タグ「曲募集中」のついた投稿作品一覧(13)
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今宵桜の儚き姿 見れぬは惜しと嘆くのならば
懐かしき日々 想いを馳せて
肩組み交わして 笑おうぞ
綺麗事のたまうばかりと
打ちのめされては立ち上がり
終わりの時を見つめても 結局何も変わらない
今しか此処で出来ぬこと やればいつかは花が咲く
言霊様がおわしますれば 哀しき世情嘆くは無粋
翼広げて飛べ...*花永久に
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指の先からすり抜けてく
あなたの笑顔が眩しすぎて
遠い昔に指切りした
淡い記憶忘れてしまった?
流れていく涙は誰のものかさえ知らず
気付かぬうちに終わってた
一度だけの大事な記憶たち
遠すぎる陽射しは届かないのに
いつの間にか焦がれていた
私が見つめてるものは...*恋をしている
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強い光の残照で 輝く姿に狂おしくなり
ひとつ仕草を追いかけては
翳っていくばかりの感情
その瞳は知らないうちに もう焼かれていた
頬を落ちてくのは なあに?
苦しいだけ 誰にも救えない
焦がれた太陽に 焦がされた
気のせいだと言い聞かせて
告げる暇もくれないままで
気が付いたときには終わってた...*恋なんかじゃ、
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優しい言葉を投げかけた背中は
雨降る夜風にさらわれてしまうの
鮮やかに煌めいて見えていたオリオンさえ
途切れない鈍色に隙間なく覆われてる
たがいに誓い合った未来の約束すら
紙切れただひとつでたやすく解けていく
心臓壊れるまで痛みを感じていた
それでも呆れるほど私は生きてるから
ふたりで選んだお揃いの...*ひとりぼっちのリング
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小指を絡めてキスをして約束
二人の証は左手のリングに
零れてく涙さえ いつの日か薄れていき
鮮やかな思い出が愛しさに変わっていく
抱えた腕の花が私の道を示し
憂いを忘れさせて笑顔に彩ってく
前へと歩き出した背中をそっと押され
紡いだ言葉の数 想いは届いているかな
揺れてる花束 雲間から溢れる
光を集...*promise
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指折り数えて 過ぎていく時間が
カラーの記憶を モノクロに変えるの
涙さえ涸れ果てて 青い空見上げている
君はもういないのに 僕は何故生きているの?
最期のその笑顔が 今では眩しすぎて
どれだけ夢ならばと それでも覚めないまま
願いは毒に変わり 身体を蝕んでく
光を照り付けられ 崩れて消えてしまえた...*残照
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いくつ夜を数え 凍る窓を見たか
きっと知らないでしょう 薄情な人だから
硝子越しの雫に触れ 指の先で撫でてみた
あの夜から気が付いたら 独りきりで過ごしてる
紅が散る 静寂を抱いて あなたはもう此処には来ない
遠くを見詰め陽は昇るけど あなたはもう戻って来ない
ひらり花弁が落ち 終に夢と知って
白が...*紅の華
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一人唇寄せたセピア色のブランデー
叶わない幻想を 胡蝶が哂った
耳触りな足音 微睡みに揺らぐ夢
熱に溶けて消えていく幻のよう
艶やかに過ぎて行く琥珀に瞬く夜を
一人善がりに刻んで
指の先で弄んだ 偽りのアイジョウ
朝日が顔を出せば 噎せ返るような時間に
真紅のルージュ引いて一夜の夢へと
籠の中で舞う...*胡蝶の哀
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休日午前9時 スッキリ目覚めて
朝の光透ける カーテン開けた
爽やかな大地の 息吹が通って
この部屋に季節を満たしていった
いつからだろう いつからかな?
いつものよう 変わり映えしない日々は
気付けば色が褪せて見えていた この景色
笑い方を忘れ ただここにいた
ぼやけていった夢があったことさえ置い...*Colors
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月の夜になびく薄紅色 ひやりと散りゆくこの儚さ
哀れと嘆いた可笑しきこと 焦がれた眼差し流るるうたかた
咲き誇りしは淡い今 雨に濡れては沈んで
ひとひら散り落ちゆき ただつややかに
揺らいだしじまの音に 耳を傾け居れば
儚きものほど嗚呼美しきこと
始まる夢の声 今宵彩る
くらんだ灯火暁色 焦がれた想...*薄紅の
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まあるい世界のまんなかで
今も僕はここで息してる
ましかくな部屋のすみっこで
目を閉じて眠って 僕はまだ生きてる
暗闇探し はじっこに苦しいものを放り投げてさ
何もかも捨て去ってしまえたなら
まあるい世界にはじっこを
作ってくれたなら 独りでも生きれた
光を拒み いつだって優しいものを守ろうとして
...*やさしいせかい
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息を吐いて確かめた 今年もまた寒くなり
他人(ひと)の熱を感じれる 季節が訪れました
遠くで聴こえた 小さな足音
誰かの声さえ 呑み込む静寂の中
見上げた灰色の空 気付けば舞い降りてきた
やさしい冬の妖精 ぬくもりに溶けて
靴の先で追いかける 重ねてきた時間だけ
薄くなった足跡を なぞって忘れないよ...*冬の体温
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真ん中に突き刺した銀の楔を 心まで奪うように沈ませて
手のひらを濡らしてくその雫さえ 救い上げ口付けて飲み込んだ
静寂に響く懇願(ねがい)耳元で繰り返して
幾千もの貴方の言葉より 一度きりの接吻け(くちづけ)を頂戴
抉りだした愛しい温もりを そっと抱き締め眠るから
身体から染み出した愛しい声を 一滴...*サウザント