ブクマつながり
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気づいて時計を確認したら既に23時近かった。
今日で残業何日目だろう、なんて数えるのも馬鹿馬鹿しい。
時期が時期だししょうがないと自分に言い聞かせて書類を束ねると、自然とため息が漏れて肩の力を抜くことができた。
電話とメールと、もう一度時間確認のために携帯を開くが、確認するのは時間だけだった。
つい...2月14日
cam_cam
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「わぁ、おねえちゃん、綺麗!!」
振り返ると、いつの間にか控え室の入り口にミクとリンが来ていた。
きらきらと輝かせた目で素直に褒められると、嬉しいより前に恥ずかしくなってしまう。
「…ありがと」
赤い胸当てに、赤い腰巻。
アクセサリーは本物の宝石をあしらった特注品で、肩の辺りがいつもより露...【カイメイ】ホール・ニュー・ワールド
キョン子
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――初めて見た瞬間にはもう好きになっていた。
「それ、一目惚れってこと?」
目を爛々と輝かせてミクが訊いてくる。口に出しては言ってこないけど、リンも似たようなものだ。リンの隣に座っているレンは、いつものようにそっぽを向いている。
「うーん。どういうのが、一目惚れ、っていうのか分からないけど、でも...君恋【カイメイ支援】
ひなたの
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こんな片想い、もう何年目?
一緒に過ごした時間も、とてもとても幸せで。
けど、伝えられない想いの分、切なくて切なくて。
だから、君に届け、僕のコイウタ。
コイウタ
「はい、めーちゃん」
懸命に、笑顔で。
後ろ手に隠していたものを渡した。
最初驚いていた彼女は、訳が判らないと言うような顔をした後、最終...*小説*カイメイ*コイウタ*
羽鳥麻衣
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注意:ひたすらカイメイです。
実体化VOCALOIDのお話です。
独自設定をはじめ、ちょっと色々とやりすぎた感があります。
それでも読んでみる、という方は、前のバージョンからどうぞ。
お菓子と悪戯【カイメイ】
西の風
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ベランダから涼しい風が入ってきて、ブルーのカーテンが少し揺れた。本を読んでいたカイトは、ふと視線をあげる。気がつけばもう5時を過ぎていた。
何時もなら騒がしい我が家にメイコと二人きりだからだろうか、一層静かに感じて少し寂しくなる。折角だから、と二人でいつもより丁寧に家事をして、先程からリビングで好...envious
なめこ
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オレジナルPの【MEIKO・KAITOでカバー】magnet
を聞いて、妄想が止まらなくなりました。
カイメイで
この曲のPV撮影時の話
ですが、
それでもいいよ。と言う方は、
前のバージョンをどうぞ。
09.08.15 おまけの後日談をちょっと書いてみました。...磁石
夕凪雫
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注意:「カイメイ」のカップリングが含まれています。
単独でも読めますが、前作「酔っ払い」と多少リンクしております。
今回も酔っ払った人物が出てきます。
ひたすら作者の妄想と設定が詰め込まれております。
そして結構長いです。
それでも宜しければ、前のバージョンから...歌に込められる思い
西の風
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※連作短編集です※
5作品ありますので、【前のバージョン】でお進みください
【カイメイ】Dear my little brothers & sisters【5編】
キョン子
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うだるような暑さの中、こんな時にまでいちゃついているカップルの横を通り過ぎ、余計な鬱陶しさを感じながらも足早に家へと歩を進める。
目立つ外見を隠すための帽子で、既に頭の熱さは眩暈がするほどだ。
楽になるはずなのに全く楽じゃないのはどうしてだろう。
ヘッドフォンからは最近よく聴くようになったCMソング...HPNOTIQ HYPNOTIC
+KK
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昨夜の雨で桜が散った。お花見しようねって、皆と話したのが先週のこと。
結局その時は予定が合わなくて流れてしまい、しかも昨夜からカイトとは喧嘩中。
新しい曲の楽譜にも目を通さないといけない。
何もかもに手をつける気にはなれなくて、一人部屋で溜め息を吐いた。
「もう、何もしたくないかも……」
最近忙しく...世界でいちばん頑張ってる君へ
駿河そると
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部屋の中に明るい声が響く。
「メイコ姉、可愛い!」
「そう?」
鏡の中に映る自分が信じられなくて、気の無い返事をしてしまった。ぎこちなく体を動かしてみる。ふと鏡に、まるで自分のことのようにはしゃぐミクが映った。
「ロボットみたいな動きになってるよ」
メイコ姉でも緊張するんだね、と言われて苦...happy wedding!
なめこ
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※レンリン、カイミク要素あり
※高校生設定
「つまりはチェリーボーイ?」
――神様、神様。
くったくないカオして、いちごみるくをすする目の前のこの男。
ぶん殴っても、いいですか?
*** LOVE IS BLIND! ***
「だってそーいうことだろ?」
「意味ちげーよっつか、おまえマジいっぺん黙れ...LOVE IS BLIND!
Riria
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痛い痛い、痛いって言ってるじゃない、なんでそんなに見てるのよ。
譜面の内容なんて、全然頭に入ってこない。だって、彼がさっきからめちゃくちゃ見てくるんだもん。
目を合わせたら負ける気がして──何に負けるのかというのは、自分でもよく分からないんだけど──気を紛らわそうと努めると、どうしても楽譜をめくる手...【リトレカ】うちの性転換かがみねさん
音坂@ついった
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※ボカロ家族リレー小説的ななにか※
【前のバージョン】でお進みください
【カイメイ】彼女の不在
キョン子
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「あ~レン、遅い~!!」
リビングの扉を開けるといきなり双子の姉に飛びつかれた。
勢い余って激しく頭を扉に打ちつけ、俺は彼女を巻きつけたまま、後ろにへたり込む。声にならないほど痛い。
「ゴン?ゴンっていった?あはははは!」
文句を言ってやろうと睨み付けたリンの顔はゆでだこのように真っ赤だ。一...【カイメイ】思春期の僕と、兄と姉
キョン子
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思わず「いたっ」と声が出た。ドアを閉めるタイミングが悪く指を挟んでしまったのだ。
挟んでしまった指を確認してみると、爪の先のマニキュアが禿げてしまっていた。
次第に熱を持っていく指先に息を吹きかけて冷ましながら考える。
今日はとにかく何をするにもタイミングが悪い。
夕飯の買い物に向かう途中...メイコの不幸な一日
ナッコ*
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覚えているのは、静かに続くノイズ音。
多くの音を知った今ならわかる。
あれは雨の音に、似ていた。
今日は散々だった。
依頼された仕事のために朝早くからスタジオ入りしたが
技術者の準備不足で作業が進まず、いつまでたってもマイクの前に立てなかった。
結局レコーティングは次回に持ち越し。
歌い手であるメイ...雨音(カイメイ小説)
蓮本
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私がマスターの元に来て数ヶ月。密林からかなりでかい荷物が届いた。マスターの名前が受取人の欄に書かれている。
それは当たり前か。マスターの自宅だし。
しかしこれだけ大きな箱…人一人は入れそうなんだけど。一体何を買ったんだろう。
…まさかボーカロイドを購入できるほど、マスターがお金を持ってるとは思えない...【カイメイ】 Error 1
桜宮 小春
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「おねえちゃん、髪の毛やってぇー」
「めぇ姉めぇ姉、この服にはどっちのスカートがいいかなぁ?」
「お姉様、お、お口にグロス塗ってもよろしいですか?」
――つまらない。
せっかくの休日だというのに、俺は腐っていた。
理由はたったひとつ。
『彼女を妹たちに占領されているから』。
「はいはい、ちょっと待っ...【カイメイ】おねえちゃんは、誰のもの?
キョン子
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そっとカイトの部屋の扉を開けると、薄暗い部屋からかすかな寝息が聞こえた。
真ん中に置いてあるベッドに、毛布に包まったレンがいる。ベッドの上に腰掛け、そっとその髪を撫でると、リン同様、頬には少し涙のあとが残っているのが分かった。
「…メイコ姉…?」
目を覚ましたレンが、ぼんやりした顔で私の名前を...【カイメイ】マイリトルブラザー 後編
キョン子
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「きーてきーて、お姉ちゃん!」
音を上げてドアが開く。けたたましくやってきたのはリンだった。
「どうしたの?」
私は読んでいた楽譜から顔を上げて元気な侵入者を見やる。
そうして、彼女はとても喜ばしいニュースを持ってきた。
「カイ兄、好きな人がいるんだって!」
時々本気を見せるが、頼りなさ過ぎ...【カイメイ】恋をしたボーカロイド
ナッコ*
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晩御飯の支度をしていると、腰元に衝撃が走った。
何かと思って振り返ると、大きな真っ白なリボンが背中で揺れている。どうやら腰に回っているこの手の主は、双子の姉の方らしい。
「どうしたの、リン」
「……」
ぐす、という鼻声で、リンが泣いていることに気がついて、私は水道を止めてから振り返る。どうし...【カイメイ】マイリトルブラザー 前編
キョン子
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性転換クリプトン家がクリプトン家に遊びに行ったようです。
おk!な方は前のバージョンからどうぞ!
【カイメイ・クオミク】僕みたいな君 君みたいな僕
キョン子
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yanagiPの「PASSIONAIRE」が好きすぎて、ティンときて書いた。
「PASSIONAIRE」をモチーフにしていますが、yanagiP本人とは
まったく関係ございません。
ぼんやりとカイメイです! 該当カップリングが苦手な方は
ご注意ください。
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【カイメイ支援】 PASSIO...【カイメイ支援】 PASSIONAIRE 【ver.text 03】
つんばる
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夜8時30分頃。テーブルの上、マナーモードにしてある携帯がぶるぶる震えているのを、しかし電話に出る事はせず留守電に切り替わるのを、メイコは床に座り込んだまま横目で眺めていた。
しばらくして点滅する光と共に、不在着信・一件。という表示がディスプレイに映し出された。そこにきてようやくメイコは携帯を手...Cafe・給料3か月分の贈り物・1
sunny_m
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「…なんかなー」
「ん?何、どうかした?」
隣に座る女の子…リンの金髪が肩に当たるのを感じながら、首を傾げた。
リンはご機嫌斜め、というか、どこか納得出来ないような顔をして俺の事を見上げて来る。
「いや、なんかレン見てると、『男女の間に友情は育たない』とかなんとか言うような迷信を信じそうになると...楽園に別れを
翔破
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【恋】君の熱
幼い頃、俺は病弱だった。
今ではその面影は微塵もない健康体だけれど、中学校に上がるくらいまではしょっちゅう熱を出して寝込んでいて、両親が共働きだった俺の面倒を見てくれたのはいつも彼女だった。二階で向かい合わせの部屋だった俺たちの部屋は屋根を伝うと簡単に行き来が出来るようになっていて、お...【カイメイ】恋扉桜【短編詰め合わせ】
キョン子
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(剣)
小さな花のようなその笑顔 15
可憐に咲き誇る無垢な花 15
触れる事すら許されない白 15
触れれば枯れてしまいそうだから 15
(華)
何時も話し掛けてくれる貴方 15
私は笑顔で返すけれども 15
知っているの 戦地に出る事を 15
だから伝えられない この想い 15...つるぎの華―椿―
夜月氷桜
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★★ Attention!★★
このお話はryoさんの「ワールドイズマイン」と
あにまさんのアナザーに触発されちゃった感じのお話です。
故にカイミク(寧ろあにミク…?)が苦手な方はご注意を。
そしてあくまでベースにしただけで、妄想部分もいっぱいです。
当然ご本人には全くもって関係ありません。
問題が...【小説】セカイでダレよりオヒメさま vol.1
夕映
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――知ってる?
君が笑ってくれること。
君が泣いてくれること。
こうして側に居てくれること。
それは、奇跡みたいな確率なんだ。
「ねぇカイト」
「なぁに、めーちゃん」
「なんでさっきから私のことじっと見てるの?」
「んー?いや、めーちゃんだなぁって思って」
この数時間で幾度も繰り...【カイメイ】たいせつなひとへ
キョン子
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「そんなぁ、ひどいですようぅ!!」
「はいはい、ごめんね~。それじゃ、カイトくん、もう一頑張りしよっかぁ。」
「鬼ぃぃぃ~!」
スタジオにカイトの悲痛な叫びが木霊した。
カイトの必死の訴えに聞く耳持たず、という風にがくぽとキヨテルは左右の腕を掴み、無理やり録音ブースにカイトを押し込めている。
...【メイコ+勇馬】Haughty or Cute ?【カイメイ】
イソギン
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濡れ縁から庭を見下ろす。
未だ冷たい風に嬲られ、灰桜色の花びらが舞い落ちては濃い闇に解けてゆく。
一振りの枝を生ける彼女を側で見守り、笑い合ったのは毎年のこと。
春の日差しの中でも、宵闇の中でも、膨らんだ蕾が枝を染めた頃も、咲き始めも、散る間際も、この桜はいつだって綺麗だった。
しかし彼女がこの家の...青い恋 裏設定的SS
壱號 ‐いちこ‐
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目が覚めた。
眠りにつく前と、まったく変わっていない景色に、落胆する。
嗚呼、私はまだ生きているのか。
…いや、生きている、という事とは少し違うだろう。
私は人形…命など、最初からない。
それなのに何故、"生きている"などと考えているのか…。
簡単な事だ。
遠い昔…あの人が、あの人と過ごした日々が、...【勝手に解釈】灰と薄紅
桜宮 小春
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「レーンーカっ」
「ふぎゃ!」
最近のリントは、わたしを呼ぶついでにぐいぐいポニーテールを引っ張ってくる。
びっくりするし、地味に痛いからやめてくれと主張してるんだけど、今日も彼が聞き入れてくれる気配はない。前にこの髪型を推したワケって、実はこれだったんじゃないかと疑ってしまいそうだ。
「普通に...【リトレカ】男子なめんな!
音坂@ついった
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※大したことはありませんが、少しだけオトナの描写があります※
閲覧になる際はご注意ください
【カイメイ】昼下がり。
キョン子
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レン×リンパロおkな方のみスクロールしてください。
二人ともとてつもなく忙しい芸能人という設定だとしっくりくるかも…?
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「明日何時から仕事?」
「…9時……」
遠くにレンの声が聞こえて眠りについた。
「リン、そろそろ起きないと」
「…ん、」
「おはよ」
見慣れない天...レン×リン
cam_cam
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大学3年生。
理系の学部らしい。(頭いい!)
自称彼女ナシ。(あたしはいると思ってる)
歌のサークルに入っているらしい。(聞きたい。とても)
バイトは、コンビニと家庭教師。(あたしの)
好き、です。(片思い)
あたしの持っている、レン先生の全ての情報。
カテキョ。
「あたし、先生のことこれだけしか知...カテキョ。1時間目
cam_cam
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購入したボーカロイドが、不良品だった。
「マスター、どこにいるのかしら?」
「……君の、目の前にいるよ」
ボーカロイド。機械の彼女は、見た目は何一つ人間と変わらなかった。
私は半年前から、彼女に会うことを、本当に楽しみにしていた。
送られてきたパッケージを開け、そして彼女を起動しマスターとして認識さ...幸福の在処
榎ノ木
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「はじめまして、メイコです」
はじめて彼女と会った時、身震いがした。
快活そうな瞳、よく通る綺麗な声、凛とした立ち姿。
一瞬見とれてしまったあと、ハッと我に返って差し出された手をおずおずと握ると、彼女が優しく微笑んだ。
(――この人が、はじまりの歌姫)
「キヨテルさんのおうちは、パーティー...【カイメイ前提】出会えた記念日【AHS小説】
キョン子
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ボカロ寮とは
元々は歌手を目指す人々が、防音されている為入居する事が多かったただの寮。
現在は『クリプトン』と『インター・ネット』の2プロダクションが運営し、所属ボーカロイドを住ませている為、ボカロ寮と呼ばれる。
歌の練習の為、各部屋は防音。
寮なので、キッチンやお風呂等は共同。
みんな本当の家族...ようこそ!ボカロ寮へ
架月 翔
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「…メイコ…愛してる」
汗が顎を伝い、彼女の白い肌に落ちた。
応えるように頷くメイコ自身も、火照った身体に玉のような汗を散らしている。
本能と欲望と愛情をすべて綯い交ぜにして、ただ無心で求め合うだけのこの行為。
今までもこれからも、メイコのこんな姿を見られるのはオレだけだ。
頬に当てたオレの手に彼女...【メイコ生誕祭】この戦争に勝者はいない【カイメイ】
ねこかん
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カイメイ、ミクメイでカンタレラです。
長いのでいくつか分ける予定です。
お好きな方がいらっしゃいましたら、フーン、くらいにみてもらえれば幸いです。
注意※この小説内でミク→ミクレチア、KAITO→カイザレ、MEIKO→メイコ
となっております。
妄想捏造がかなり酷いですが華麗にスルーして...カンタレラ <M-style> 1
雑食
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【A】
お気に入りの雨傘の 出番はしばらくなさそうです
綺麗に咲いた 向日葵は
あなたのくれた ものでした
【B】
高く育ったその花を 君に見せたくなったから
最終列車に飛び乗って 君のもとへと今行くよ
【サビ】
がたん がたん
電車と心が 一緒に揺れる...ひまわり最終列車
桃華なゆた・灯下箱
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※カイミク小説です。KAITO視点。
静まり返ったディスプレイ内に、小さな声がこだまする。
何度も何度も、ごめんなさいと謝る声。そして、時折鼻をすする音が聞こえる。
誰かが、泣いている。
僕らの想い
「……ミク?」
「あ……」
突如声をかけられ、涙を止めようと目を擦るミク。
その手はすぐ...僕らの想い
sozoro
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細い細い月と、きらびやかな星たちが、深い藍色の夜空を飾っている。
街灯も少ない川辺で、僕、カイトは、メイコさんと並び立って、空を見上げていた。
「綺麗ね……」
メイコさんの感嘆の言葉につられて、僕は目線を空からメイコさんに移した。
サイド部分を少しだけ取って束ねた栗色の髪。ほとんど光のない中...星空の下【カイメイ】
西の風