コウさん

コウさん

kou_mei

書き手になりたい、コウです。

主にボカロ曲の二次創作小説をうpすると思います。

よろしくお願いします。

もっと見る

ピアプロバッジ

フォロー(4)

  • ながおか のぁ
  • 夢木ミト
  • 紅しょう柚、
  • さんみ

フォロワー(4)

  • ながおか のぁ
  • 夢木ミト
  • 紅しょう柚、
  • さんみ

作品に付けられたタグ

イチオシ作品

【二次創作】家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。【後編】

※これは前に投稿した【二次創作】家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。 【前編】の後編です。 前編をご覧になっていない方は先に前編をご覧ください※ その次の日、帰ってきて妻が倒れていた。 「ほら、起きて。今日は血のりとか使ってないんだね。」 「……。」 妻は返事をしない。 おかしい、いつもはここまで死んだふりがしつこくない。 昨日の事を怒っているのだろうか。 「どうしたの。」 妻は反応しない。うつ伏せになったままだ。 まさか。 妻をごろんと転がしてみると、妻は苦しそうに呼吸をしていた。 「おい、大丈夫か!?」 僕はすぐさま救急車を呼んだ。 病院の待合室で、僕はただ妻の無事を祈っていた。 あぁ……僕は一体何をやってるんだ。 仕事が上手くいかないからって、妻に当たるなんて……。 救急車の中で妻に話しかけている時、何故か結婚前の事を思い出していた。 徹夜してあてもなくドライブに行ったり、一緒に旅行に行ったりして、 頻繁に会っていた。 でも、結婚してすぐ、僕は初めて部下を持って、仕事がとても楽しくなった。 家で1人で僕を待つ妻の気持ちを考えていなかった。 何が君は暇だから、だ。 彼女はその《暇》が悲しかったというのに。 それなのにまた一緒に出かけたい、ともいえず、僕が仕事が楽しくなったといえば、 それはいいことだね、と自分のことのように喜んでくれたのに。 妻は僕を笑わせようと死んだふりをして待っていてくれたのに。 実際、彼女が死んだふりをはじめてから《死んだふりについて》のことで 前よりも会話が弾むようになった。 そこまでの努力を妻はしていてくれたのに。 一体、僕は何をしているのだろうか……。 僕が自己嫌悪に陥っていると、白衣を着た医者の男性がやってきた。 「奥さん、大丈夫そうですよ。」 「ほ、本当ですか!?」 「えぇ、ただの貧血だったようです。」 医者の男性がとても優しく微笑み、僕はホッと胸をなでおろした。 「どうも、お騒がせしました。ありがとうございました…!」 「いえいえ、我々はこれが仕事ですからね。」 僕は妻のいる場所へ向かう途中、晴れ渡った気分で決意した。 今度、休みを取って久しぶりに旅行に行こう。 それで結婚前みたいに、一緒に買い物してスイーツを食べて好きなテレビを見るんだ。 大丈夫、部下達も十分に働けるし、休みももらえるさ。 僕は妻のいる部屋をノックして、ドアを開ける。 「さぁ、帰ろう。」 妻の手を引いて、昔のように手をつないで同じスピードで歩いて。 色んな話をして馬鹿みたいな事で笑い合って、家に帰ろう? 家に帰った僕を待ってる妻の演技見ることが。 僕ら二人の愛の形ならば、それはそれでありだろう。 家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。 今日はどんな死に方しているのか。 期待して開けるドア。 《完》

前編に引き続き、お読みいただいてありがとうございます!

感想やアドバイスをいただけると嬉しいです!

ほぼ日Pさんの歌詞などを参考に書かせていただきました。

ちなみに今回の登場人物の僕と妻は、前回の粘着系男子の
僕と君のパラレルワールドの2人です。

実は、お医者さんも同じ人です(笑)

台詞だけなので分かりませんが……。


何かご都合が悪かったら、消去します。

もっとみる

投稿日時 : 2011/10/19 22:45

最近の投稿作品 (4)

まだ誰からも使われていません

何もありません

何もありません

▲TOP