甘菜の投稿作品一覧
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「クオのば~か!!」
私は、ベッドの上にあるクッションを壁に向かって投げた。
「記念日を忘れるなんて、ありえない!!」
私は、半泣きで過去の記憶を頭に浮かべた。
1年前のとある日
『クオ君、私と付き合って!!』
『へっ?』
『私、好きなの!!!』
『えっ、あぁ・・うん良いけど。』
『本当!?』...学生クオミクの日常 ♯1
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グミヤに呼び出しをくらった。
「グミヤ、何?」
「何?じゃないだろ、リンと喧嘩したんだって?」
「なんだ・・・・その事・・・・」
「は~、何で冷たいこと言ったんだよ?」
そりゃ、僕だって分かってた。リンは心配させたくなくて僕に無理して笑ったんだろう。
「僕は、自分に怒ってるんだ。」
「はっ?」
「僕...学生リンレンの日常 ♯1-3
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私は、チラッっと横の部屋を見た。そこにはレースカーテンに映ったレンとグミの姿がある。私は少しハラハラしながら見つめていた。
「グミ・・・・何しに来たんだろう?」
ーまさかっ!!レンの事が・・・好きとか??・・・・いやいやいや、ないない!!!グミには、グミヤという人がいる!!・・・でもな~う~ん・・・...学生リンレンの日常 ♯1-2
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僕は帰りの用意をしながらチラッっとグミヤの方を見た。グミと楽しそうに話している。ソレを見て僕は少し安心した。どうやらあの2人は仲直りしたようだ。
「レ~ンッ!!何、見てるの~?」
「ううん、何でもないよ。」
僕は笑って答えた。リンはちょっと不審な目で僕を見たが何も聞かなかった。
「まっいーやー。レン...学生リンレンの日常 ♯1-1
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ー最悪だ・・・・グミに避けられてる・・・
俺はベットに寝っころがりヘッドホンを耳にあて、天井を見つめた。
「グミヤーー!!」
俺はヘッドホンのせいで母親の声に気が付かなかった。すると、いきなり天井から母の顔に変わった。
「うわっ!!」
俺は、ヘッドホンを外した。
「なっ、なんだよ!?」
「なんだよ!...学生ミヤグミの日常 ♯1-3
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1人、自分の部屋にあたしは閉じこもっていた。今日、グミヤにケガをさせてしまった。
ーどうしよう・・・・・
あたしは、どういう表情でグミヤを見ればいいのか分からず今日は1人で帰ってきてしまった。あたしが、考え込んでいるとドアの叩く音が響いた。
「はい?」
「グミ、入るわよー。」
お母さんは、ニコニコし...学生ミヤグミの日常 ♯1-2
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静かだ・・・・静か・・・
俺の毎日の日課・・・・
ヘッドホンを耳に当てて、音楽を聴きながら寝っころがりながら空を見上げる。
そんな日課もアイツが来ると一気に崩れる。
そして今、そのアイツが走って俺のところに向かっていた。
「グ~ミヤ!!見て見て、テスト90点取ったよ!!!」
「うわっ、ビックリした!...学生ミヤグミの日常 ♯1-1
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大きい空
青い空
なんて広いのだろうか?
私は君に尋ねる
「ねぇ、空までどれくらいの距離があるの?」
君は少し困った顔をして私を見る
少し考えて導いた答えは
「分からない・・・多分、手では掴めない距離」
私は、その答えを聞いた瞬間、大声で笑った
君の頬は少し赤くなった...空
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