ノットブルー”
あの日読んだ本が忘れられない
勿忘草を摘み取って静かに息を止めてみた
”フォーゲットミ...フォーゲットミー・ノットブルー
雨のち雨
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背を向けて泣いていた
泡沫のような君を見た
明日君は死ぬ予定があるんだね
じゃあ僕も
君のこと大好きだから、
一緒に飛び降りちゃおうかな
スーサイドガール、屋上の夢
青すぎる夏に背を向けて嗤う
貴方はどうして、いつもそうなの?
ねえ教えてよ、わからないんだ...スーサイドガール
雨のち雨
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うるさいくらい外で雨が降ってるの
「冷たい朝は嫌いだなぁ」
僕は君を抱きしめる
君はちょっと嫌そうに
にゃーっていってたな
幸せ、幸せ、僕は幸せ
君の一生まるごと愛し続けるから
君は嫌そうだけれど
そのうちよくなるから
このままでいいでしょ...猫と僕
雨のち雨
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きみとぼくの
境界線 溶かして
混ざりあった嘘
信じちゃうよ、ばか
重ね合った嘘
気づかないフリくらい
してよ、ばか
さよなら、なんて言えなかった
好きだよ、なんて言われなかった
そんなのどうでもいいのにね...Joker
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