ブクマつながり
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眠る季節のなかには
おとぎ話のような
藍色に染まる月が
密かに隠れていった
風が通りすぎる街並み
古びた煉瓦の家たち
錆びたような柵の境界線を越えたら
眠るには心地いい夜でした
情に浸れるほど綺麗じゃないの
眠る頃に貴方はそっと歩み寄って...タイトル募集
490
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「I」それは私を示すもの
「cry」それは君のお得意のmagic(すべ)
深い濃霧の中 寂しげにcherry
「---」二人ぼっちで強く繋げてよ
ここでは何もかも
間違いだらけなの
答えを合わせても
×ばかり
それならもういっそ
間違いそれでいい...サイハテノアイ
下弦
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何十回何百回繰り返す 非日常な音階の羅列
転がるように流れ込む言の葉の大洪水
LRから脳に浸透 挟み撃つ空白と衝動
1/16で斬り刻んでは膨張
異端的スタンダード
時代を創り出す波形
懐中で散らかるアイデア
奥底で蠢く才能と踊れ
色褪せない記憶とデータの中
目を瞑ったまま泳いでいこうか...ロンリーグレイ
ノイ
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背を向けて泣いていた
泡沫のような君を見た
明日君は死ぬ予定があるんだね
じゃあ僕も
君のこと大好きだから、
一緒に飛び降りちゃおうかな
スーサイドガール、屋上の夢
青すぎる夏に背を向けて嗤う
貴方はどうして、いつもそうなの?
ねえ教えてよ、わからないんだ...スーサイドガール
雨のち雨
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◆ 動画依頼について
過去の動画制作物はプロフィールのURLで御覧ください。
何をどういう風に作りたいかを明確にしている方のみ受付をしております。
完全にこちらのオリジナルやイメージで作って欲しいと言われれば考えますが、時間はかかりますので予めご了承下さい。
音源、イラスト、その他素材が揃っている方...動画依頼について
宇佐美まに
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人が寝静まる深い夜
六畳一間のボロアパート
そろりそろりと白い魂
ドアの隙間から忍び込んだ
くらりくらくら酔い潰れて
ふらりふらふら千鳥足で
やっとの思いで玄関前
あれ?おかしいな物音がする?
もしや空き巣か?盗るものなんてないよ
あるのは冷蔵庫の中の...部屋の中おばけ 歌詞
はらゆう
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捨て猫の隣で 私は泣いたまま
頭に絡みつく 行方も知れぬ 君の声が
手のひらの大切な思い出が 溢れ出す
さよならなんて言わないで
ねぇ 嘘だと言ってよ お願い
手探りの世界 迷い込む私を
拾い上げてくれた君だけが 私の希望
あの日から ずっと、一緒、願った
ひとひらの恋心 花束は溝の底
首に名札を...パラドックスガール
南ゆに
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こんな景色なんて
いつからか見飽きてた
明日の事なんて
考える余裕もない
いつかこの小さな
窓から羽ばたいていきたい
生きて君の心よ
それ以外何もいらない
近すぎず遠すぎない未来が
君を待っているから...Monochroad
Icchi
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憧れと、焦燥、眠気と、拒絶。
記録されていた夢。
誰もいないはずの病棟に、
白いシーツの上で眠れない貴方が笑っていた。
死の匂いがした、彼女の白い肌にキスをして、
さようならの代わりに、歌を歌った。
「私が愛した人はみんな死んでいく。
あの日から、呪いに罹ったようで、」
彼女が泣きながら私に告げた...彼女の水槽
雨のち雨
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A
よく見れば何もかも波動
姿かたち夜に啼く虚構
されども抱きしめられぬ混迷
沈む寝床は質量の証明
砂浜の粒数え多量
影は何故に息づかぬ謎
あるいは口きくだけの造形
疑う自我こそ存在の証明
B...存在証明量子論(曲募集
さく
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5月の夜風に吹かれ 見つめる横顔は
愛しさを滲ませている君で
その瞳には映り込めない
無邪気に笑う この物語のヒロインが
呼びかける声 響いた時には
ひとりぼっちだったんだ
気付いてほしくはないけど 気付いてほしいよ
そんな矛盾ですら正せないくらい 届かない距離
きっと夢から醒めてもまだ 夢を見続け...スピカ
下弦
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ひかりがさして
手を引かれ 劇場を 出たのが分かった
泣いていたから
あらすじも 結末も 忘れてしまった
機械の星は 結局どうなったのかな
光が差して 窓辺を見遣ると 飛行機雲が 校庭へ伸びた
眺めていたのは きっと私だけだった
会議の趣旨は いつしか泳いで 賢者を讃え 言葉が踊った
祝福に満ち ...[レイトショーの悪魔] 歌詞
物煎餅
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だんぼーる だんぼーる
貴方の記憶も全部つめて 嫌な記憶も捨てられるの
全部詰めて 思い出さよなら
大事な だんぼーる だんぼーる
痛いの辛いの全部つめこんで 貴方の痛み全て受け止めるよ
あれもこれも 紙で出来てる るるるる
大きなハコに 小さなハコに しっかり閉ざしてください
割れ物注意 割れ...だんぼーるのうた 歌詞
multi1100
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きみとぼくの
境界線 溶かして
混ざりあった嘘
信じちゃうよ、ばか
重ね合った嘘
気づかないフリくらい
してよ、ばか
さよなら、なんて言えなかった
好きだよ、なんて言われなかった
そんなのどうでもいいのにね...Joker
490
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地面が音をたてたとき
わたしは靴を買おうとしていた
新しい生活への
期待と不安を胸にして
母に手を引かれて店を出た
大きな看板が ぐらぐらと揺れていた
あのときと同じだ、とうわごとのようにつぶやく母の
背中を何度も何度もさすった
家の中はぐちゃぐちゃに崩れて
足の踏み場もなかった...あの日の備忘録
mellow
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5℃
午前五時の
白い空気飲み込む
車線は凍りつく
向かい合った
感覚を忘れて
狭い世界
漕ぎ出す
からまってしまった
頭は治りそうかい?...【GUMI】 5℃ 【オリジナル】
おかゆ
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A1
ぽつり と落ちる悲しい音
空が落ちた音がした
いつもと違う春の匂い
拝啓、幸せな晩春を
A2
ベージュ 空色 沈む音
何か消えた音がした
いつもと同じ無垢な声
拝啓、幸せな晩春を...スカイファイル
霧音
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日は暮れて月の向こうの 相席は偶然じゃない
机上揺れる虹色の火は 沈黙を彩る為だってさ
並んだ皿にフォークとナイフ 君と僕共同作業で
盛り付けるのはもちろん言葉 世間じゃ「会話」と呼ぶんだそうだ
「鮮度が命なんだ。」「タイミングが重要なんだ。」
お調子者が言っていたっけ「全く同感だよな。」
何でもい...テーブルトークマナーズ_歌詞
さくらば
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君だけがいればそれでいい 昔の僕なら言えた言葉は
陽と共に沈んだままで 帰らぬ人となってしまった
所詮僕らは人間を型取った化け物に過ぎないし
有り体に言えば嘘つきさ 息を吸うように誤魔化している
お前の才能が欲しいと思ってしまった
苛まれていく 雪化粧して 自分の首を絞める
秘密基地 かくれんぼした...お前の才能が欲しい 歌詞
赤乃わい
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「さかさまに」
作詞・作曲 Man_boo
さかさまに さかさまに
わたしの人生は 返って行く
墓場から ゆりかごまで
すべり落ちて
幸せな二人が 恋人に戻り
大好きだったおばあちゃんが 笑顔で手をまねく
友だちの住んでいる ピカピカのマンションは
工事の後に 田んぼになる...【猫村いろは】さかさまに【オリジナル曲】
マンボウ