タグ「初音ミク」のついた投稿作品一覧(26)
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G(ray) Scale
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顔を上げて 君と目が合った時から
色が無かった グレースケールな世界だ
角のついた 手で君を引っ張って
光の束を探した
雨上がりにも 焼けた空にも
僕らは混ざらなくって
花枯れ時の 滑る雫に
君だけが反射している気がした
灰色空の 間隙から零れる
一筋の光よ...G(ray) Scale
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息苦しい世界 傷つかない理由探して
幸せを選べないのは 僕のためにならないって
君が教えてくれたから 僕はまだ息をして
君と歩きたいと願った
ねえ ねえ 僕はどうしたら
君みたいに道を照らせるの?
夜空の 星の瞬きに
心臓が気付いてしまった
君がパッパッパッとさ くしゃくしゃと笑うから
僕の歩く道が...一等星
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一等星
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I DO NOT
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I do not like it.
あーどいつもこいつもバカばっか 神様ブッタパッパラパ
あーだこーだの無責任理想論者はお帰りくださいな
そんじゃあ勝算はないよ 不適切ほら謝罪よ
二つ耳が痛いイタイタイタタタイ!
I do not hate you.
そう愛風と暴言厨
嫌いライライ言うの あんたのた...I DO NOT
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海に溶けて
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さざ波に溶ける独り言 降りしきる雪に冷めた水面が
ゆらゆら寄せ返すだけ
見上げて指切りは追憶 変わらない景色変わる思い乗せ
祈りを飛ばした
いつかの雪の日 海と鳴くギター
一つ手の鳴る石階段 またねの
さよなら
ねえまだ このまま遠い
遠い夢にいるの? 思い出が雪と溶けてく
ねえまた 音が一つ消え...海に溶けて
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月と一人
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雲霞の夜 君を連れ去る月影
ただずっと そうずっと 眺めていた
雲霞の空 秋深き夜に面影
まだずっと そうずっと 思い続け
熱恋し帰り道 深雪に止まりて
物憂くに思い 背向くもおらず
涙に浮かぶ 君との日々
どうして どうしても 捨てきれないまま
君の嘆きの歌を そう何度も 何度も
遠い 遠い 夜...月と一人
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8月伸びる影が いつの間にか一人
ゆらゆら揺れていてさ
寂れた独り言が 暑さにかき消されて
もう届かないなら
どうしようもないや いないなら
幼い二人の世界が 突然壊れてさ
置いてかれた
あの夏の匂いや景色が 呪いになっていってさ
もう花も散るなら 忘れられるかな
意味のない手を伸ばした...クチナシに花束
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クチナシに花束
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長い長い時間 光回る舞台に 脳内トリップ
甘い甘い思案 代わり変わる芝居と 落ちてゆく
愛を曖昧に ありきたりに 並べ隠して
「理想的でしょ」なんて笑って
大体で おまじないで 言葉流して
正当防衛だって ああもういいよ
暗い暗い部屋の 中で一人膨らむ 愛憎表現
淡い淡い期待 すらも変わる誰かに 零...理想的レプリカ
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理想的レプリカ
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朝になる 夏影揺れる
君が待つ さざめきとホーム
バカの実直 君の虚構
欠けたもの同士
昨日今日も 依存症
茜に伸びる影捕らえ
打ち上げ花火なんて 見ないで二人閉じ込めて
光手を零れ いつかの君との日々も
タイムオーバー
夜に告ぐ 夏風流る...嘘つき、花咲き、無人駅
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嘘つき、花咲き、無人駅
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安めの切符片手に 2両列車で愚者は向かう
嘘まみれの三年 四畳半の無人駅
ただ君に会いに来たんだ
ただ君に会いに来たんだ
歪んでった 偽物の僕の
つまらない嘘たちに 君よ気づいてくれよ
凍えていた 朝の煙霞む
君の瞳目を背け
紛いを見る誰かの 金でも奪って生きていく
そんな僕だけ一人ベンチ座る無人駅...詐欺師、嘘つき、無人駅
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詐欺師、嘘つき、無人駅
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解
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午前零時今日もまた 憂鬱は問いを投げる
劣等感毒籠る部屋 もう逃げるしかなくて
分断された希望 私の悲観的演繹法
雨を乞う 影を追う 街路灯背に バカみたいな話さ
私を見下した世界でも 人差し指なぞる先でも
青の底でも闇夜でも いつかの光は星とかじゃなくて
掴んだこと覚えてたって 音もなく零れてい...解
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怖い話
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喚きの止まぬ街だった
今日も神どもは 振りかざす
正義に殴られ赤に染まる視界惑い追われゆく
僕は罪人なのだろか
感情惨状 生きた神など バカみたいだな
ご都合主義の戯言が毒となり 侵されゆく
明日もまた神は見下しているから
この命は誰のためにある?
誰でもない 誰でもない
バカバカしい間違い探し...怖い話
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空空
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あーやだ 空白だらけの 手紙に映された 軽い言葉にさ
もうやだ ただの紙切れにも コーヒーカップにも 僕はいないし
むなしく響く 僕のからから 鳴るだけの心
誰かの感情も ふさわしい言葉も もう分からないからだから
風に揺れる木々も 暗闇凪ぐ海も 淡く光る月も 星空も
流れる雲も 雨散る音も 愛...空空
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灰と雲
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雲凪ぐ空 花で飾る君の 名前を呼ぶよ
見上げた天は 変わらずに
君は白を 背に微笑む
流れる歌に 馴染み声
あの日見てた 桜の花踊る
伸ばした 手のひら
天使よ 心地良い夢を
歌の名も 人の愛も
僕も花も色も 手にあるから
白に靡く 空に溶ける...灰と雲