まいむ_の投稿作品一覧
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君の音が鳴ったとき 僕は確かにそこにいた
はずだった 気がしてた
君に触れていたこと 僕が笑っていたことも
曖昧に なっていた
そして螺旋階段の最中 時計を落とした
時間を落とした から
僕は何も覚えてないのだろう
君と生きたわずかな時間さえ
カランコロン 音は鳴り止まない
耳に残るあの声みたいだ ...Next world(曲有り)
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既に終わってしまった空
周りには人影などなくて もう
行く宛もなく 荒野をさ迷い歩いていたの
灰色に染まる 私のこの体
全ての生き物 息絶えて
私だけここで 生きている意味は
どこかにいる君を探すためさ
零れ落ちた赤の滴が
腐った花にそっと染み込んだ
もし出会えたら 届けたい言葉があったはずで...gray(/不採用)
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セピア色の夢 色褪せた写真
朽ちた思い出 朽ちた想いで
まだ愛そうとするのだろう
失敗して また愛憎となるのだろう
モノクロ溶けた コルクボードのうえ
溶けたそれさえもかき集めて
何がしたいのだろう
それが何色かすらも分からないまま
何をしようと言うのだろう
一瞬に収まりきらなかった思いが...モノクロメモリーズ(曲有り)
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硝子越しに見た星空 肩寄せ合って
あの日 僕らは星を掴んだはずなのに
いつだって思い詰めた顔の君
笑っていて欲しいって 思ったんだ
無理だと知りながら 思ったんだ
瓶の砕けた破片を撒き散らして
星のようだと笑う君
そんな儚い笑顔の裏に押し込めた
ほんとの君 砕けて
硝子越しに見た星空 肩寄せ合って...空の小瓶
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人前で泣ける君を
僕はただ見つめている
適当な相槌 適当な微笑み
それで良いはず
焼ききれた回路
何処に行っても億の目が光る
ランランと もうリンリンと
鳴らした鈴の音 黒猫呼んだ
人前で笑えること
僕にもうできないこと...泡沫々く。
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その深く奥にある
私守るシェルター
音もない暗闇で
白い色の花束
季節も分からない
届かない光
思いを馳せながら
春かな?晴かな?遥かな
この恋続いてくの
時の波に流されない...Mermaid-the lost blue-(コラボ/不採用)
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キャラメル・ハニー
その甘さを知っているかい?
黄金色のコントラスト
綺麗、に埋もる感情に
包み紙 千切って捨てた
ふやけるような甘さを期待
見もせずに 期待
瞬間の苦味を 知りもしないで
キャラメル・ハニー
その甘さを知っているかい?...BITTER CARAMEL(曲有り)
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そこにあったのは 昔の幻影だったから
だから桜の木探して 私は手を引いた
あの日 ふたり 囁く声
ふたり 秘密 約束 絡めた
いつか 全てを 背負うこと (決め)
桜の 歌う街に 君だけ 残した
後ろ振り向かず 前だけ向こうと決めたから
だから泣いた君 気付かず振りほどき遠くへ
ここで ひとり 待ち...桜の約束(/不採用・曲有り)
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透けた 青い 小枝の先
君のリボン かたく結ぶ
時の揺らぎ 隙間 裂けた
瞳のなか 映る 遥か
僕の声の 森で眠る
過去の僕の 声を聴いた
鼓動 乗せて 伝うメロディー
「ありがとう」の 造花だけが 咲く
おどけ笑う 過去の僕と
全て壊す 今の僕の...カイヤナイトの森(/採用)
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ずっとずたずたの心で泣いていたから
赤い海に溺れて 鈍色の鎖
波に髪が 溶けて消えた
blue 風にさらわれた 追うこともなく
tear 辿り着いたその先で 待ってる
そっと優しく あなたを拭えたならば
黄金色の終末 珊瑚礁に託す
空の奥に 連れていった
blue 伸ばした分だけ 遠くに逃げて
de...blue tear
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向かい風が通り過ぎた
その足音 僕の声
"友達"とか言ってるけど
ほんとうはね 君が好き
いくつの季節が過ぎても
言葉は僕の胸のなか
手を伸ばしたその夕暮れに
想い こぼして...ぼくのはつこい(/不採用)
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道を尋ねられて ふと僕は気づいた
ここで描き続けて 君がいなくなってまだ
帰り道さえ分からずに
それでも筆を握り締めてる
雨が止んでも君はまだ泣き虫で
この夏の空寂しいと泣いている
僕もつられて泣きそうになるけれど
涙堪えてキャンバスに描き出す
指先から零れ空は水玉模様
混ざり混ざってまたこの頬を伝...雨色パレット(/採用)
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いつも通りに ぐるぐる廻る
雑誌眺めて ゲームをして
繰り返すだけ 楽しいけれど
夏休みだし 何処か行こう
今年の夏は ふたりで過ごす
初めて過ごす 最初の夏
言ってみたけど ほんとのところ
何処に行きたいなんてないし…
思うままに 君の手を掴んで走ってく
目的地は夕陽の丘...サマーオレンジ(/不採用)
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鳴らない電話に
何度溜め息をついただろう
寂しい夜更けは
何を溜め 息をついただろう
ねぇ 何処にいますか
ねぇ 何してますか
待ちくたびれた
この寒い手を
暖める影はなくて
扉は開けたまま...ヘヴンズ・ドア
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don't watch us 夜明けまでは
歪んだ契りを交わし合い
blindfold love 動き出した
目隠しの恋に溺れていく
会うべきじゃなかったこと
気付いてる 夜のリアル
彼は彼女のものと
分かってる 分かりたくない
一度きりにしようと
決めていた 壊れた音...blindfold love(/採用)
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水晶の街
影 雪に埋もれ
足跡さえ
降り積もる雪が覆い隠し
あなたの姿はもう見えない
いつの日かまた逢えると
確証などない約束
叶うはずないと
思っているのに
願いは捨てきれなくて...少女水晶(/不採用)