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メタメタメタメタ、メタ。

君と僕との関係で僕が君から得た感情を決めているのは脳で理性で本能でそれを決めているのは電気信号で物理で科学で君を好きだと想う理由は純真で計算で真心で性欲で束縛でその気持ちを生んでいるのは生活の不安で不満足で欲求不満でそんなふうに相対的に存在する君を見て僕は絶対的な恋を誓ったりしてるけど僕をそうさせるのはまぎれもない無意識の僕でそれでいて僕らは自分を決める自分自身がどこかにあると思っていてだからきっと僕は僕の存在理由を君に求めているだけなのかもしれなくてだけど僕が僕であることを決めてくれるのは国でも社会でもましてや僕自身とか君なんかでもなくてきっと他人との関係の中で僕らは自分を見出しているに違いなくてそうだとしたら自分に同一性なんてあるわけがなくてそしたら僕が僕であることや君が君であることに意味がなくなってしまうような気がしてそうしたら僕らはお互いを求めるようなふりをして本当は自分以外の誰かなら誰でもいいんじゃないかってことに気づいた僕は怖くなってそれでも自分の気持ちを理解できずにいて自分が自分の存在に強迫されていることにだって本当は気づいているんだけどそれでも僕の気持ちは変わらなくて普遍性を信じることと自己同一性を信じることの矛盾はとまらなくてその相対性に吐き気を催してもしかしたらこの世界は胡蝶の夢どころか僕の夢でしかないのかもしれないと思ってその一億年来の孤独に泣きそうになって観測者がいなければ世界は存在しないっていうのはただの絶望でしかないんじゃないのかと思えてまばたきするのもはばかられて僕の想像し創造した世界の中で僕は一人立っていて僕にとっての世界以外は世界じゃないんだとしたら僕っていう卑近な意味も社会っていう大義名分も全部同列かつ同格に無駄で無意味であらゆることは意味も意義も意思も意志も意匠もないただの空っぽのおもちゃ箱だから君と僕の世界は壊れて不気味で素朴で囲われているんだけど、それでも僕は君が好きなんだ。

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2013/09/11 16:58

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