飴太の投稿作品一覧
-
今日という日が終わるよ
なんて、
昨日も同じこと言った
これは、幸せなのかな
寂しさからくる熱でしょうか
寒さしのぎに歌いませんか
星の唄がここから溢れていく
白んだ朝に焦がれながら
街灯り 影も素敵な五線譜
明日は何を歌おうかな...夜の唄
-
想像してみてよ
君と僕とで恋愛だったり
ほらこじつけじみた運命だったり
靴紐がほどけたからと
俯いた僕は理由を付けた。
I mine.何処かで聴き覚えのある歌
愛はあるかと聞かれたときに
それはないなと応える為に
Over like million wars.So,
Please make sure...It's show time
-
星の間を指で縫って
作ったのは心に似た象(カタチ)
足りない分を足し合ってた
例えてみればそれは
鼓動の数だけ
近づいてる気が
するのに
まるでそれは異世界(パラレル)のように
誰も応えてはくれない真夏の夜
圧し殺した声で歌い出す...月時雨
-
落差加減もいい具合
愛し方はもう無いし。
氷水は温水へと
けど話し方ももう知らない。
叫び頃だと誰かが云うから
君には背を向けて呟いた。
四角張っても疲れるだけで
片意地張って半端に笑う
同じ世界にいるはずなのに
何がどうして違うかな。...二人思議
-
憂い 戸惑い あたしの眼前で、
惑い 柵 遠慮も知らず泣く。
応え 冷戦 話す場は無し。
落ち目 必至の 攻防の果てには、
君が云ってた台詞がまた
あたしを刺そうとしてる。
照準合わせてもないのに。
悪戯にしても質が悪いね。
零れきったはずだった。
奥歯を噛み締めてしゃくりあげた、...有性加害者
-
そんな目で見ないでよ
綺麗事も埃を被ってる
代わる代わるに変わり
人生を謳歌してみたんだよ
退屈、面倒、利己主義、黙ってて。
不思議なことに息ができたんだ。
覗き穴から影が漏れました。
退屈しのぎに生きてきたんだ。
これっぽっちの僕でさえ生きてこれたんだ。
そんな口は閉じてよ...ヒト感覚
-
埋もれて見えなくなった
甘く熟れた思いは
僕だけが知らないまま
ぬかるんだ地面へと
始まりと終わりが
上手いこと結べなくて
いい加減飽きた君は
アスファルトを鏡に
笑顔の練習をしたよ
笑え、笑え。...飴玉ヒストリー
-
崩れそうだと云う
溢れそうなのだと
我慢して欲しいな
僕の涙腺
走り慣れて 疲れ溜めて
「まだまだ行けるよ。」
冗談じゃない!
壊れそうなのは僕だったんだ。
綻んで消えてしまうはずだった。
笑いかけられると弱かったんだ。...テイク・オフ
-
絡み付く 不規則
音を消す 原則
底が枯れ果てるまで
身を捩り 反抗
宙を駆け 逃亡
抜け殻は諦めて
理(ルール)に従い
抗うこの身に纏う
辛辣を
Run away....Run away
-
ああ、少し涙腺が緩い
落ちたあとも行方知れずで
淋しいなんて云えば
悲しいなんて云えば
きっと君は泣くだろうから
動かない絵筆を放り投げて
真白を保った画用紙を破り捨て
あとに残る濁った水の分だけ
世界が霞む
もう少し、未来のお話...相対性コリレーション
-
失くしたのはどっちかな
僕なのかな
君なのかな
自分主義な僕では
都合良くしか解釈できないよ
「命を懸けて生きたんだ。」
「だから、」
僕にとっての幸せだとしても
きっと どこかで誰かが泣いてた
耳を澄ませるどころか...心懸かり
-
記録として映る景色に
影を当ててみたんだ
改めて見詰めた残像は
僕の寝床を作ったんだ
可愛い気の無い暇潰しに、
どうか、どうか、お付き合い下さい。
窓の外へ身を乗り出して
「今なら飛べると思うんだ。」って
そんな悲しいこと言わないでよ
部屋の中 君を引き込んで...4.10teller
-
「どのくらいで終わろうか?」
ゼンマイ巻いて"キリキリ"キリがないよ
僕の夢の中には
馬(うま)、鹿(しか) バカばっか?
「箱を開く2秒前に、
さっさと驚かしてしまおうぜ。
そしたら次の2秒前、
4秒前に驚かしてやれるだろ?」
化け猫も電柱の薄明かりの下(もと)で踊れるよ
手も足も首も取り合って...寝惚け目パレード
-
錆び付き 火傷
埋もれる 劣等感
「明日晴れるかな」
爛れる 脳内(あたま)
零れる 優越感
「今日は晴れたかな」
見えないくらいがちょうどいいのです
苦しさを繕って 君に居て欲しくて
嘘吐く温水(ぬくみず)が溢れた
固有名詞を叫べばまた始まってしまうから...相対偽善
-
仮定として見てみた
不等式にして繋いだ
「逆夢の心残りとかは
迷子なのです。」なんてね。
コタエは出さずにいた
釣り合わない方程式
「正夢となる悪夢なんかは
とても意地悪なんです。」
「うるさいよ、黙ってて。」
「僕と僕の問題なんだ。」...(仮題)アンダー×アンダー・グラウンド(未完成)
-
塗り固められた嘘に、
毒を上塗りしたら、溶けてた。
僕の前に現れた、
終了ボタンを押し、消えてた。
ありきたりな本当で、僕を騙して欲しかった。
届かないのは、本能が邪魔してるから。
お話は、此処から始まった。
一つ飛ばしに夜を数えながら 夢を見たんだ
僕が教えた嘘も 君が出した答えも
3分半で伝えら...イマチュア ラブ。
-
「君」と「僕」という造語
試しに温めてみた
不等式とは釣り合わない
隠し味 ヤキモチ混ぜた
どうにも理解し難いね
どれくらい待つのかな
半世紀ほど待たされたのに
求め方も知らないのなら
そのままで
傾いた十字路の真ん中で...Lilac
-
枯れ果てる心も
駆逐した感情も
略奪的な愛に消えるの
愛し返して
倍返しにして
圧し殺してみせて
あなた無しじゃ
生きていけもしないこの身体
疎ましくはないの
嗚呼 あなたへの愛が詰まってるのだから...散歌
-
生きていくことへの等式
僕が失くした終止符
どれもこれもを
君が持っているのです
何一つ持たない僕は
「君の為に」を理由に
ありきたりな愛を並べた
数える程の思いを見詰めて
届くか届かないかのギリギリで
雨に打たれて...愛域裏表
-
散り逝く前に と
一つ 折って
乾いた音が
僕の胸を乱す
何処もかしこも
綺麗なんだけど
これからも誇るだろう
薄紅色の季節を漂って
仄かに溶けていくだろう
総ての一欠片を握り締めて...融け桜
-
薄い色した部屋の片隅
小さく 息をする
時々 大きくなるんだ
あぁ、あぁ、僕のこと
覚えてるかな
羽根みたい
風みたい
歩く度 音を立てる
枷みたい
アレみたい...愛色モンタージュ
-
気だるげに「おはよう。」
返ってきたのは気だるげなお返事
愛らしさの欠片が僕を
貫いて逃げる瞬間
白んだ空に息をかけて
伸ばす腕が痺れるくらいに
焦がれた
毎朝起きて気付くんだ
隣にいる君の存在に
小さく小さく丸まって...2人分の内緒
-
追いつかれそうだった
僕が刻んだ足跡に
何も持たずに来たから
失くせるものさえ無いんだよ
寄り添いたいと
願いながら
歩く僕は、また…
独り旅 日記に綴るメッセージ
頼り無さげな筆跡から
零れ出した疑問符...walker
-
一人きりの部屋で
片付けを始めてみた
零れてく あの時間に
なんだろう、前が見えないよ
嘘を吐き合って
意固地になって
悲しくないわけないじゃないか
あなたが纏う
その空気になって 生きたい
おんなじように銀色が...色々、
-
生温さに溺れた
退屈を押し潰そうとして
色々と共に逝く
背負った傷痕残さぬよう
掻き消された
おしまいの唄を
どれだけ唄えば
夜は明けるのかな?
愛の言葉を並べても
二度と重ならない 思い想い...生き止まり
-
綺麗な始まりだと
終わり方も そうなるのかな
素直さに戸惑って
歩き方も 忘れそうだ
僕はもう
帰りたいんだと
拗ねた仕草
価値観に違いが生じ
勘違いが僕の首を絞める
蹲って 溢(こぼ)れそうで...Feeling me
-
いつか 願いさえ
届かなくなる瞬間なんて
これっぽっちも
思っちゃいなかった
春が来る よ。
そろそろ行こうか
淋しいと一言
呟いた声は 溶けて逝った
真冬の名残が僕を殺す
そんな日まで...Come.
-
日々着々と磨り減ってく
可愛げもない突風みたいだ
ふと隙を見せたアイツは
笑うことを やめてしまった
神様が僕を差別する
広さに負けてしまいそうだ
手のひらに残した余韻は
僕と君を繋ぐ最初の手段
カッコ良く ヒーローみたいには
なれないけど...「!」
-
もう終わりかな
心配性な君の為
僕はレールの上を歩いたよ
一つ一つが淋しくて
ペン先はいつしか止まりました
動く身体にしてもらったけれど
そろそろ不要なようです
命が溢れるこの世界
さよならの時に出した答え
振り向いても...僕ボックス
-
譲る気など
最初から持ち合わせちゃいなかった
行こうか 果てっぽい場所まで
鏡の向こう側に
黒く潰された甘い感情
掴もうとしたら
途切れた
「終わりは何処?」
尋ねる君
「懐かしくなったら振り返るんだ」...終点ジェスチャー
-
いつか君に
教えてあげたい音があるんだ
いつか君に
あげるね
最後の手前で
生き残る僕らは
生き永らえたお互いの顔見て
泣くんだ
さよなら、「サヨナラ」 教えてよ
この僕にも意味があるというのなら...僕らが生まれた日
-
プライドの着せ替え
あっちとこっちは僕のもの
窓を開けたら始めてあげる
僕の知らない短所な世界
詰めて、詰めて、詰め詰め詰めて
諦めて?
大好きだよ、大好きだバカ
鏡越しに瞬く
愛してるよ、愛せてるから
僕とにらめっこしてよ...独り予防線
-
僕の昔を知っていますか
僕の音の味を見ますか
もっと僕を、
知り尽くし、見尽くして
宇宙の手前で仔猫が踊る
僕が拒んだ幸福論
お伽噺みたいな幸せ
あの日捲ったら始めるよ
「昔、昔、そのまた昔…………」
僕の鼓動を聴いてみますか...幸せロンリー
-
僕の独りぼっちは
つまらないですか?
とくとくとくとく。
煩いな、
これ、誰の所為?
ねぇ、見てよ。
僕はピエロになんか成れなかった、
人間だろう?そうだとも。
人間なんだ、この僕は。
君達と何ら変わりないというのに、...発見者、君
-
夢も何も、
見えないし無いし
見ないことにしたんです
思いだけが引っかかって
僕の足枷となる
空気を掴む程に無駄なことだと
成りきれないピエロが嘲笑(わら)う
その仮面を剥いで
苦痛に歪ませてみたいよ
来ないでよ、...傍観者、僕