玉城ねぐこの投稿作品一覧
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愛した あいつの
イグアナ 苛めて
嘘まで浮かんでる
可笑しな お菓子に
風穴 翳して
キチガイ 気取ってる
こいつを 殺した
さかなの 細胞
尻尾を掴んでる
「それならそうか」と...イ・サニミ
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少女は心に獣を飼う
白い鬣とまっさらな尾
勇ましい姿に相応しい名
呼べば答えて微笑むんだ
小さい部屋に一人きり
膝を抱えて目を瞑る
ようこそ此処は世界の淵
お前に会える唯一の地
美しい鼓動が
背中合わせで震えてんだ...少女は心に獣を飼う
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いつかトレジャー
I am a swimmer
飛び出したきりのフラワー
閉ざしてダーリン
トップシークレット
破ってあげるブックマーク
焦らして点火
舞わしてルンバ
落ち着かないでシルバー
善い子は駄目...見せ掛けリアリティ
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焦げ付いた泡
詰まらない水道
ご機嫌は如何?
囁く果ての果て
そわそわしちゃうわ
新しい予感に
どきどきしてるの
今を生きているよ
でも
ぐるぐるくるくる混ざりあった...明日はいつ来るの?
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背徳にKiss
欲望にTouch
まどろんだSound
躓いてLoop
Platonic love
演じてるGirl
見せ付けてTrue
絶望はFake
背筋からChoice
うなじにもDive...背徳にキッス
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ぱーりらーりらー
たーりだーりらー
手を叩くビーナス
笑ってる 笑ってる
望むエンドレス
とぅーりらーりらー
らーりらーりらー
キュートにラブソング
歌ってる歌ってる
照れ隠しキスをする...ラヴソングカッコカリ
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ありきたりなラヴ・ストーリィに
憧れた末路
きっと今なら言える
『そんなもの最初っからなかったのだ!』
退屈に怯えながら
日々、消費していくだけ
どうか僕の期待を裏切って
最終回、笑い飛ばせ
猫の尻尾、駆け出して恋を真似て鳴く
それは確かに此処にあるよ...ほわたびちゅらっ!
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夏に閉じ込められ
言葉は剥がれて
八月の末の
冷たい夜に
包まれた歌と
気だるい息と
花火の香りと
滴る音と
君が流した涙で
今日も月は綺麗だ...夏に閉じ込められる
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A
君を知らない綺麗な身体のままで
死んでいけたらこれほどの幸せはないでしょう
汚されて汚されても尚君を求めるだなんて
馬鹿げた真似をして晒す恥の甘美な味
B
中途半端な覚悟はもう既に捨て去っていた
君の傍にいたい
S
愛を...I know!
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秘めた白い嘘
潰された罠
残るはひとつ
麗しのワルツ
既存のステップ
思い出せずに
呼吸を真似て
体温を真似て
咲いた花は名前すらも忘れ
ほら今にも溶けて色を見失う...ホワイトワルツ
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ぐるぐるの夢
ささやかな愛
焦げ付いた泡
差し詰め其れが果て
転がる翼
食べる狼
舞う満月
昇る私は歌うだけ
そわそわしちゃう
幸せが待っている...(タイトル未定)
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やがて日は落ちて
「もう終いにしやしゃんせ。」なんて
君が言うものだから
其のオレンジを否定してしまわれたのですか
「仕掛けを外さなきゃ。」
帰路を急ぐ蝙蝠の
成した群れを示す
細い指の先「キラリ。」と
まるで意志を隠してる
隠喩(メタファ)のように思えたのです。...(タイトル未定)
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A
目を塞いだ体温
口を噤んだサイフォン
耳を劈いた爆音
気付いたときにはもうフィクション
B
無様なエロスかき集めて
君はまるで不躾なビーナスだね
汚されない身体で以って
誰彼構わず魅了すんだろう...(タイトル未定)
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アナタの髪は空に棚引いて
まるで在りし日の記憶のようで
不意に口に含むと
苦い煙の味がした
触れれば、微か指に馴染み
さらりと、解けてアナタの肩を覆う
見やれば、微か笑みを浮かべ
くるりと、開いたアナタの瞼
其れが遠く想い出になることを
選んでしまった僕らでした。...【UTAUオリジナル】欠けた鋏の記憶【音魂屋二太郎】
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A
胡散臭い月を見上げては
手紙を端から破ってった
冷たいまんまの詰まんない声
ささやかな噂で満ち足りて
まるで息継ぎをするように
笑顔を作っていた君は
自分の名前の価値すら忘れ
ほら今にも溶けそうだ
B...僕だけのために泣いてくれ
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きらきら輝く音に
心を奪われては
微笑む君の隣で
小さく足踏みでステップ
下回る期待ばかりだね
望みを捨てないことは馬鹿なのかな
でも君の話す未来は
絶対な気がしてならないのです
この薄い胸の高鳴る鼓動を
君の所為に仕立て上げて...名前のない星座
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全てを悟ったかのような
緑の綺麗な瞳でさ
感情の死骸を流しては
ドレスのまんまで泳いでた
君のことが好きでした
覗いた穴が嫌いでさ
蓋をしてみりゃいいけれど
自由が底で舞っていた
あーあ、ため息だ
歌になる前に逃げちまえ...何処に行こう、と君が誘うから
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A
金魚姫、此処においで
赤に塗れたドレスで
微笑む目線で僕を捉えて
嗚呼。金魚姫、今日も綺麗だね
絶え間ない雨の隙間で
縫うように傘を携えて
B
指先に絡む透明な鍵
君にもひとつあげようか...金魚姫
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廃墟
凛と
回る
月と
詰まる
生と
死ぬる
道と
晴れか
雨か...隙間風、吹いた
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伸ばした指の先
光る赤い花の理由は
きっと昨日の夜亡くした
あの愛に似て照らすから
何も知らないままでいたなら
貴方の悲しみすら背負えるくらい
強く、想えていたなら
今頃、その笑顔を捕まえて離さないだろう
秋の夕暮れ、吹いた風に揺られて
心変わりに気付いても...赤い花
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小さな嘘をつきました
小さな傷をつけました
君は笑ったようでした
君は笑ったようでした
僕は許されたくなくて
ただなんとなく本を閉じました
浮かんだ言葉、声にならず
漢字を間違えたようでした
君の姿が消えました
僕は受け入れるつもりでした...来・雷・lay
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朽ちる
果てる
満ちる
消える
見えた
聞いた
触れた
気がした
其れになんて名前をつけよう
其れになんて名前をつけよう...Caling Faling
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明後日には猫も白くなるって
名前もわからない国の人の言葉
信じてる君にお節介を
「嗚呼、なんてはしたなく泣き喚くんだ!」
弦を張り忘れたギターで以って
真理だ宇宙だと歌いたそうですが
実は嘘だけで構成されてます。
「嗚呼、なんて薄っぺらな心なんだ!」
同性愛を軽んじて笑う
悪い人にハンケチを貸す...愉快痛快ラウンダバウト
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扉の鍵は簡素で
ひとつは君の手を擦り抜けて
床にゆっくりと叩き付けられる
欠けた破片、宙を舞わず落ちる
緩い呼吸を繰り返して
眩む涙腺が灯りを消して
窓のカーテンが弱く揺らいだ
冷たい風、横断して還らない
紡ぐ言葉は
もうそろそろ要らないだろう...絶頂シンドローム
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さぁ、目覚めの準備だ
暗い黒い雲は未だ来ない
煌びやかな衣装と薄化粧
微笑む彼女は女神のよう
開いた海、横たわる橋
飲み込んだ言葉→「もういいか」
悪魔が手を招いて曰く
「おともだちになりませんか?」
三角形で跪け
並べ替えてはまた鳴いて...三角形で跪け
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朽ちて
果てて
満ちて
消えた
其れに何と名前をつけようか
見えた
聞いた
触れた
気がした
其れに何と名前をつけようか...朽ちて 果てて
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君が見た 絆(きずな)の在処
消えた夢 咲かない蕾
満ちる潮 遥かな彼方
落ちる夢 いつか会えるさ
そんな妄想
鳥は歌う
波間漂い
鳥は歌う
リフレインして
リフレインして...海鳥リフレイン
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曲がり角 故郷の地(ふるさとのち)
振り返ると言えずにいた
私の想いは飛び出そう
Oh, Yeah
何もかも古錆びた(ふるさびた)街
歪(いびつ)に呼吸を繰り返し
私の気持ちは壊れそう
Uh, la la…...歌舞伎町ラボラトリー(多分SeeU用)
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アナタの髪は空に棚引いて(たなびいて)
まるで在りし日の記憶のようで
不意に口に含むと
苦い煙の味がした
触れれば、微か指に馴染み
さらりと、解けてアナタの肩を覆う
見やれば、微か笑みを浮かべ
くるりと、開いたアナタの瞼
其れが遠く想い出になることを
選んでしまった僕らでした。...(タイトル未定)
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その日はとてもとても
お腹が空いていたので
素敵な偶然目指して
川へ歩いていきました。
その日はとてもとても
綺麗な空が眩しくて
見上げてみなくてもわかるくらい
憂鬱な快晴なんでした。
足元走る紅い鈴の音
導かれるよう目を上げた...【UTAUオリジナル】アネモネの咲く園【波音リツ】
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君は僕の仮面を愛したの
そうなるように仕向けたの
誰にでも愛される仮面は
綺麗に笑みを描いて
素敵な台詞を吐いた
手を差し伸べて
目指すべき場所を説いた
皆は僕の仮面を愛したの
そうなるようなシナリオを書いたの
嗚呼!観てご覧!...(タイトル未定)
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せめてこんな歌、君に聞こえないよう
耳を塞いであげる。優しい体温で
傷を付けるためのナイフで
傷を付けてはただ剥がした
けらけらと又君が笑う。
「嗚呼、ほら、汚い手首が」
それはまるで「きょうき」だという
殺すための手段ではなく
真っ赤に染まったその蓋を
こじ開けて中身が見たいだけ...瘡蓋ラプソディ
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♂・生焼けの香りを辿って
この旅は終わることも無く
♀・お気の毒様!時計は壊れて
果たして正しい時間はどちらに
♂・巡ろうか。甘いお菓子なら
懐を彷徨うばかりさ
♀・失礼なお客様ならば
粉々のカップでもてなすの
♂・底抜けに明るいカラスと
♀・四足の可愛いテーブル...午前3時のティーパーティ
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【UTAUオリジナル】ぼとるこ。【欲音ルコ♀+♂】カラオケ
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悲しいだけの御伽噺
むかし海に落ちた魚
雨にまぎれ見えなくなって
誰も知らない花になる
どうして、まだしがみつくの?
そんなちっぽけな心に
諦めていつかの窓辺
眩しくてそっと目をそらす
『遠くに行かないでよ』
そういうと思った?嘘でした。...ぼとるこ。