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【VanaN'Ice】背徳の記憶~The Lost Memory~ 1【自己解釈】

気が狂ってしまいそうな程に、僕らは君を愛し、君は僕らを愛した。
その全てはIMITATION,偽りだ。

そしてこれは禁断。
僕らは、彼女を愛してはいけなかった。
また、彼女も僕らを愛してはいけなかった。
この心も日々も、全て偽りだ。

そんな偽りはいらない。
だったら、壊してしまえばいい。



『すっとキミに言えなかったことがあるの』


かすかに彼女の声が聞こえた。
でも、もうすぐ聞こえなくなるのだろう。


『ずっと…キミに言いたかった…』


感覚は麻痺していく。
遠くなる意識。

溢れる想いと真実は、全て黒で塗りつぶしてしまおう…










<<背徳の記憶~The Lost Memory~>>









「いけない、濡れてしまう」


いきなり降り出した雨。
傘を持っていなかったので、俺はしかたなく近くの建物へ歩き出す。


「これじゃあ、帰れそうにないな…」


何しろ、この土砂降りの雨だ。
このまま走って帰れば、間違いなく風邪をひくだろう。
それはそれで嫌なので仕方ない。
この建物で雨宿りをさせてもらおう。

インターホンはないのか。
あ、あった。
押してみる。


「はい?」


鳴った瞬間に誰か出てきた。
早えよ出てくるの。
反応速すぎて驚いたよ。

その出てきた人物の姿に、俺はもっと驚いた。


少女だ。
黄色い髪で、頭に黒いリボン。
左目のあたりには火傷の痕がある。
両手と胸のあたりにはバラのリボン。
そして黒いリボンとは反対に、全身…というか服が白だった。
雨に濡れたら透ける素材でできているのだろうか。
もちろんスカート以外。

そして――その表情からは、感情が読みとれなかった。
ただこちらを、無表情でじっと見つめていた。


「あ、あの…雨が降ってきたので、やむまで雨宿りを…させていただけないでしょうか?」


俺より小さな少女は、しばらく俺の顔を見つめていた。
なんか俺の顔についているのか、と思っていると少女は口を開いた。


「…いいよ」
「……え?」
「中、入って」


少女はそう言った後、振り返って建物の中へ入っていった。
とりあえず、俺はあとを追う。


「お…お邪魔します」

懲りもせずにシリーズを増やして他のやつを放置してます。
一応書いてますよ。

あと、この小説の中ではレンは「女」です。
一応「レンカ」と表記します。
でもレンです。
女形ですからね、女の子設定ですからね。

本家様 http://www.nicovideo.jp/watch/sm16321602

投稿日時 : 2012/02/19 14:41    投稿者 :ゆるりー

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