いちはるの投稿作品一覧
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(1A)
ひとごみにうばわれる こえはとおく
あのひのそらが やさしくほほをぬらす
さんどめのうそはいま トゲにかわり
くずれるおもいを かくしてはわらった
(1B)
あふれだす ノイズのうた
みみをふさいで きょうにサヨナラ
おくびょうなこころを つつみこむびねつも
おわるころには わすれてしまう...フィクスト(ひらがなver.)
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(1A)
人混みに奪われる 声は遠く
あの日の空が 優しく頬を濡らす
三度目の嘘は今 トゲに変わり
崩れる思いを 隠しては笑った
(1B)
溢れだす ノイズの歌
耳をふさいで 今日にサヨナラ
臆病な心を 包みこむ微熱も
終わるころには 忘れてしまうから...フィクスト(仮タイトル)
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「幼い恋は幼い夢の中で、
君と大人になりたいと思った。
街角が寂しく見えたとき、
それは雨に流されてしまった。
涙は溶けて消える。 願いは届かずに消える。」
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人差し指 つたう雨 落ちる先で はねたリング
水溜まりの 魚たちが 思い運ぶ 優しい
夢を見てる 夢を見てる (ああ)...larme larme
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(1A)
毒の効(き)いた 真っ赤な果実
伏せ目のヴィーナス
気を狂わす ぬるい遊びに
息を逃(のが)した夜更け
(1B)
重ね合う視線
ふたつ目のシンパシー
痛みも酔いに
変わるほど甘やかしてと 手招く...Sistar Holic
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ひとりよがり さえない夜
窓がないて ねむれぬ夜
爪のさきが 冷たい夜
胸の奥が ざわつく夜
ことばにしても つまらないから
だってわたしは 臆病だから
だれの腕のなかでねむるの
虚言がつくるロンリーナイト
今日も知らないわたしがいて
ひとりでいたいと拒むの...ティア
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1A
爪先 はがれたバーミリオン
見つめた午前0時
まだ 画面を迷う指
真昼の 夢はいいこと無しの
終わらぬエンドロール
ねぇ だから会いにきてね
1B
切りすぎた前髪 枕のにおい
ああ 昨日に似た今日の今がすぎない...深海グリーディーガール
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(A)
カミサマが君に与えた奇跡を
大切にずっと 持っててください
君の過去にいる どんな思い出も
良いものであると 思えるくらいに
(B)
すばらしい 出会いが 訪れたら
きっと君は不安定になるでしょう
そのときは ひたすら 愛すること
ふたりの幸せだけまもりましょう...ユニ
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(A)
雨上がりのち 午後は晴れの日
相も変わらず動いている街
僕はといえば 怠(だる)い身体に
揺らめく心は雨模様
(B)
「もう止めた」と嘯(うそぶ)く僕は
辛く腫れた瞳の奥でまだ
夢見てるみたいだ
(S)...daydream
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(A)
造花の匂い 君の体温 優しい嘘
すべてが今も心に擦れて
残ったのは リグレット
(B)
伸ばす手に宙(そら)は掴めず
落ちてゆくたびに光を零した
(S)
ふたりの呼吸を塞ぐことも
鼓動することもないのなら...cobalt blue syndrome
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A
ミルク色の日曜日
重いまぶたを背負って
約束のない朝ほど
空っぽなものはない
パステルホワイトの瓶
未熟なリンゴの匂い
膝抱えて息をする
ひみつだけを持ってる
B...おととい(曲決定)
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A
ほんとの思いを隠すため
また遠まわしに紡ぐこと
意味はよくわからなくても
何も言わずに許してね
秘めてたものほど重すぎて
この口はうまく動かずに
言いきれなくて終わっても
そのまま一緒にいてほしい
B...リリック
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にぎりしめたてが
はなれたあのひに
とまったじかん
まだきみが ―
ひとことにかかるおもみは
きっとさいしょからわかってた
にげみちのつかみかたまで
なれてきたぼくたちのこい
あふれるシュガーポット
ぼくらをのこす...Sugar Pot(ひらがなver.)
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握り締めた手が
離れたあの日に
止まった時間
まだ君が ―
ひとことにかかる重みは
きっと最初からわかってた
逃げ道の掴み方まで
慣れてきた僕たちの恋
溢れるシュガーポット
僕らを残す...Sugar Pot
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大切な言葉から
始まる歌を乗せて
君に恋をした箒星
今、君の元へ・・・
駆け出したら止(や)められなくなるような
愛を君へと届けに行くのさ
ユートピアに憧れた街を越えて
歌を君へと届けに行くのさ
上げた声で渇いた喉に
レモン味の飴を落とす...君に恋した箒星