ミチバタの投稿作品一覧
-
幼き日々よ
灯火となり彷徨いゆく
常ならぬ世に縁を求めて
水面に映し出す
ふたつの景色はただ変わらぬ姿
静寂 願うのはふたりきり
遠く霞ゆく背中
心は戸惑いに揺れる
されども伸ばす手は空を切り
するり落ちていく...【初音ミク】暁月夜 歌詞
-
瞳に映る 無数の影が
塗りつぶされてすれ違う雑踏に
取り残された除け者たちの
視界の隅でただひとり泣いていたんだ
そう
遠すぎた理想を追って
近すぎた現実を忘れて
頭の中鳴り止まないノイズ
ネオンライト見上げて耳を塞いだ
いつか見ていたあの日のままの姿の...【初音ミク】ノイズ 歌詞
-
ひらり舞い落ちた薄氷の心 夢桜よ
ふたり寄り添い見渡せば月夜 水面に照る
はらり滑り落ちる髪をそっと梳かしたら
君を染め上げる季節に 想い消え惑うの
仰ぎ見る泡沫の景色
ひとり佇み待つ 夜風に揺れて
辿る 君の言の葉ひとつ
零れる雨露に濡れてく
揺れる想いはしとやかに 心蝕みゆく
降れる花時雨 たま...【初音ミク】夢桜 歌詞
-
ゆらゆらゆら ゆらめく 君は陽炎
あの風が吹いて 僕に見せる悪戯な微笑み
微かな輪郭なぞる 指先から
醒めない夢 微睡みから連れ出して
繰り返される時間 同じ過去の場所で通り過ぎてゆく
「戸惑いなんて全部嘘だよ。」
となりで君がそう呟いた
ひらひら 踊る君の姿見てる
紅く降る夕日纏い 見せた悲しげな...【初音ミク】陽炎 歌詞
-
焼き付いた記憶の中すべて愛しかった
もう忘れることすらできないなんてひどい罰ね
「貴方、私に触れていて お願い」
夏風が舞う 一人きりで 朝を待った
伽藍堂のホームに立つ 私の心のよう
不意に当てどなく夜を彷徨って
やめてよ そんな目で見ないで
私は裏切らない
想いは断ち切られたまま 夜を抜け朝が来...【初音ミク】ホウセンカ 歌詞
-
あの娘が言ったっけ
この世界は全て 裏表の反対
そう そんな現実で
普通の感覚が不通になっていて
擦り切れた愛は見ようもない
強がって強がって探してたけど
僕の視界は既に曇ってしまってた
悲しみの行く先がどこにあるのか
どうにもさ わかんない
そんな気分はdaze...【鏡音リン】僕は夕焼けの街を歩く 歌詞
-
モノクロームの風景 二人檻の中で
落ちた涙の跡 そこに君は何を見るのかな
ひとつだけ ただひとつだけ
求めることの意味なんてどうせわかりゃしないんだ
部屋の隅で震えているまま
見透かされないように君を待つから
ああ 音が慟哭を連れてきて
色は透明の私染める
窓の外の黒と閉ざされた光の
ふたつの世界曖...【初音ミク】音色 歌詞
-
波間に流れ 揺蕩う闇に
濁った瞳を溶かして
届かぬ想い 遠く投げ捨て
静寂の中に微睡む
消して 全て委ねて
遠く響く音(こえ)が呼ぶ
水面に映る ひとひら
ゆらり沈む
【初音ミク】揺れる 歌詞
-
手と手を重ねたその日
色褪せていくほどの時が過ぎ去って
今この星空の中
あなたがいないなんて
光る街を背に歩き出した
あなたの跡を追いかけて 行く先は
あの風が凪いだ空を目がけて 投げ出した感情を
交わることのない境界で 紡がれた言葉
「おとぎ話はここでおしまい。」
星屑に乗って 向こうの世界で見つ...【初音ミク】流星 歌詞
-
雨上がり ふと空を見上げて
切れ間から射す光を眺める
水たまり 飛沫はねる音 並んだ二つ影
「今日は星が見えるかもね」
呟くと君は笑うよ
今夜朝まで水平線を辿って
とめどなく溢れ出る想いを全部伝えよう
空の向こう 瞬く星が遠く見えても
手が届くような気がした
どれくらいの時が過ぎ去って...水平線を辿る 歌詞
-
突き抜けた音 それは青天の霹靂
青い日々は終わりを告げていった
そこに残されたのはいつもと変わらない日常
少しのまやかしだ
パラレル旅して 遊覧飛行中
あの日覚えてた キミの姿だけが見えないよ
後悔ひとしずく
光照らす街 ひとり歩く
ふと見上げた あの星空が
すぐ滲んで見えなくなってしまう...【初音ミク】パラレル 歌詞
-
世界が閉じた箱庭の中で
ふと聴こえたその言葉
示した道の向こう
遥か視界の中に遠く見えた
記憶の描線と色褪せたキャンバス抱いて
掴み損ねたその感覚を
瞼の裏 君の姿 探して
今 この指の感触をなぞらせて
繋げたモノの温度を確かめたいだけ
揺れる心の音が消える前に...【初音ミク】クオリア 歌詞
-
桜舞い落ちる そよぐ風 ふたつ髪なびく
てのひらひとつわたしの居場所
吹けば飛ぶような 期待と裏表の感情と
「このままそばにいてほしいの。」
慣れたしぐさで流した言葉が心を締め付ける
変わらない想いは胸に秘めて 遥か彼方先まで
まどろむ視界の中 捉えた幽かな顔
この気持ち 向かう先はどこに?
あどけ...【初音ミク】てのひらひとつ 歌詞