タグ:レンリン
277件
*Rin side
「ぃ、やぁ…!」
精一杯抵抗する。してるのに!
指は深くに入り込んでいく。
「可愛いね?」
男の人の手が再び中に入ろうとしたとき、目を瞑った。
嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌、嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌・・・・
「いただきます」
助けて、誰か、誰かぁッ!
「いやああああああああああああああああああ...初恋の円舞曲 12
楪 侑子@復活!
注意書き
この作品は、doriko様の「ロミオとシンデレラ」を題材に、黒刃愛様が作成したPVにインスピレーションを受けて書いた小説です。
さて、この小説は、以下の設定になっています。
この作品のレンとリンは血縁関係はありません。また、名字が一緒だと話をまとめづらいため(どうしても "No r...ロミオとシンデレラ 第一話【ロミオとジュリエット】
目白皐月
「レン~!おかえり!疲れた顔してるね、アクエリ飲む?」
「あーサンキュ」
オレは家に半居候している幼馴染の好意を素直に受け取った。
ホントは部室で飲んできたから要らないんだけどな・・・
「ハイ!」
思いっきり運動した後に飲むアクエリは美味いが、要らないときに飲むアクエリはなぜか不味い。
せっかくリン...【七夕】天の川の下の二人【レンリン】
楪 侑子@復活!
そんなわけで、盛大な式をあげてもらい、レンはリンと結婚しました。ですが結婚して半年ほど経過した頃でしょうか。レンは次第に、自分の実家のことが気になってきました。
「……俺、一度実家の様子を見て来たいと思ってるんだけど」
「あたしは賛成できないなあ」
結婚後に、レンから実家を出てきた理由を聞かされ...昔話リトールド【レンと不思議な馬】その六
目白皐月
その次の日、カイトとメイコは屋敷中の男の使用人を呼び集めて、ミクから聞かされた話をしたところ、大騒ぎになってしまいました。
その騒ぎの中を、レンはそっと抜け出して、また林に向かうと、馬を呼び出しました。
「こんな朝っぱらからどうしたんです」
レンはカイトとメイコが話したことを、ざっと馬に説明し...昔話リトールド【レンと不思議な馬】その五
目白皐月
「天然?ワザと?」
「な、何が・・・」
レンは短く溜息をついた。
なんかいけないこと言っちゃったかな?
とりあえず、空気が帰ってほうがいいって言ってるから帰ることにしよう。
「勉強教えてくれて、ありがt」
「このまま帰す訳ないじゃん」
引っ張られたと思ったら、背中でボスンと鈍い落下音。
真上にレンの...初恋の円舞曲 6
楪 侑子@復活!
レンは少し早めに屋敷に戻ることにしました。カイトたちがいつ、戻ってくるのかわからなかったからです。リンは「いつも遅くまで祭りを見てるから大丈夫よ」と言いましたが、後を追って来ない娘のことを心配して探しに戻るかもしれません。「うちの両親はのんびりしてるから心配しなくても平気」とリンは言っていましたが...
昔話リトールド【レンと不思議な馬】その四
目白皐月
芝居を見に行ってから、またしばらく時が過ぎました。そして今度はその時の町で、お祭りが開かれることになりました。例によって屋敷の人たちは全員で出かけて行きましたが、レンはまた口実をつけて誘いを断ってしまいました。
「で、今回もその格好で出かけるんですか。レン、あなた性格悪くなってきてませんか」
「一...昔話リトールド【レンと不思議な馬】その三
目白皐月
この不思議な馬に慣れたこともあり、レンの旅は順調に進みました。そうして川を越え野を駆け山を越えていくうちに、人里の近くに出ました。
「うーん……」
人里を目前にした林の中で、レンは考え込みました。
「どうしました?」
「いやさ。お前とこうやって旅をするのは楽しかったけど、さすがにちょっと山や野原...昔話リトールド【レンと不思議な馬】その二
目白皐月
この作品は、ある昔話をレンリンでリトールドしたものです。思い切り平たく言いますと、「もともとの昔話の主役をレンリンに変えて、自己流でアレンジを加えて語り直したもの」です。ギャグにしたつもりはないので、パロディと呼ぶよりリトールドの方が妥当というか。昔話を誰かに話してみたことがある人ならわかると思い...
昔話リトールド【レンと不思議な馬】その一
目白皐月
春待ち
このところすっかり穏やかになってきた気候に、休日だからとつい惰眠を貪っていた僕の部屋にそれは春の嵐みたいに何の断りもなく、こっちの都合なんてお構いなしに舞い込んで来た。
「レン。ねえ、レン…………」
ギシ、とベッドの上に体重が掛かる音。かすかな軋み。
「レン、起きて」
至...春待ち(レンリン)
tsutsuno
子猫とブランケット
夏の終わりに南から接近してきた台風は次第に勢力を増し、自分たちが住んでいる地域にやってきた頃にはかなり大型のものになっていた。
「ミク姉たちは出先で足止めくらって、しばらく帰ってこれそうにないってさ」
レンは電話の受話器を置くと、リビングのイスの上で器用に膝を抱...子猫とブランケット(レンリン)
tsutsuno
ローリィ・ドール
趣のある木造家屋を改築して建てられた小さな和食店で、白い夏服のセーラーに身を包んだ少女と眼鏡をかけた青年が、向かい合わせの席に腰を降ろして、少し遅い昼食を取っていた。兄妹というには少し年が離れているようだったが他にその二人を形容する言葉は見つからず、傍目には少し変わった雰囲...ローリィ・ドール(レンリン)
tsutsuno
素直にならないリンちゃんと
素直になれないレン君
1・カイトとレン
「いや、別に、いじけてるとか、そんなんじゃねぇんだけど……」
「そうなの?」
「そうだよ」
「じゃあ自分の部屋に戻ったらいいのに」
「うるさい」
今日三回目の「うるさい」を言われて、ようやく僕は黙る気になった。一瞬空いた間の中で、溶...【小説】素直にならないリンちゃんと素直になれないレン君
玉城ねぐこ
実亜さんのリクで、レンとリンデレラの続きを書かせて戴きます!
*
家出(というより駆け落ち)から一ヶ月が経つ。
本当にレンや菜美さんは良くしてくれて、おかげで私は毎日笑ってすごせた。
お母さんが一度挨拶に来たけど、そこにお父さんは居なかった。
「娘を宜しくお願いします」
それだけ言ってお母さんともお...【ロミシン 鏡音ver(アンコール)】世界一のシンデレラ【実亜さんへ】
楪 侑子@復活!
9、鏡音リン
「…………カイト兄……………。大丈夫?」
私たちはいま、観覧車の中にいる。
私は忘れていた。
カイト兄は高所恐怖症だと言うことを。
カイト兄は目の前でぐったりとしている。
そういえば、ジェットコースターとかも高いところから降りていくのが多かった。
やっぱり無理してくれてたんだ。
ありが...鏡の中のお姫様(プリンセス)★デート編 後編★
華南
1、鏡音レン
「俺をさ、甘く見てると痛い目見るよ……?」
舌なめずりをして言ってみた。
リンの顔が青ざめてる。
こうやってリンと向かい合うのは久しぶりだった。
よく見ると、リンは俺とは違った。
俺のかたい体じゃなくて、リンはやわらかく丸くなっていた。
今、俺に抗おうとするリンの両腕だって余裕で俺は阻...鏡の中のお姫様(プリンセス)★デート編 前編★
華南
レンはどこからか小さな箱を出した。
「リン・・・これ」
珍しく真っ赤になるレン。
先程の行為の名残で、服がはだけたいる。
「これって―――」
舌切り雀のお話では、小さい箱にいい物が入っていて、大きな箱にはお化けが入っていた。
私はそんなの嘘、と思ってた。大きな箱の方が良いに決まってる。
でも、こんな...【ロミシン 鏡音ver】レンとリンデレラ19【my story】
楪 侑子@復活!
私はシンデレラになりたかった。
でも、シンデレラは計算的な女の子だなぁとも思ってた。
だって、ピッタリのはずのガラスの靴がそう簡単に脱げるわけがないでしょう?
ガラスの靴は、シンデレラがわざと置いていったの。
もっと、愛されたいから・・・
*
「リン」
「なぁに?」
「なんであの時...俺が告ったと...【ロミシン 鏡音ver】レンとリンデレラ18【シンデレラ?】
楪 侑子@復活!
※卑猥な表現があります。ご注意ください。
小さい頃、私はシンデレラになりたかった。
でも、今の私はジュリエットだとお母さんは言った。
ジュリエット。その名前で呼ばないで欲しい。
悲劇は嫌い。結ばれなくちゃ楽しくない。
*
「レン」
「何?」...【ロミシン 鏡音ver】レンとリンデレラ17【私のロミオ】
楪 侑子@復活!
「リン、もう暗くなる。リンのお父さんが嫌がるだろうから、俺は途中までしか送っていけない・・・けど」
「?」
「――夜、リンの部屋に行くから」
「・・・うん」
私はレンと手を繋いで帰った。
*
「お父さん、お母さん、おやすみなさい」
「おやすみ、リン。」
せいぜい良い夢を見なさい。
時計は12時をさし...【ロミシン 鏡音ver】レンとリンデレラ16【あなたにならば】
楪 侑子@復活!
「ただいまーレン。今日は話があ・・・」
菜美さんはにっこり笑った。
やっぱりいい人だなぁ・・・
「ぇと、お邪魔してます、お久しぶりです菜美さん」
「リンちゃーん♪」
「母さん、専務になったんだって?」
「え?何で知ってるの、レン」
「あ、私のお母さんが教えました」
「ああ、そうか・・・リンちゃんのお...【ロミシン 鏡音ver】レンとリンデレラ14【二度目の恐怖】
楪 侑子@復活!
私達は何も言わないのに手を繋いだ。
まるでテレバシーみたいに・・・
そういえばグミが恋人にはテレパシーがあるんだよって言ってたっけ・・・
すっかり日も暮れて、辺りの光はキラキラ光る街明かりだけ。
「着いた。レン、どーせお母さんだけだし上がってよ」
レンは少し戸惑ってから頷いた。
「リン!?心配したの...【ロミシン 鏡音ver】レンとリンデレラ13【悲劇か喜劇か】
楪 侑子@復活!
※この先、レンリンCP要素強めです。
「お仕置き・・・?」
「そ。まぁ消毒もしてなかったし丁度いいな」
「え、消毒って?別に怪我も何もしてないけど」
「リンさーん性教育はキチンと受けましょうねー」
「せっ性教育?」
レン君はニヤっと笑って、私を押し倒す。
「あ」
リント君にやられたことを、レン君がも...【ロミシン 鏡音ver】レンとリンデレラ12【もっと】
楪 侑子@復活!
あたしは家を飛び出した。
行く当ても無いけど、自分の足が目指しているところはレン君の家だった。
ピーンポーン
チャイムを鳴らしても、家の中で虚しく響くだけ。
「そうだ、今日学校なんだ・・・」
がっかりしてコンビニでも行こうかと思ったとき、
ドドドドドっという音が家の中でして、
「リン!!」
凄い勢い...【ロミシン 鏡音ver】レンとリンデレラ11【call my name】
楪 侑子@復活!
「・・・マジで」
「うん、ごめんね。嘘ついてたの」
もっと私を見て欲しかったから。
結ばれないと楽しくないでしょう?
「レン君の中の・・・1番になりたいです」
レン君はそっと頭を撫でてくれた。
「もう1番だけど」
*
「レン君をちゃんとお父さんに紹介したいから、帰ったら家に来て欲しいな」
コソコソす...【ロミシン 鏡音ver】レンとリンデレラ10【悲劇のジュリエット】
楪 侑子@復活!
たたたたっ
朝の町並みは晴れているせいか、いつもより輝いて見える。
レン君は今日もいるのかな―――
気がつけば私の頭の中はレン君でいっぱいだった。
レン君に触れた手は、朝になってもまだあたたかい。
*
そもそも、何でいつも此処で待ってんだ。
俺がリンと会ったときにピンと来たのは間違いない。
元カノと...【ロミシン 鏡音ver】レンとリンデレラ9【唄と素直な気持ち】
楪 侑子@復活!
「レン君ごめんねーこんな時間に・・・」
「いーよ。俺がそーしたかっただけ。ほっとけねーし」
レン君は何も言わずに手を握ってくれた。
鼓動が早まった。
顔が熱くなった。
「レン君」
「ん?」
「どうして助けてくれたの」
レン君はちょっと戸惑ってから、
「好きだから」...【ロミシン 鏡音ver】レンとリンデレラ8【知らないこと】
楪 侑子@復活!
「レン君」
助けに来て欲しいと思ったらレン君が来てくれた。
都合が良すぎると思った。
でも目の前にあるのは間違いなく現実。
とりあえず自由になった身なので身なりをキチンとして部屋の隅っこに避難。
「ったく。10分もしない間に来やがって」
「超嫌がられてやんの」
レン君が来て私の頭をくしゃくしゃ撫でた...【ロミシン 鏡音ver】レンとリンデレラ 7【救ってくれた手】
楪 侑子@復活!
「リント君一人なのかー寂しいよねー私はなれてるけどねー」
独り言をぶつぶつ言いながらお泊りの用意をする。
本当によく出張する親だなぁ・・・
お父さんはいいけどお母さんはヤだなぁ・・・
「いっけねもう6時半だ」
*
「お、リンちゃんいらっしゃーい」
「お邪魔しまーす」...【ロミシン 鏡音ver】レンとリンデレラ5【迷い】
楪 侑子@復活!