仮面舞踏会の夜に

冷たい雨が打ち付ける窓
映る瞳見つめ
こじつけの愛 手放す誓い
自由という翼

触れ合う手のひらの
空虚な繋がりでも
あたしの足枷を
取り払える気がした

ねえ踊りましょう、夜が明けるまで
纏ったドレスを翻して
秘密に濡れたあたしの形を
綺麗に偽ってくれるなら
何も構わないわ

向き合う唇に
浮かぶ戯言でも
あたしを孤独から
解き放てる気がした


さあ描きましょう、幻の朝を
なぞったその手で消し去るから
ねえ踊りましょう、秘め事のままで
仮面の下 貴方の素顔は
見たくない
ねえ、踊り明かしましょう
夜が明ければどうせ
逃げることなんて出来ないから

Sweet poison

【A】
答えは既に　出ていたと思う
こだまする嗚咽 無茶苦茶に荒れた部屋　

素直な私　君から電話
辛いほど沁みる　優しさは毒だよね
【B】
知っていたけれど　知らないふりした
踏み出す勇気がなく　
【サビ】
両手を指折り数えたくらいじゃ
全然足りないよ　いつまでも

隙間を縫ってく弱気な歩みで
いる価値は認められない

【A】
いきなり襲う　チラつく電灯
密室の空間　やけに馴染んでいるの
【B】
コルクボードに貼る　見切れたツーショット
こんなのしかないから
【サビ】
似たもの同士で微妙な関係
全然分からないよ　気持ちが

迷うより先に進んでいかないと
未来など刻めやしない

ありのままでならどんなにか楽で
その毒も受け入れられたよ

始まる前から終わりを告げてる
だけど恋してよかったよ

Cry by good bye

1人きりには慣れてると思ってた
そう、君がいたときは
だけど本当は苦しくて
寂しさをずっと押し隠してる

いつの間にか君を好きになってた
叶わないと知りながら
それでも、捨てられなくて

いつまでもずっと
君の横で笑っていられる
そんな日が続くことはないと
分かっていたはずでしょ？


『理想』の私をずっと演じ続けた
そう、君といるときは
だけど本当は素直じゃない想いを
ただ隠しただけ

知らず知らず君を求めていたの
「そばにいたい」そう願って
痛みも忘れたままで

出会ったときから
二度と君に会えなくなるような
そんな日がいつか来てしまうと
分かっていたはずでしょ？

なのにねえどうして
もう一度、と思うの…？


忘れられないの
君の声も笑顔も全部
それでももう行かなくちゃ
強がり、言えるうちに

いつまでもずっと
君の横で笑っていられる
そんな日が続くはずがないと
分かっていたんだから

サヨナラ、愛しい人

Fly away

叫んだ言葉は　空に呑まれ消えてく
遠巻きに見てたころと変わらずに
錆びついた鎖　押し付けられる痛み
無くした勇気(つばさ)は何処へ行ったのか

歩く誰もが知らぬ振りをする
出してここから早く…

「願えば叶う」誰かの嘘
嘲笑う心に沈んでいく
冷たく響くその声に負ける前に
今解き放って

飛べない小鳥は　消える定めなんだと
吐き捨てるように言って俯いた
傷付いた羽は　もがれた訳じゃなく
「飛べない」と嘘をついて逃げてたの

いつもここから手を伸ばしていた
出してお願い早く…

「羽ばたけないの？」誰かの声
真実を知る声は重たくて
飛ばないだけと本当は知ってるのに
まだ縛られてる

「願えば叶う」誰かの嘘
嘲笑う心叩き壊して
あの日のように歌声は輝くから
ほら解き放って

今、飛び立つんだ

where is your...

キミの心に続くドアの
鍵見つけたくて
色んな角度から
探し回っているの

見渡した空は
雲一つない青い世界
隠し場所も
見つからないくらい

ああ
止められないほどの
この想い
いつになれば君に届くかな
ねえ
「どうしようか」なんて
あたしには
考えてる暇もない

キミの心の奥まで
一番に辿り着くよ
これだけは
誰にも譲れないの
どんなところにあっても
きっと見つけてみせるよ
だからそれまで
待っていてね


ああ
どんなあたしならば
この夢は叶うのかな？
もうわからないよ
ねえ
他の子と一緒の
キミなんて
絶対許せないのに

零れ落ちた一滴
届かないこの想いを
握った手で拭ったその時に
負けず嫌いなあたしは
初めて気付くの
「探し物」は
すぐそばにあったこと

ずっと忘れていた場所
「探し物」は
飾らないありのままのあたしの
手のなかにあった
もう一度キミに会いに行くよ
待っていて
鍵を開けるその時まで

キミの心に続いている
ドアの向こう側
夢見た世界なんて
笑って言ってみるの

見渡した空に
寄り添った白い雲二つ
まるでキミとあたしみたいだね

追夢

僕を呼ぶ君の声が聞こえたんだ
輝くその瞳(め)が映す想いの色
遠い『いつか』だけ信じている君が
とても眩しくて　僕はただ笑った

君が望んだからこの場所に
生まれてきた
僕は光なくす時まで
いつでも君のそばにいるよ

遠く続く道 たとえつまづいても
君は変わらずに歩き続けるかな
泣きそうなときには 少し手伝うから
どうかもう一度歩き出してほしい

君が望んだからこの場所に
生まれてきた
君のその手が届くまでは
どんなときでもそばにいるよ

君が望んだから僕は今
ここに在るの
だから僕は君を魅せるよ
あの日のように

僕は君が見続けるから
魅せられるの
届かないところじゃないの
諦めないでね 信じてるよ



※「僕」＝「夢」

Change My World

新しい世界を探して
踏み出した　踏切の向こう側へ
退屈すぎる毎日なんて
変えたいの　自分の手で

本当に欲しいものなんて
簡単に手に入らなくて
だけどまだ譲れない想いが
私を突き動かすの

考えて生きていくだけじゃ
つまらない世界だから
嫌なことなら全部
蹴り飛ばして
今すぐに走りだそう

諦めるつもりならないの
この先にどんな未来があっても
ただ生きていく、それだけなら
誰にでもできるでしょう？

考えて生きていくだけじゃ
いつまでも変わらないよ
嘘や言い訳なんて
蹴り飛ばして
思い切り走りだそう

まだ遠いゴールまで
今は走り続けていたいの
いつか届くときだけ
信じている
いつだって笑えるように

beside you

もっと近くで
誰より君の笑顔を見ていたい
そんな願いを
持っていていいですか？

繋ぎ合わせた二人の
手のひらから一粒
転がり落ちた想いの欠片が
道の上跳ねる
太陽を反射して
眩しすぎるくらいに輝いた

少しずつ加速する
君への想いが
少しだけ強くした
君の手握る力を

もっと近くで
誰より君の笑顔を見ていたい
そんな願いを持つのは我が儘かな？
こんな近くにいるのに
まだ足りないの！
繋いだ手離さないでね
側に居たいから

私の心の全て
言葉にしなくたって
君の心に届けばいいのに
右側を歩く
君の横顔みつめ
そんなこと思った帰り道

少しずつ沈んでく
陽が照らす道を
少しだけ足早に
君の隣を歩いた

他の誰より
「君のこと分かっている君以外」
でいたいなんて
思うのはダメかなあ？
こんな近くにいるのに
まだ足りないの！
握った手離したくない
時を止めてしまいたい

君が好きなの
誰より君の笑顔を見ていたい
だからお願い
側に居させてね

Fly away

叫んだ言葉は　空に呑まれ消えてく
遠巻きに見てたころと変わらずに
錆びついた鎖　押し付けられる痛み
無くした勇気(つばさ)は何処へ行ったのか

歩く誰もが知らぬ振りをする
出してここから早く…

「願えば叶う」誰かの嘘
嘲笑う心に沈んでいく
冷たく響くその声に負ける前に
今解き放って

飛べない小鳥は　消える定めなんだと
吐き捨てるように言って俯いた
傷付いた羽は　もがれた訳じゃなく
「飛べない」と嘘をついて逃げてたの

いつもここから手を伸ばしていた
出してお願い早く…

「羽ばたけないの？」誰かの声
真実を知る声は重たくて
飛ばないだけと本当は知ってるのに
まだ縛られてる

「願えば叶う」誰かの嘘
嘲笑う心叩き壊して
あの日のように歌声は輝くから
ほら解き放って

今、飛び立つんだ