優羽姫の投稿作品一覧
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A
ため息をついた放課後
押しつけられたプリント丸めて
張りつけたような笑顔
思い出してはまた毒吐いた
B
決めつけられたレールを進む
貴方の操り人形
あたしのためだなんて言うけど
そんな将来(さき)は求めてないから...裏返しエゴイズム
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A
夢覚めて夕月日
陽(ひ)の刻は遠のきて
目をやればそこに
咲きつる花
B
夕映えもせず
秘かに咲く
心憎(にく)し花々
「せめて」とて眺め明かす...夕影草
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あの子さえいなければ
どうしてもあの人欲しくてたまらないの
私には「好きです」と
この声を届ける事さえできないのに
I disappered from your heart.
たくされた短刀(ナイフ)持ち
寄り添い眠るあの人の安らかな寝顔見つめてた
あの人の心の中私じゃなくてあの子が占めてるの
胸が...Princess of foam.
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A
今日もひとつため息が出た
「憂鬱だな」零れた言葉
雲は今日も濁ったような
色に染めてく街の上(うわ)の空
B
傘が弾く雨音耳に溶けて残る
弱まった音に顔上げた the sky is so...
S
まだ止まない雨映す瞳何も見てはいないけど...空と私と…
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A
今日もどこかで救いを求めてる
その声が耳に響くんだ『タスケテ…』
運命なんて宿命なんて
そんなものはただ誤魔化されただけの呪いで
B
与えられた英雄(ヒーロー)なんて肩書き(もの)は
ただの足枷(あしかせ)に成り下がり
望まぬ僥倖(ぎょうこう)はこの身を蝕(むしば)む
そろそろ終わりにしようか ...強制的英雄の苦悩
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A
娯楽に走った情報に
骨の髄まで染まった純真乙女
夢か現かぐらい見分けようか
現実とかいう奴に蹴落とされる前に
B
「大丈夫?」なんて
ガラにもなく心配するわ
だってびっくりよ
ここまで世間知らずだなんて...恋愛リアルトラスター
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A
ふわり…
漂う残り香
はらり…
舞い散るひとひら
B
次から次へと
舞い散るように
空を揺らす
そっとそっと…...碧(あお)
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宵闇の中を ひらり
月影に浮かぶ 相(そう)
心誘い惑わす
碧(あお)く光るその羽根
ゆらり広げ水面に
波紋1つ呼び寄す
To the heart to go anywhere drowning.
I don't know whether it is correct.
It's for good o...夢のような蒼碧(あお)
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A
あの桜が咲いてから
もう幾年が過ぎただろう
B
心があるのならばと
願い詠んだあの日
S
野辺に咲いた墨染め桜
彼の人を悼む心を映し
一夜限りの奇跡と...今宵、京のどこかで
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A
あの桜が咲いてから
もう幾年が過ぎただろう
B
心があるのならばと
願い詠んだあの日
S
野辺に咲いた墨染め桜
彼の人を悼む心を映し
一夜限りの奇跡と...今宵、京のどこかで
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A
いつの頃からだろう
こんなにも懐かしく思えるのは
故郷(あのまち)を出てからね
長い月日が流れていたの
B
ようやく気づいた
時間の流れに今
小さく呟いた
「帰ってみようかな」...故郷(あのまち)で
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足下照らす光さえない
真っ暗な空の道の上を
たった1人で歩んでいくの
もう引き返せないこの道を
つい昨日までは
あなたのそばに
居れたことさえも
昔のことみたいなの
いつか別れるときがくることは
わかっていただけど...空からのラブレター
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A
今日はちょっとオシャレをして
外に出かけに行くの
耳元で揺れるイヤリング
デートの時よりオシャレかもしれないわ
B
待ち合わせ場所で私を待つあの子
どうやらわくわくしていたのは
私だけじゃないみたいね
だってまだ約束の時間には早いわ...がーるずとーく
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A
静かに手招きをして
笑みを浮かべる君
ねぇちょっと待って
どうして其処にいるの?
B
あの日の夜に闇の底へと
姿を消したはずの君が今
僕の目の前に浮かんでる
そうかこれが所謂・・・...Death game
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A
答えを探して
灰色の街をさまよう
黒い雨が
降りしきる中で
B
いったいどれだけ
歩き続けたんだ
振り返ってみても
見つけられないや...空虚な心は今も
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ひとひらの花びらが今
ゆらゆらりゆらゆらりゆれ
その姿月影がほら
目の前に映したよ
露ほどの涙雨今
ぽろぽろりぽろぽろり舞い
花びらと混ざり合い
手を伸ばしたその先の闇へと
消ていったの
君と見たあの夜桜は...涙桜の記憶
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僕の耳に響く乾いた音
訳もなく僕の心を貫く言葉(おと)
僕の体を侵す冷たい雨
容赦なく降り頻る雨の中
僕はひとり立ち尽くしている
静まり返った街
誰もいない廃れた街に
雨の音が鳴り響き
熱のない雫が降り続ける
灰色に染まった空は...響いた音に僕は
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こ・こ・こたつ
こ・こ・こたつ
ぬくぬくぬくぬく
こたつ・つ
冬はこたつでみかんを食べて
ねこと一緒にまるくなる
こ・こ・こたつ
こ・こ・こたつ
ぬくぬくぬくぬく
こたつ・つ...こたつのうた
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あの人の愛だけ
それだけが確かな証(もの)
幼い頃から
たくさん愛してくれた
周りなんか
気にしなくていいんだよって
愛は目に見えないから
時々不安になるの
私にはあの人以外
もう誰もいないから...愛という居場所
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A
かつてこの地で起きた
争い事は今も
人の心に残り
黒い影を落とした
B
長い時間がたっても
消えることのない跡
悲しみに染まる過去
ついぞ知る人もなし...Rainy Day
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A
僕の目に映るは
色の消えたモノクロの世界
見えるものはすべて
つまらないほど単調
B
風が僕の横を駆け抜けて
示すその先 夢か幻か
S
紅に染まった花片に今...Couleur
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なんだか今日は少しだけね
涙が出てきちゃいそう
だけどね意地っ張りな私は
人の前で涙を流したくない
それならいっそのこと全部
忘れてしまえばいいや
ギターをかき鳴らし
好きな歌を歌おう
くよくよしてても
何も変わることがないのだから...歌い続ける理由(わけ)
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ありふれていた いつもと変わらない
毎日の中で見つけた 小さな印
今教室で こうしていられることも
何もかもがすべて もうすぐ終わるの
春になればみんな離れ離れになって
なんだか寂しいね 当たり前なのにね
それぞれの道へと進むためにみんな
頑張っているんだ 未来だって欲しいの
春には校庭の桜 色づき...春、咲きますように。
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S
冬と春の間(あわい)の季節
巡り来たる奇跡
桜天花(さくらてんか)舞い散り見ゆる
そこは夢の桃源郷(とうげんきょう)
A
幼い頃に夢見たのは
幸せな2人の未来
何も知らずに交わしたのは
たどたどしく紡ぐ約束事...桜天花
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いつの間にか
机の引き出しは
あなたからの手紙で
埋め尽くされてた
あなたが私に
手紙をくれるようになった
あの頃からずっと
大切な宝物
「大丈夫?」っていう心配の手紙
メールですんでしまうこんな時代で...手紙-2人の証-
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A
あなたが私に
手紙をくれるようになった
あの頃からずっとずっと
大切な宝物
B
いつの間にか
机の引き出しは
あなたからの手紙で
埋め尽くされてた...手紙-2人の証-
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A
凍えていた
寒い中1人君は
震えていた
泣きそうになりながら
B
淋しい闇の中
1人耳を塞いで
すべてを振り払った
僕に気づきもしないで...Lady dans le sablier
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教室を埋め尽くすノイズ
お気に入りのヘッドホンで
遮ってしまいたいの
根も葉もない戯れ言なんて
当たり前のように蔓延る噂話
好奇心の塊 Ahなんて醜いものなの
耳を塞ぎたくなるほどのノイズ
もうちょっと我慢できないくらい ねぇ
うざいうざいうざいって
吐き出したところで 変わらないや...noises
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つまらない毎日
退屈だって
叫びたくなるの
ねぇ あなたもでしょ?
まわりにある柵(しがらみ)なんて
振り払ってしまえばいい
ノイズだって音楽にかえて
ステージにあがれ
さあ 歌え 踊れ 騒ぐんだ
あたしの歌を聴け あたしの声を聴け...I get you
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むかしむかしのかなしいおはなし
遠い遠いどこかの国の
1人ぼっちのお姫さま
毎日冷たいガラスの城にいた
外は決して太陽のでることのない
夜の世界
彼女に優しいのは
暗闇を照らす月と星だけ
ずっと1人で生きていた
誰かの光を待ちながら...おとぎばなし
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扇を片手に舞う姿浮かぶ月夜に
静かに祈りの舞舞うは1人巫(かんなぎ)
月の光薄く照らすそこは神域
神に捧ぐ心さえも…
遥かな時代(とき)からただ継ぐの祈りひたす ら
かつて舞った者は何を思い祈った?
神に捧ぐ心すべて…
あぁ今日もまたただ祈るの永遠(とわ)に舞う わこの命尽きるまで...久遠神楽
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つまらない毎日
退屈だって
叫びたくなるの
ねぇ あなたもでしょ?
まわりにある柵(しがらみ)なんて
振り払ってしまえばいい
ノイズだって音楽にかえて
ステージにあがれ
さあ 歌え 踊れ 騒ぐんだ
あたしの歌を、声を聴け...I get you
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枯れ葉の 舞う小路(こみち)見つめ
あなたのことを 何度も 思い出すのだって
誰よりも好きだったから
まぶたを 閉じても浮かぶの
あなたのことが 何度も 浮かび消えて浮かぶ
そうあの日は雪が降って 「寒いね」と寄り添いあった
私の心 すり抜けて 笑いかけてくる
もうあなたのことを 忘れてしまいたいの...思い出と呼べたなら
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朧気に 浮かぶ 月が 僕の頬 一筋の涙ほろり零れ落ちた
誰もいないこの丘で 君は静かに眠ってる
僕はただ 君の安らぎを祈ってる
月の見える丘で 僕らめぐり逢い
言葉交わしたことも懐かしい日々となりて今はもう
狂おしい 思い出
朧気に 浮かぶ 君のことを 思い出す たった1人の大切な愛しい人
2人で過...月のくれた…
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艶(あで)やかに 舞う言葉 儚く散る 残像
花吹雪 降り止まず 僕の体 埋めてく
青く 白い 光 放つ 月に そっと 浮かぶ 桜の木
花と なりて 言葉 たちは 僕を 埋めてく(あぁ)
古の 時代より 秘かに 語られるは
言の葉を花へと 変える力 持つ桜の木
常しえに 祈り継ぐ 楽園 今も続き
不可...祈るは桜、降るは言霊