下弦の投稿作品一覧
-
立ち尽くして見上げた 午後2時の空は
やけに眩しい青で 見透かされそうで
「自由なんて綺麗で不自由じゃないか」
吐き捨てた不安 でも揺らがない心
溺れて 沈んだ夏へ さよならさ
何処かの一部にだって なりたくない
I just break through the sky.
今は僕が僕のままで...BREAK THROUGH
-
藍い風に吹かれて 君の影と寄り添う
まるで映画のワンシーンみたいに
そんな淡い時間は刹那だから
余計な夢が胸を刺した
くだらない訳で隠すように
笑って誤魔化しても
お見通しみたい
夏の幕が下りてく
また独りぼっちだけれど
忘れることはないよ...リコリス- lycoris -
-
「I」それは私を示すもの
「cry」それは君のお得意のmagic(すべ)
深い濃霧の中 寂しげにcherry
「---」二人ぼっちで強く繋げてよ
ここでは何もかも
間違いだらけなの
答えを合わせても
×ばかり
それならもういっそ
間違いそれでいい...サイハテノアイ
-
青い地球の海でまた
一人 声も上げられず
泣いて泣き疲れたまま
眠る君へと謳う
意味とか理由に縛られては
正解ばかりを求めてた
いつしか壊れていた心に
自分ですらも気付かなくて
終わりだけを望むように描いてた結末
それは...きっとそれは...Dear Heart
-
風が爽やかに夏の朝を運ぶ
にやけた顔のままで いつもの自転車に乗る
急な坂道を駆け上がる頃には
心も加速する 早く会いたい ねぇ
コバルトブルーの世界
二人だけ置き去りに
妄想してしまう
「いつでも好きなの。」
きっと理由なんて
見つからないくらいに...トキメクヒカリ
-
5月の夜風に吹かれ 見つめる横顔は
愛しさを滲ませている君で
その瞳には映り込めない
無邪気に笑う この物語のヒロインが
呼びかける声 響いた時には
ひとりぼっちだったんだ
気付いてほしくはないけど 気付いてほしいよ
そんな矛盾ですら正せないくらい 届かない距離
きっと夢から醒めてもまだ 夢を見続け...スピカ
-
たったひとつの嘘が
私に笑いかける
感覚論感情論など
もはや不必要
泣いて終わりを請うの
形を壊してゆく
異常解とセンテンスばかり
並べ酔いしれた
ストックされてた奴が
私に嘲笑いかける...Heart Breaker
-
キラメク夏の日差し浴びて
ユラメク髪を撫でる君に
トキメク夢のような恋を
ずっとlove you love you love you!!
シークレットにしては近すぎる距離だから
思わず飛び込んでしまいそうなの
透けるような青空 溶けてゆくアイスみたい
構わずおいでよと言ってほしいな
いつまでもまっし...ましゅまろしゅしゅ
-
ギター背負って0:00の向こう側へと行こう
静寂が灯る街を抜け出して
霞み出した世界に手を伸ばしたら
きっと子どもには戻れないけど
それでも僕は大人にはなりきれないさ
I'm still in the midway of my dream.
過去に紡いだ言葉たちが
頭の中を征服した
ペン先はすっと ...春色のエチュード
-
さぁ舵を取ったならば
思うがままに
決まりきった現状にstayした夢を
置き去りにしていれば
そのままゲームオーバー そうだろ?
綺麗事に隠す言い訳は
捨ててしまえばいい
自信を持って 胸を張って
きっと叶えられる
どんな困難も抜けて...Hello!! -Brave New World-
-
一人見上げた夜空 霞む視界に光を集める
レンズの向こう側では メッセージを発してるような
宇宙を飾る星彩 何億光年遥かに遠くて
この瞳に映る光が その長い歴史を語った
届かぬような距離で 輝いた夢でも
結び逢えることを 証明をしてくれた
加速度が増す 彗星に乗り
眩しく照らされた あの場所へ
無数の...眠れぬ夜の過ごし方
-
Ah...
余所見をしていた
息苦しいこの世界
炙り出す感情
もう灰になってもいいさ
際限はないんだ
この具現化した痛み
粉々に砕いて
撒き散らすことも許されない
「あぁ画面越しに嗤う」...until
-
いちごかチョコか決められない
優柔不断なワタシでも
キミの甘さ加減
虜になるままに
飽きがこないお気に入りだから
瞳映る度 加速してくハートで
現実をシャットアウトしちゃうくらい見つめているの
...ラブ×ポーション
-
Ah...夜に堕ちてゆくことにも慣れては
身体の中へ染み込む静寂が
一つ二つと ただ痛みに変わっては胸を締め付ける
夢の中でさえリアリティを持って
薄ら笑いの声 ねぇもういいよ
応えられぬ明日が 無理やりこの瞳を開かせ 希望を射し込む
有り触れた歪さを 認めてよと叫び散らす度
伝え方間違えて いつも...Solitude
-
時が止まってしまえと願うほど
心地よい温もりを当たり前と呼んでいた
だけどステージは次へと進むようだ
疎らに映る影揃え おもいっきりさ、高く飛べ
僕等グラデュエーション 最高の日々
噛み締めて踏み出す未来へ
真っ白なキャンバスにほら
ゼロからのスタートライン
パレットにのせた 涙も全部
素敵な色で輝...僕等グラデュエーション
-
アオイ
孤独にさよならを告げ
宛てなきままに降り立つ
何もかも目新しくて
ただ恐れるまま
そんな私に手を差し出した
初めて触れた感覚
それが
無償の愛と知る頃
与えられたぬくもりに泣き...アオイホシに告ぐ想い
-
或る少女は呟いた
「魔法使いになりたい」
この空を飛んで幸せを
ただ連れてゆくんだ
世界中に溢れてる
涙に呪文をかけて
悲しみとそして苦しみを
笑顔に変えるため
戻れない明日へと
希望抱く瞳...奇跡の声
-
生まれた瞬間 それは始まる
僕だけのアーカイブに記されてゆく想い
“ココロヲカイジョシテ”
掛け違えた色も不恰好な等身大の自分も
愛してゆこうか
単純明快な存在証明
全て望むままに吐き散らせ
Do my best!!
期待も不安も痛いの痛いも乗り越えて
最高のエンディングストーリー...クリスタルアーカイブ
-
泡沫の箱庭
冷えた温もりだけ
私を包み込んで
離さない だから
ユメごと揺蕩うの
微か泣いた髪に
口付けを待つ夜
眠り姫になれたら
愛するあなたは
迎えに来てくれる?...眠り姫のエトワール
-
無機質な街 笑う虚像
誰もが求めるまま
正義は犠牲へ 希望は絶望へと
塗り替えられてく
そんな事実にだだ一人
希った叫びなど
意味は無い?
それでも ここで終わらせるつもりはないから
さぁ、廻り続けてる運命が決められる
その前に抗うんだ...終焉のプロローグ
-
【1A】
眠りの浅いことが普通で
自然と思い出したくないことを
勝手に脳がリピートするから
今でも悲劇のヒロイン気取り
【1B】
他人に好かれるように
今日も貼り付けた笑顔で笑って
「痛い、痛いなぁ」って胸の辺りさすれば
また一つ僕が死にました...悲劇のヒロイン症候群
-
白に染まる部屋で一人きりさ
時を刻む音は警告する
「一体何のために そっと息をしてる?」
ならいっそこのまま流れてしまいたい
「一体誰のせいで?」
「絶対僕のせいで。」
とかばっか呟く答えのない迷路
零れ落ちてゆく感情は螺旋
涙が重なったスペクトル
苦く甘い現実...Emotional Drops
-
今年もこの季節が到来
陽気なshowcase 明かりが灯る
赤いマフラー頬を埋め
眺める街は白銀の中
並んで買ったケーキ 急ぎ足の音が響く空
きらきら光る Snowstar
さぁ 今宵どんな夢が降り積もるのでしょうか
ふわふわしてるこの気持ちは
ねぇ きっと誰も同じでしょ 鼓動はリズムへ
はじまる素...Snowstar
-
偶然を越えて
今ここに集う
奏でるよメヌエット
世界を灯し
初めてが溢れては
変わらない景色に
色を持って降り立った
天使がね歌うよ
さぁ僕たちの魔法で
永遠を隠して...四拍子メヌエット
-
名も無き星 謳う背中
眺め悴んだ指先握る
描かれた歴史の欠片に寄り添い
眠る月影
今ならばなれるだろ
この果ての一部 煌いて
蒼で冷やした身体はやがて
宇宙の塵と流れてく
戸惑い その涙も 連れていくよ この先へ
満たしてほしいけれど 空っぽのままでいい...STARDUST
-
青空がよく似合う
はしゃぐその姿 今日も素敵なままで
何度も見ているはずの君をもっと知りたくなる
その声で呼ばれて その熱へと触れる度に
飛行機雲みたいにさ ただ真っ直ぐ向かうから
君に届けたい I love you
ちょっと照れくさいけど素直でいいでしょう?
ねぇ無意識のうちにほら
溢れて止まら...ContraiL
-
本日は特別 とびきりのエスコート
集まった仲間と君を連れ出す
辿りついた この場所で
時を忘れ 楽しみましょ
さぁさ こちらへと
廻りだすメリーゴーランド
世界中が輝くよ
君が生まれた奇跡に
祝福をしよう
いつまでも忘れないで...メリーアンドゴーアラウンド
-
時間を止めれば 君が振り向き笑う
小さなフレーム越しにある光
何度でも残しておきたくて
触れていたシーン 頭の中で巻き戻す
眠そうな晴れの朝も
怒ってた雨の昼も
涙した夜明け前も
二度とない瞬間
あとどれくらいの
君を見つけられるだろう...Photo Frame
-
タイムリミットが近づく
僕らの世界は順調
「やり残したことはないかい?」
「たくさんあるけどもうお終い。」
異常な速度で廻ってる
巻き戻し機能は壊れ
誰にも止める術はない
だからエンディングをはじめよう
当たり前がいつしか 遠く見えなくなって
だけど そんな中で僕らは生きる ...ノン≒フィクション
-
こんなにも不透明 虚ろな瞳が
馬鹿らしいくらいに 綺麗だと思った
静まり返る部屋 上擦った声は
涙を旋律に 一つ一つ吐きだしてゆく
冷たくて、脆い、ほら まるで君みたいだ
細工をし続けた 誤魔化して継ぎ接ぎ
いつの日か解れる それでも笑うことをやめないドール
壊したのは僕で 壊れたのは君で
それを幸...アディントン