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パラノイア

荒れ果てた部屋殺されたのは
不安定な呼吸か無垢な心か
光も音も色彩すらも
一瞬で消えうせた名もない箱庭


どんな言葉が君を葬ったんだ?
繊細で透明なガラスが割れていく
“幸せの箱”蹴り転がして
君は繰り返す
「どうせ空箱だから」


ただのおとぎ話なら
本を閉じて終わるけど
進もうが止まろうが繰り返す
単調な明日は希望なの?と君は問う


今日もこんな場所で叫んでるんだ枯れるほど
暗闇で塞がれた耳にいつか届くように
強張らせたその手を君が差し出せたら
今度は離さないよここが君の居場所



怯えた瞳で揺れる景色が
僕にも同じ様に映ればいいのに
僕の知ってる暖かい世界が
君にとっても同じ物であって欲しいな


フリルの鎧を脱ぎ捨てて
丸いキャンディを噛み砕き
「甘い世界で心が淘汰される前に」
と言って君は本に火をつけた


君はそんな場所で願ってるんだ「信じたい」と
傷つかない様に廻らせてた過剰な被害妄想(パラノイア)
怖くないよ世界は案外優しくて
君だって自分で思うよりも強いはずさ



前を見据えた君はおとぎ話に手を振った
ウサギの後は追わない飛び込むのは
いつか閉ざした扉の向こう



今日はこんな場所で歌ってるんだ聴こえますか?
光の中で笑う君に寄り添う祝福を
あの日捨てた箱も空っぽなんかじゃないさ
今の君はもう信じる事を知ってるから

閑古鳥と連哀遊戯

「またね」なんてどうせ
笑顔ごと全部嘘で
指切りも僕の事も覚えてないでしょ?

だからもう信じないとあんなに繰り返したのに
ドアの向こうに影みてる
なんかオカシイね

連続する哀しみを終わらせる為の遊戯(ゲーム)
他人(ひと)に期待しない様にいっそ皆殺してしまおう

そしてナイフを手に取ったんだ
だけど最後のチャンスをあげる
誰か一人でも僕に触れたら
遊戯(ゲーム)はお仕舞いそう言ったのに
皆怖がって近寄ってくれない
まあどうせ嘘だけど


吐いて掃いて棄てた捨て台詞
身に覚えのない理不尽?
穴だらけの胸に問いな
どうしてでしょうね?

腹を割って裂いて読めないその内を全部曝け出して
守る気もないならホラ
“指斬り”しようか

存在するその意味を
待つのに耐えかねた遊戯(ゲーム)
籠の中に居たのは
最初から僕だけなんだろ


そんなもんなんだって呟いた
紅(あか)に沈む夕焼けが綺麗で
誰も要らないどうせ独りなら
それが当前の世界にすれば
ホラね、何もオカシイ事は無い
これが願った景色だっけ


最後の一人は君だった
黒い銃を虚ろな目で握り
足元に転がる非理解者を
執拗に執拗に
オーバーキル


触れる余地すら与えない君は
もう何にも期待してなかった
躊躇いも一瞥もくれないで
遠くから僕を撃ち抜いてた

ああ所詮結局は
僕も君の

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