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今日は、年に一度のハロウィーンの日。子供達は無邪気に笑っていたが、街の大人達は過剰なまでに何かに怯えていた。
“ハロウィーンの悪魔”。この街には、ハロウィーンの日に男女二人を殺す殺人鬼が毎年いた。現場には自分に繋がる手がかりを残さず、代わりに必ず黒猫の毛や足跡が残るという不思議な共通点があり、その正...【mayuko様オリジナル】前夜祭の黒猫【ハロウィーンセルフ企画】
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卑猥で印歪な遊びをしましょう?
ねぇ、愛しい人。
私の可愛いエーヤ。
『エーヤ』
今日は何になって欲しいの?
あら、わんちゃんね。
否定なんて浅ましいわよ。
その鎖と首輪は、そのためのモノでしょう?
さあ、注文をどうぞ?
どんなわんちゃんがお望みなの?...【mayuko様オリジナル】エーヤ
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「これが、わたしのおともだち?」
「きょうから、わたしのおともだちになるんだね」
「やったぁ」
「へへ」
「もう、ひとりじゃないんだね」
「よろしくね」
「おともだちさん」
姫は御立腹なのです
何故か分かりますか?
お馬鹿さんな召使には分からないでしょうね...篭之鳥 《×××とお人形》
アリサ
最初に注意書き……
ってか、個人的な、すげーどうでも良いこだわりを言わせていただきます!
◇本文に度々『玩具』って言葉が出てくると思うんですけど、
これは『おもちゃ』じゃなくて『がんぐ』って読んであげて下さい!
普段書くのだと『おもちゃ』の方が多いんですけど、コレは雰囲気からして『おもちゃ』では...組立屋 ……江戸時代って言ったら、個人的には吉原の花魁とかが出てくる! 花魁の服、綺麗じゃね?…………
アリサ
あら、お客様かしら?
ようこそ、いらっしゃいませ。
私と踊りましょう?
一人では踊れないもの。
私は絡繰仕掛けの操り人形。
あら、不思議そうな顔をするのね。
私が人間に見えるって?
そりゃあ、私は最高傑作の人形だもの。
糸を引くとね、笑いながら踊るの。
私自身の足は作り物だけど、とっても上手に踊るの...【勝手小説】絡繰賛歌【mayuko様オリジナル】
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さぁ
今夜も始めましょうか
ほら
楽しいお遊戯の時間ですよ?
ねぇ、今夜はどんな羞恥を下さるの?
服は飽きちゃったわ
もう、何回脱ぎ着したことか
ほら
動物なんてどぉう?
人間の言葉も分からぬ馬鹿に成り下がり、堕ち、尻尾だけ振っている動物に...エーヤ ……何か、全体的にこの歌はエロスで溢れている!…………
アリサ
ねぇ
私と踊ってくださいます?
私を踊らすのではありませんよ
私と踊るのです
どうですか?
私は絡繰
作られた存在
真っ白な冷たい肌
それを覆うのはとっても小さいお洋服
フリフリがいっぱいなの...絡繰賛歌 ……今日から5月だねー 部屋のカレンダーを捲ったら、ウェディング姿の秀●と明●がいたよー…………
アリサ
ガチャ…
オギャー…オギャー…
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あれから14年の月日が経った。僕は今この手紙を僕だけのために書いている。
結局6人のレンは僕の中でしっかり生きていた。
小さい頃は無邪気だった僕。なんにでも興味を持ち、受け入れていった。...僕―7番目の僕⑦―
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ガチャ…
「あなたは歌っていないのですね…」
僕は扉を開けて、周りを一通り見渡した。この部屋はまるで病室のように真っ白で、とても静かだった。そして、この部屋の唯一の家具であるベットに座っている僕よりかなり年上に見える青年に僕は言った。
ここに来るまで5人のレンとあってきた。部屋にいたのは1人ずつで皆...僕―7番目の僕⑥―
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ガチャ…
コンッ
…バッターン
「その辺散らかってるから気をつけたほうがいいよ。」
そんな、転んでから言われたって…
僕は部屋に入るなり転がっていた空き瓶に足を取られうつ伏せに、盛大に転んでしまっていた。そして、寝転がっている僕を見下ろすように立っている、この部屋の…たぶん主。
「そう、僕もレンだよ...僕―7番目の僕⑤―
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ガチャ…
僕は次の部屋に入ったとたんに瞬きした。なぜなら、次の部屋は色で溢れていたからだ。構造は1番目のレンの部屋と大して変わらないのに、壁や床は極彩に塗り固められていた。花瓶に活けられた薔薇なんかは花びらの一枚一枚の色が違った。そして、部屋の中央には丸い机と2脚の椅子。そしてその片方には眼鏡をかけ...僕―7番目の僕④―
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ガチャ…
グワ~ン、パーパー、ブロロロロ…
3番目の部屋の中はとてもうるさかった。部屋の外から車のクラクションや電車の騒音が響いてきた。僕は思わず耳を塞いだ。そのくらいうるさかったのだ。耳は塞いだまま僕は部屋を見回す今までの部屋と違いこの部屋には窓があった。外の景色から見てここは地上よりも少し高いと...僕―7番目の僕③―
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ガチャ…
僕は勢いよく部屋に飛び込んできた。さっきのレンは消えてしまった。彼は幽霊だったのだろうかそう考えるとゾッとする。
僕は落ち着こうと深呼吸をして、今入って来た部屋を見回した。しかし、ここは部屋なのか?そうこの部屋は、さっきのレンの部屋と違って、なんというか…歪んでいた……所々部屋には穴が開き...僕―7番目の僕②―
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ガチャ…
僕は漆黒の扉を開き中に入る。部屋の中は白と黒に固められている。今僕が入ってきた扉も真っ黒だったが、天井は白、丸い机は黒、壁は白で2脚の椅子は黒と何もかもが白と黒だった。そして、その椅子の1脚には歌を歌っている少年が座っていた。
「いらっしゃい、僕。僕の名前はレン。」
少年はレンと名乗り僕に...僕―7番目の僕①―
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例え、堕落だろうと―――
何時か、全て昇ろう―――
走れ、走れ、約束を果たす為に。想いを届ける為に。例えその道程で誰を刈り取ろうと、構いはしない。
この想いよ、どうか流れてくれ。例え、それが誰を忘れる事になろうとも。
今すぐに行くわ。永久の道程だって駆け抜けて、貴方の元へと辿り着くの。
貴女は諦めな...【勝手小説】手毬歌・3 心中二人【mayuko様オリジナル】
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愛しい人、恋しい貴女と呼んだところで届きません。
今となっては遠い姿を求めても、それは微かな幻影と消えていきます。
死に損ねてしまったこの身は生に執着し、いくら問い焦がれても死ねないのです。
黄泉路を照らす篝火は、何処にいってしまったのでしょう。
あれはいつかの冬の日の事。永久を誓った約束を、あの手...【勝手小説】手毬歌・2 間夫蓮【mayuko様オリジナル】
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永久に忘れ得ぬ約束を。
叶わずのコトバと知っても、諦めないから。
日が沈んだのは何時の事でありましょうか。
気付けば、私のいる世界は闇に包まれておりました。
待ってはおりますが、ここは果ての国なのです。
今となっては遠くなった彼の人の姿を捜せど、塗り潰された闇の中にはその欠片すらありません。
何時に...【勝手小説】手毬歌・1 遊女凛
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