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運ばれてく 季節の空
流れる舟は 何処へと向かうの
振り返れば道もなく揺られている
長い時の海原を
小さな心の窓に映るものは
過去から未来(あす)への 夢と願い
今が通り過ぎてゆくよ
前触れなく 漕ぎ出す朝
さざ波弾く 白波きらめく
誰一人もとどまりはしないようだ...心の窓

くる
いつかのあの涙が
力を貸している
光の雨になって
見えない道を差す
戻らない過去が
明日を作ってる
悔いのない今日を
選んでゆきたい
迷い悩んでも
心が知ってる...光の雨

くる
ギター背に 裏口の
ドアを押し 滑り込む
馴染みある マスターが
助かるよと手を合わす
時間まで飲んでてと
注がれる アイスティー
ステージに空きが出て
呼ばれている 私です
古き良き
ライブハウスにて...ライブハウスにて(LongVersion)

くる
傷ついた翼を
広げて飛び立とう
見上げたあの空を越えて
明日を探したい
煽られ 翻り
落とされ 羽ばたいて
打ちのめされる痛みを
強さに蓄える
壊れそうな心を
やがて光が包む...傷ついた翼

くる
あなたの事なら
何でもわかるよ
慌てて取り消し
話を変える
鈍感だけど 生意気だけど
目がいく やっぱり
クリスマスの頃には
素直な気持ち交わし
隣にいる
恋人になりたいな...クリスマスの頃には

くる
冬に咲く花を
君は知ってるか
どんな場所だって
花は咲くんだよ
きっと出来るって
信じているから
とても鮮やかに
花は咲いたんだ
凍える夜にも
大粒の雨も...冬の花

くる
あなたといる 空の下で
今という時 愛しくなる
季節の風 吹かれながら
変わらないもの 見つめてるの
嬉しい日 悲しい日
そんな日常を分かち合おう
あなたとなら 越えてゆける
時に困難 どしゃ降りでも
失くしたもの 手にしたもの
愛を育む 旅をしてる...ふたつの心

くる
煙る街を渡って
鳥が数羽 飛んでいった
冷えた空気 窓に触れたら
指を伝う 外の世界へ
光が差して 満ちて溢れる
きっと素敵な 一日に出会うよ
アスファルトを車が
砂利を散らし 走り過ぎた
風も花も 心あずけ...朝の街

くる
新しく始まる
一日へと向かい
昨日を抱えたままで
扉を開けてゆくんだろう
名も知らぬ人
傍らを過ぎる
それぞれに
生きている
大切なもの
守り抜きたくて...明日もどこかで

くる
飲みほしたまま
グラス片手に
思いつめてる
背中を見てた
出来るものなら
しがらみ捨てて
あなたにそっと
寄り添いたい
永久に続く日々を
重ねて幸せ...淡い夢

くる
季節のあとに吹く風は
寂しいものがそよぐだけ
置いてきぼりの 枝に乗り
過剰に羽をつつく鳥
記憶はいつも愚かしく
夢見ることをやめないわ
優しい月を追いかけて
あなたに逢える気がしてる
季節のあとに咲く花は
日陰の中で揺れるだけ...季節のあとに

くる
きらきら夜空に
輝いて
大きなペガスス座
ありました
勇者はもうすぐ
やってくる
銀河を超え ここへ
降りてくる
あなたと見たのは
おととしの...ペガスス座

くる
風を切り バイクを走らす
街なかを突き抜けて
あの頃の仲間は今では
平凡に家庭持ち
悪い奴じゃなかった
だれもかれも ...ビロードの夜

くる
見上げれば 空青く
うろこ雲に出会う
下校する 子供らの
無邪気な声がする
何気なく ふと
ピアノを鳴らした
窓越しに枝葉がのぞく
もう秋の気配
街並みが鮮やかな
茜色に染まる...秋の気配

くる
街を真下に
優雅に飛んで
心地いい風
吹かれてゆこう
帰る家も
金も 時も
何も持たず
鳥になって
雲はゆっくり
流れて消える...鳥になって

くる
通り過ぎる
色んな光
散って 静かに
夏が終わる
ビーチバレーで
仲間と騒ぎ
砂のお城を
無心で作り
冷えたコーラの
シャワーを浴びた...夏が終わる

くる
夜明けは必ず 輝く
暗闇の中から
大きな力で 世界を
包み込んでくれる
自分を信じて
優しく 笑って
生きてく覚悟を
刻みたい
何度も翼を広げて
立ち向かう勇気を...覚悟

くる
たくさんの人たちが
紡ぎ抱く未来図
交差して 織り込んで
一つへと彩る
誰かのために生きてみたい
夢の形が変わってきた
心の窓に映るものは
菜の花色 広がる景色
難しく考えず
欲張りでもいいよね...菜の花色の未来図

くる
桜模様に染められた
空に心は踊ります
肩を抱かれて歩いたの
柔らかな陽が差していた
夏は風鈴リンリン鳴って
山の旅館で涼んだわ
夜に打ち上げ花火を見上げ
ビール カンパイしたっけね
風が隙間をすり抜けて
肩をすぼめた二人です...恋めぐり

くる
当たり外れと言いながら
のるかそるかが人生よ
粋とはったり愛嬌で
のらりくらりとゆきましょう
あたしいつでも雨のち晴れで
決して心は褪せないわ
時が涙を連れ去るはずよ
一に戻って始めましょ
神も仏も存じない
惚れた人のが大事です...雨のち晴れ

くる
涙に手を振ろう
求める風景は
さよならの向こうにある
正しくありたくて
自分を見失って
流れてゆく心
未来が遠くへと見えた
幾つの選択で
選んだ道がある
誰かのせいじゃないから...想いを力へ

くる
荷物を下ろし
旅立ちを終える
恵まれた命
温もりの中で
ひと時を生きて
胸を張り還る
風になり
渡ってく
輝いた
海を見る...海になる

くる
祈りを込める
世界のどこかで
麗しい人よ
心を奏でて
神々が憩う
国へと還ろう
春に花
夏に風
秋に月
冬に雪...雪月風花

くる
朝の改札を通り
抜けてゆく
眩しい日差しがビルに
反射する
夢中で追いかけてたもの
いつから走りを止めた
気づくとネクタイしめて
大人と呼ばれてた
大きな口開け笑う
子どもの時代の自分...瞬きの星

くる
黄昏はやけに 目に焼きついて
ふがいなさを 残してぽっかりあいた穴
傷んでる途中 その最中
クレッシェン・ド、シェンド 大人になる過程
あまりにそう 唐突で偶然だった
時計見て 解き放たれて
かかれ、さぁ 枯れてる そんな日々流されど
怖い ことなど 何もないから
さされ、去れ、ミラー
私らしさを...かかれ、さぁ

夕闇
美しいね
夜明けがくる
変わってゆく
街の光
あなたと今
通じあえる
そんな気持ち
分けあえるよ
見ているもの
すべてじゃない...はじまる

くる
花咲く道
実りの森
広がる空
ささやく風
波打つ海
数多の星
温もる土
川原の石
命はみな
笑っている...みんなのもの

くる
きっと いつか
届く 想い
光だけに
瞳向けて
あなたの願いを
叶えてあげたい
この歌に翼を
あの空へと放つ
愚かさも 激しさも
惨めさも すべてを愛す...この歌に翼を

くる
ほんの刹那
胸に抱いた
生きて死んだ
泣いて 泣いて
愛にはなれずに
消えてくものなら
はじめから生まれて
こなければよかった
何故に出逢い
時を重ね...愛にはなれずに

くる
星が散る その夜に
裸木に花は咲く
街中に広がって
朝焼けに包まれる
雲 食べる 子どものように
またあなたと笑いたいんだ
祈ってる 月の船
灯をともし 動き出す
頬触れる ささやかに
澄んだ風 渡ります...月の船.2

くる