ねすとの投稿作品一覧
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【A】
初めて彼女ができました
なにしたらいいかわかんないよ
雑誌を買い込み猛勉強
デートってどこに行けばいいの
【B】
今さら聞くのも恥ずかしくて
相談も出来ずひとりドキドキ
ネットをあさって失敗談
探してメモして部屋に貼った...こんなに涙もろくなった覚えはないのに
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【A】
昨日はできなかった
だけど今日はどこか違う
他人気遣う余裕と
小さな「負けるな」言えたんだ
【B】
点数 評価 マルバツ 要らない
指で空に 描く(咲かす) ご褒美
【S】
ちょっとだけ頑張れた日...はなまるの日
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【A】
馬鹿やることが嫌いで
どこか冷めた子どもだった
笑うと負けなあの遊びも
断ってばっかりだったんだ
【B】
でも君になら見せれそうだよ
ほら行くよ? 笑うと負けね
【S】
にらめっこしようか...にらめっこ
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【A】
持ち替えた鞄 点滅街灯
別れた夢を照らしてた
制服の奴と笑っていたよ
僕より見込みがあるのかな
【B】
やっぱり好きだよ 少し惜しいよ
思わず足を止め ネクタイ締め直した
【S】
あの頃は好きだって宣言してばかりで...夢中な日々
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【A】
身長みたくは追い越せない
ぼくら二人の年の差
かかとを浮かした 見上げるキス
嬉しくて情けなかった
【B】
毎日大きくなっているから
すぐ見下ろせるようになる
力も知識も全てキミに
まだ勝てないぼくだけど...背伸び
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【A】
誘われ 始めたサッカー
してない 嘘付く勉強
好きなの ちげえよ恋愛
仲間を探して安心した
あいつはやな奴言われた
そうだね やな奴頷く
知らずに中まで染まった
身体を保護する色になった
【B】...ラットマン
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【A】
枝の壁 ダンボール屋根
刻まれた隊員名
ママにさえ教えていない
ぼくらだけのひみつきち
ランドセル きちに投げ捨て
はじめようパトロール
先生も気づいていない
怪人を見つけるのだ
【B】...秘密既知
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【Aメロ】
頑張れソングが嫌いだった
少しも癒やしちゃくれなかった
転べば笑われ 怪我をしても
自業自得と言われ続けた
【Bメロ】
途中だと誉めてはくれない
挑まないやつと同じ扱い
極めなきゃ認めてくれない
わかっているけど止まらないよ...たきのぼり
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【A】
怪しい雲はどこかへ去った
靴裏以外乾いたアスファルト
じっとり湿る外気と額
ハンドタオルは汗吸い濡れていく
【B】
デートは長い方が良いから
一時間前から待つのさ
時間は要らないとき側に居る
キミとは逆か なんて思う...日焼け
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事件が起きずに暇持て余してる
言うこと全てが正確 と間違い
事件に合わなきゃ探偵ですらない
間違い探して指摘がお仕事
ほらまた書き込まれた
風刺と言うなのただの愚痴
名探偵が言いました
文字の裏で光る どや顔
名探偵が言いました
全て知ったような口調で...名探偵は言いました
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いつものように振る舞うけど
なんとなく伝わるものがある
悲しいことがあったのかな
ため息の回数増えている
人を不幸にするのは簡単
幸せにするのは難しい
キミを笑顔にするためなら
裏金も仕方ないね 笑わせてあげる
snow fantasy 真夏に雪景色
真白な粉雪を向日葵に落とす...snow fantasy
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飛行機雲見つけて外へ飛び出した
人差し指でなぞり この指止まれ
少し楽しくなってきた
走り出しそうな気分さ
Happy Happy Trail
キミが走り出せば風が生まれる
Happy Happy Trail
キミが通るあとは少し笑顔が増えている
何でもないことだって みんな集まれば
魔法みたい 不...Happy Trail
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言い訳ひとつ 許して欲しい
戯れ言とでも 流していいさ
「好き」「恋」「愛」を 億個置いても
ぼくの気持ちは表せなかった
中身を好きになったからこそ
時間をかけてゆっくり育てた
理解されてる 誤解してたよ
キミはぼくをわかっちゃいない
柘榴みたいな 恋が終わった
小さな「好き」が 内側(なか)で暴れ...柘榴な恋
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【A】
ある日出会った神様が
ぼくによく似た神様が
指も五本の神様が
偉そうにぼくに言ったんだ
【B】
新人らしく、失敗恐れずに
プレーして欲しいですね
【A】
神はそこらに溢れてて...新人らしく、失敗恐れずにプレーして欲しいですね
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【A】
いつものように屋上に寝て
腕を目に当て空想タイム
実現しちゃった 次の日みんな
魔法使いになっていた
【B】
空も飛べる 炎出せる
「なんて素敵な世界でしょう」
感極まる少女見つつ
あくびこらえて学校に向かう...あの小説の魔法使いは幸せなんだろうか?
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【A】
メガネみたいに枠を作って
見える景色を世界とした
揺れる光は遠いものだと
見ることすらも遠慮してた
羽があるのは影でわかった
使い方だけ知らないでいた
時間に追われ飛び出していた
呼吸の仕方 知らないまま
【S】...トビウオ記念日
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【A】
特に問題もないクラス
いじめも仲間外れもない
特に噂に疎い君は
気づいてないんだろうね
【B】
君以外知ってるクラスの秘密
私が君を好きだってこと
【S】
優雅な振る舞いを纏う白鳥...swan in classroom
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小説やアニメを見ても
旅をするのは子ども
大人は旅人になれないのか
舗装路はずっと伸びているのに
昔は青空を見るとドキドキした
いまはどうだ? 感想はあるか?
なあ おれが子どもだったとき
クレヨンでなに描いてたっけ?
なあ いま子どもに戻っても
同じものは描けない気がするんだ...おれが子どもだったとき
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月曜日欠けてた礼儀が
火曜日突然身についた
必要になったら覚える
そんな世界に生きていない
静止画のような毎日
成長してるのわからない
僕の今までを一束にして
一気に弾いて見たいんだ
僕の人生をパラパラ漫画
少し止まるは歩くに変わる...パラパラ漫画
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あの日突然に始まった僕の人生は
別れ道ばかりのような気がした
あの日君の手に捕まって道を決めてたら
あんな風に笑顔だったのかな
後悔しないと誓うのは簡単
戻ればいいと悩むから困難
太い幹を選んでいても
隣に花が咲けば羨ましくなる
どんな道を選んでいても
絶対後悔するものなんだ...Way Of Life
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【A】
あのわざマシンは三千円
使えばあのワザ覚えます
時間も苦労も要りません
お金でスキルが身につきます
【B】
そんな便利な世界じゃないから
こんな苦労をしているんだ
【S】
ほんとにちょっとずつだけ進む...わざマシン
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【A】
テレビで今日見た女の子
レギュラーになりたいんだって
毎日練習頑張って
それでも一度もなれなかった
【B】
そこそこにしていたら
なんとなく生きて来れたから
夢なんてなくなって
みんなと同じだったんだ...13才先生
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【S】
今日まごのてを買ってきた
独り言で思い出した
もう痒いって言っても
掻いてくれる君はいない
【A】
見上げるあの部屋暗いまま
慣れていかないといけない
見慣れた月すら見えなくて
薄い影を踏みつけた...今日まごのてを買ってきた
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【S’】
笑顔にさせるよ ほら行くよ
笑化活動開始です
【A】
まれに見る怒りは新鮮で
キュンと来るものがあるんだ
笑顔だけ見れると思ってない
やっぱでも望んじゃうんだ
【B】
「“頑張れ”は嫌い」そこは同感……ってそうじゃなくて...笑化活動
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お友達はたくさんいます
でも愚痴は言えない仲なんです
お仲間ならたくさんいます
本音だって書き込めちゃうんです
聞いて 文面見れば
トゲと毒を含むけど
聞いて 現実ではね
空気は読める方だよ
顔が見えないって素敵だね
思わず本音が出ちゃうのだ...仮装世界
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「ああ、お前か」と声をかけられた。
「久しぶり」と片手をあげる彼は久しぶりに久しぶりを重ねたようなほど久しぶりで、あまりに久しぶりすぎて僕は彼の名前を思え出せないほどだった。
「あれ? もしかして覚えてない? そっか、そうだよな。なんせ小学校以来だからな」
どうやら小学生のころの知り合いらしい。今僕...古本屋にて(非ぼかろ)
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今日告白した 放課後「好き」って
返事は明日と 走って帰った
一人になったら 後悔溺れる
今ごろ私は 笑われているのかな?
これほどまでにあなたのこと
考えた日はなかった
ひどいことばかり浮かぶの
勝手に恨んで涙こぼれた
もしかしたらって 携帯充電
お風呂もトイレも 行けずにぼんやり...告白あと
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あの日の笑顔と今の涙
天平が指した未来を正とした
破れた掠れた短冊を
食べることなく笹と祈り続けた
君が嫌いだと言い張った世界
死ななかったことが一番の本音
希望と期待で膨らんだ夢 食欲が笑顔に負けたんだ
落書きの世界を肯定した 君が追いかけるの知りながら
夢喰いバクが犯した最後の過ち
食べていたら...ll!M
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ちょっと長く話したくなって
雨を降らせてみたんだ
自転車のあなたは舌打ちで
私の隣押し歩く
可愛い傘は小さいから
黒の傘 でもいいの
見た目は二番目で
私の日記は雨の日更新
逆さテルテルがトレードマーク
「雨でごめんね」で始まって...あまおと日記
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闇に一つ目 先に神様
ずいぶん苦しそうですね
まばたきひとつ 時が進んだ
神と私の骨混ざった
あまりに複雑すぎるから
ここからここまで三百文字程度で説明せよ
バラバラな世界を一括り
抜けた感情は見ない振り
僕の中からスライド一枚 あるのかな 出来るのかな
大事なことだけひとまとめ...神様と僕のスライドショー
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どこからか落ちた羽毛が
心に波紋を作った
決まっていつも損な役回り
仕方ないさで武装した
近づくよりも離れないように
それだけ考えて笑った
いつの間にか一人で生きてる気になった
誰も見てないんだなって
どこからか落ちた羽毛が
心に波紋を作った...心に波紋
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初恋なんて可愛いもんじゃない
一目ぼれなんてとんでもない
少しずつ君を知ったから
徐々に引かれていったんだ
一目ぼれだったら良かったななんて
内面に惚れた僕が呟く
僕が君を愛せないのは
君があの人を好きだから
幸せそうな笑顔が好きだよ
大好きだから愛せない...愛せない大好きな人
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メリハリやりがい引き取ります
ただ
なかなか電話が鳴らないです
まだ
あちこち声掛けだるいのです
さあ
鬼さん私と遊びましょう
解答欄を埋め尽くす
時間の跡を見て頂戴
結論:結局わからない...fortune addict
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まぶたの裏 入りまして
さらに進んで 突き当たりに
ひっそり佇む見慣れた会館
“自分史” 入場初体験
少ない展示 見て回ると
好きだった夢たちにあった
ずいぶん大きくなったね
僕を愛しちゃくれないなら
要らないよって嫌ったんだ
やっぱり少し惜しかったなって...夢数
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晴れた寒空 笑う三日月 右下には一番星
近くに見えているのに ほんとは凄く遠いんだ
昨日と似た今日が終わる デジャヴとジャメヴのコイントス
独り言のただいま ストーブがカチチとおかえり
曇らない眼鏡は見えるけど 家の中は真っ暗
久しぶりに帰ろうかな 月と星ほどは離れちゃいないし
毎日忙しいけど ゲー...曇らない眼鏡