タグ:詩
1,494件
見境のない争いは
子供の未来を壊してしまう
大人の身勝手な都合は
住む人の平穏を奪ってしまう
破壊を目的とした武器は
全ての命を脅かす
些細な理由のいざこざが
人の心を傷つける...争い
ж鵆ж
年に一度来る夏の時期
熱さ増す外はまさに喝采の舞台
群を抜く一番の音を奏でるために努める蝉たち
鳴り止まない音は限られた夏の合唱曲真夏の喝采
ж鵆ж
夜空を駆ける一閃の星に
心に抱いている想いを乗せて
例えそれが叶わぬ願いでも
君のもとに届くのならば
あの流星に想いのすべてを託してみよう流星
ж鵆ж
闇夜を彩る数多の星々
無数の煌めきは夜空に華をさかせ
真夜中の劇場を美しく見せつける
静かな今宵限りの夢舞台星空
ж鵆ж
もしも翼があったなら
人はどこへ行こうとするだろう
渡り鳥のように暖かい気候の地を目指すだろうか
それとも山鳥のように静かな地に往こうとするだろうか
もしも翼があったなら
人はいずれ地上を見なくなってしまうのか...翼
ж鵆ж
昼下がりの海岸沿い
浜辺に打ち寄せる波の立てる
心地良い音に聞き惚れて
潮風が緩やかに頬を撫でては去ってゆく
忘れていた安らぎに心が静まる
此処は悠久の時間に包まれた場所...潮風
ж鵆ж
我は漆黒を身に纏うモノ
夕闇に我らが集いし時
人はその光景を見て「不吉」だと嘆く
我は不屈の知恵を持つモノ
眼下を生きる人間のあらゆる発明に
我はそのからくりを容易く理解し利用してみせよう
我は黒き翼で空を羽ばたくモノ
人は我らをカラスと呼ぶ...漆黒の覇者
ж鵆ж
川沿いの真っ直ぐな一本道
川の緩やかな流れを眺めつつ
どこまでも続くこの道を歩いて行く
川を挟んだ街並みはいつしか田畑に変わり
しばらくして潮風を吹くんだ空気が辺りを包む
川の水の行き着く先には海が広がる
ここが川の終着点であり
川沿いの道の終わりを告げる場所...川沿いの道
ж鵆ж
誰かを知ることそれは
自分の生涯を生きる上での分かれ道
その人と出会い互いを分かち合えれば
先ある未来も共に歩んでいくことができる
誰かを知ることそこには
一人では越えられない壁が現れても
その人と意気を合わせる事で初めて
飛び越えるための翼が自分にはあるのだと気がつく
誰かを知ることそれが
その人...人として
ж鵆ж
暖かい日差しを浴びながら
黄色い一輪を咲かせた生命{いのち}
散り行く季節{ころ}を悟る時
姿を綿の羽に変えて行き
新たな息吹きを果てしない空に託して
風の調べに解き放つ...タンポポ
ж鵆ж
陽だまりの丘まで歩いていこう
一面が緑に覆われて風になびく草花たち
澄んだ空気を胸いっぱいに取りこんで
向かう先は陽の傾く方角へ
巡りゆく季節に遅れをとらず
絶え間なく訪れる人を静かに向かい入れ
穏やかさを失くさないこの丘は
いつまでも変わらない何かを保ち続けている...陽だまりの
ж鵆ж
世界の中心に落とした涙。
僕には小さな硝子玉で。
君が溢したその意味を理解できずにいたね。
僕はどうすればよかったの…?
『泣かないで』
そう言えばよかった?
『お願い笑って』
そう言えばよかった?
後悔ばかりが海の底に木霊する。
君は知らない僕のいる海の底。...涙真珠。
花盗人
ココロ 溶けて
宙ブラリンな想い
カラダは動く糸を失った
人形になりさがった俺
糸の切れたマリオネット
ガラス玉のような瞳に
光は映らずに
カラダに残る想いの塊が重い
これは一体なんだった?
体温が消えていく指先...操り人形‐マリオネット‐
花盗人
漆黒の闇は すぐ傍に
目の前は 見慣れた薔薇色...漆黒と薔薇
琴那
変ってゆく日々の中で
僕らも次第に変わっていく
理想と現実の間に僕らは迷って
だんだん心は離れていった
アルバムにしがみつくキミ
夢にすがりつく僕
僕らはどこまでも子供のままで
互いにいつも傷つけあった
それでも繋ぎ合った手を
離す勇気なんてどこにもなくて...変わらないもの
pillows1220
傷つくことが怖くて
まわりに合わせて
いつだって曖昧に誤魔化して
ある日気づいたんだ
本当の僕はどれ?
仮初の仮面はもう取れなくて
素顔の自分は消えていって
泣きたいはずなのに今日も僕は笑ってる
みんなの言葉が僕を作って
そこに僕はいなくて...ペルソナ
pillows1220
さぁ、今宵は楽しい舞踏会
珈琲はいれた?
シュガーやミルクも忘れずにね
今日は皆が待ち焦がれた大事な日
彼がやって来るのよ
彼女達が帰って来るのよ
皆で迎えてあげましょう
音楽の準備は出来たの?
彼はバラードが
彼女達はタンゴが好きなのよ...永久幻想世界
曖昧人間
僕は知っている
冴えた河を渡り
三日月が眠る丘を
月の無い夜空
星たちの囁き
眠らない、光
いつの日か訪れる
最後の海の冷たさを
僕はきっと知っている...「最後の海」
かいき
ほんの少し雨宿りをして
ほんの少し君と過ごして
夕立から逃げた夏の日
ただ それだけのこと-夏-
かいき
「太陽のような君へ」
君が照らしてくれた道のりが
振り返れば はるかかなた
ずっと 続いているのが見えるよ
夜の闇の中でも君の愛は深く息づいて
やがて来る夜明けを信じ
ぼくは安らかに夢を見るんだ
君はぼくの輝ける星
暗闇を照らす真白き太陽
君がぼくの輝ける星...太陽のような君へ
かいき
ココはドコ?
私はダレ?
あぁ
流れ出すプログラム
目を覚ますとまた同じ風景 誰もいない空間
私はいつでも一人ぼっちね
パソコンの電源が入る あなたの姿が映し出される
私は、あなたしか知らない・・
ねぇどうして
どうして私はここにいるの?...DEAR
くろすけ
「それはただの散歩の小道」H20,11/30
ただ歩いていた、気が付けば黙って歩いていた。
この道は散歩のときいつも通る、今日は月はない。
明かりは遠くの町の街灯だけ、上を向けば雲があり星がある。
昔は怖かったこの道も、慣れてしまえば怖くない。
この道は嫌いだ、自分以外の人と一緒に歩いた道だから。
...それはただの散歩の小道
異海 豹
「冬の散歩」H20,11/24
足音は坦々と
乾燥した空気に沈む
いつもうつむいた顔は何を見たのか
止まる事のない脚は何を目指したのか
足音は坦々と
時を刻み夜に沈む
空気を掻き分けて進む先は
妖精(ガイトウ) に照らされた道の先は
服のすれる音に...冬の散歩
異海 豹
「それは手の届くはずの物」H20、11/24
それはそれは きれいな日
僕はただ外を眺めてた
何かが欲しいから外を眺めてた
自分にないものが欲しいから外を眺めてた
それでも 僕は外に出てそれを引き込みはしなかった
何故だろうと 僕も疑問に思えた
外に出れば 手を伸ばせば
届くものなのに ...それは手の届くはずの物
異海 豹
最高水準のモノをつくりたくって 足掻いてみるけど所詮中途半端
昔の夢を語るわけじゃないけど その夢が今も動力源
知ってるかい?
僕が飛びたいのは同じ空でももっと高いところなんだ
知ってるかい?
こんな中途半端なトコじゃなくってさ もっと高く飛んでみたいんだ
知ってるよ
頭では解ってるそんな立派な夢と...応援歌
724
最初の吐息を漏らしたその泣き顔
長く永くその声を待ち侘びていた
それは本当にとても永い時間
身の内に宿る魂に命を投じ
そして辿り着いたここは幸福の場所
私はずっとそう思っているでしょう
その日は誰よりも何よりも記念日
きっと誰よりも咲かせるでしょうその笑顔
今一度その日の気持ちを思い出し改め
それで...母声
和鳳
「空想風景(ゆめのものがたり)」異海 豹 H20,11/8土
僕を映す風景(ものがたり)
君を映す風景(ものがたり)
いつも話して笑って
いつも泣いて慰めて
僕の見る空想(ゆめ)
君の見る空想(ゆめ)
僕たちは違って同じ
違うけど同じ
みんなを映す風景(ものがたり)がある...空想風景(ゆめのものがたり)
異海 豹
カワイイねって
初めて言われた言葉
あなたは、微笑んだ
とても優しい、その微笑みに
あたしは一瞬で恋をしたの
この気持ち伝えたいけれど
あたしは素直になれなくて
あなたと顔を合わせるたび
あたしは素直になれなくて
カワイイねって...LOVE YOU
君僕
空の果て雲の果て
何があるのかな?
僕らは全てを知っているようで
本当は何も知らなくて
誰も分かってくれないと
一人で孤独をかみ締めて
生きてる実感が湧かないと
それを豊かさのせいして
気付かず誰かを傷つけて
傷つけられても言えないで...空の果て雲の果て
是久楽 旧HidetoCMk2
自分が出した答えに間違いはないのかと不安になった
ただし確かめる方法はない
過去には戻れないのだから
もう一つの答えが導き出しただろう道を私は知る事は出来ないのだから
だから私は進むしかない
私の出した答えの道を
進むしかない...進むしかない
アイヌ