みちのくみつお

ネットワークの中のシグナルを受け止めて
自分の中で起こる化学反応
口から取り込む言葉と
視覚を刺激するドットたち
どれだけ吸い込んでも終わりはないけど
僕の中でどれだけ僕に染まるのかな
好きなものだけ変換してくよ
そして新たに生み出す
この感情をむき出しに思いのままに歌うよ
モチーフはこの電脳世界さ...

季節ごとに変わっていく
君を景色をとどめておきたいと
願うことは少しわがままかな
少し長い駅の電車待ち
君の姿を探す
変わりゆきすぎた景色の中には
もういない
緑が萌え始めてる
この季節がくると振り返る
いつも隣に感じてた君の...

少しだけの思い出と
不確かな希望と
持てるだけの荷物抱え
ここまでを歩いていた
こぼしてた荷物の数だけ
涙は足元濡らしていくけれど
微かな月明かり降り注いでいるから
閉じた瞼の中
いままでの思い出たちが
僕を呼び止めてるよ...

昨日の雨
上がっているはずだけど
今日の空
曇ったまま晴れない空
曇った空は僕の願い
そう 曇ったままの関係
付かず離れずいれば
今のままでいられる
いつか壊れる事なんて
思いもしないね...

生きてたぼくらを
数えてみる
いどれくらいだったかな？
いろんな本読んでも書いてない
この狭い世界に無数にいた
忘れてしまうようなほどに
ちっぽけな存在
思い出したってたいしたことないだろうな
僕ら生まれた時から失敗作
空も飛べなきゃ...

猫の基準は？
犬の基準は？
パンダの基準は一体なんだ？
生態系？
DNA？
白と黒があるからパンダなんだ
なけりゃただのクマだぅ
猫の基準は？
犬の基準は？
パンダの基準は一体何だ？...

今日のことを書きなぐってみる
どうでもいいことが多すぎる日々で
大切なこと忘れてく日々で
やるせないよ
まとまらないままの僕のノート
いつからか増えてった題名のないノート
きっと明日もその先もこの毎日が続いていくんだろ
題名のない日々がどこまでも
それに何か意味をみつけてくの
僕らが歩いた足跡つけて...

暑苦しい地下鉄を抜けて
くたびれた人たちを抜けて
いくえにも染められた自分の色
自分の本当の色はどれなんだろう
おんなじ表情の人がたくさんいるけど
僕の表情も同じ？
自分だけのもののように思っていた世界はずっと無かったんだ
世界があってその中に自分がいたんだ
道が分からなくて迷う自分がいる
ずっと変...

少しだけの希望でもいい
大きな夢ならもっと
持っていれば
何となくだけど叶う気がして
現実にへこむ時もある
いつもずっと前を向けるわけじゃないけど
それでもいつでも明日を夢見ていよう
光が満ちていく・・・
そんな明日はなくても
今日より明るい場所へ...