しるるの投稿作品一覧
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#4-【A】-【A】-【B】
あなたは「わかってくれればいいよ…」といって、リンを優しく抱きしめる
すると、リンはあなたにしっかりと抱き返してきた
もしかしたら……ほんとに見捨てられるのかと、怖かったのかもしれない
あなたがリンの頭をなでてやる
「リン……なんでこうなったかわかるよね?」
「……うん...まるちえんでぃんぐ#4-【A】-【A】-【B】
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#4-【A】-【A】-【A】
「ど~しようかな~、リンは私のことウザいみたいだし~」
あなたは大人げなく、リンにそう言った
!!!
「そんなこと思ってない!思ってないよ!」
リンは驚いた後、慌てて首を振った
「でも、リンは、私みたいな話のわからない人のところには居たくないんだもんね~?」
「そんなこ...まるちえんでぃんぐ#4-【A】-【A】-【A】
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#3-【B】-【D】
「しょうがないな……あとでちゃんとやるんだよ…」
あなたはリンを再び信用して、そういった
「うん!ありがとう!マスター!」
リンは満面の笑みで部屋から出て行った
その日の夜……
「わーん!おわんないよ~!!」
リンは案の定……自業自得と言えばその通り…
宿題がまったく終わる気配...まるちえんでぃんぐ#3-【B】-【D】
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#3-【B】-【C】
「テレビは諦めて勉強しなさい」
あなたはテレビをみてからじゃ、絶対に間に合わなくなると思い、リンに厳しく言った
「え~、でもそうしたら話題に乗り遅れちゃう…」
「もう…じゃぁ、録画しておいてあげるから…」
「あ、それならいいかな」
そういうとリンは、素直に机に向かった
「マスタ...まるちえんでぃんぐ#3-【B】-【C】
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#3-【A】-【B】
さすがに家出をされるとやばいと思ったあなたは、
「リン、ごめん…私が悪かった」
と、素直に謝った
「……う、うん…私も言いすぎた…ごめんなさい…」
リンも荷物を詰めていた手を止めて、あなたに謝った
リンは、根は素直な子だし、謝ったら謝ってくれると信じていた
「ねぇ、リン…私は、...まるちえんでぃんぐ#3-【A】-【B】
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#3-【A】-【A】
「あっそ…もう好きにすれば!」
あなたはリンに向かってそう言い放った
「え……あ、あぁ!好きにするわよ!私だって、もう大人なんだからね!」
リンは一瞬驚いた顔をしたが、すぐにさっきの怒りの表情に戻る
「どうぞ!どこでも好きなところにいきなさいよ!私は止めないわよ!」
「………」...まるちえんでぃんぐ#3-【A】-【A】
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#2-【B】
「じゃぁ…ちゃんと計画通りにやるのよ…」
あなたはリンを信頼し、リンの部屋を後にすることにした
「うん!…あ、でもその前にテレビ見てからでいい?」
「駄目に決まってるでしょ?!」
「だって~…あのテレビ見ておかないと、学校での話についていけなくなるんだもん」
リンはそういって、部屋を出...まるちえんでぃんぐ#2-【B】
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#2-【A】
あなたは「ぐだぐだ言ってないでやりなさい!!」とリンを一喝した
「……うるさいなぁ」
リンは舌打ちをして、あなたを睨む
「リン!文句あるのなら、きちんとやることやってから言いなさい!」
「うるさい!ちょっと…早く部屋から出ていってよ!!」
リンに体を押される
「駄目よ!リンがちゃんとや...まるちえんでぃんぐ#2-【A】
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#1
あなたは鏡音リンのマスター……兼、保護者です
夏……例年ほど暑くはない…すごしやすい夏………しかし、一つ問題がある…
昼…リンの部屋にて…
「まったく!だから前からいってたでしょ!?夏休みの宿題は早めに終わらせなさいって!!」
「だって~…面倒なんだもん…」
リンはそういってそっぽを向いた
あ...まるちえんでぃんぐ#1
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こんにちは、作者という権力を全力行使している【しるる】です
ちょっと新しい取り組みをしてみようと思います
その名も「アドベンチャー形式」です!(まんま
今回は皆さんが主人公です
このお話はいくつかの分岐点を用意します
皆さんがこっちだ!と思った方をたどって物語を読み進めてください
全ルート4話完結に...まるちえんでぃんぐ#はじめに
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#番外編
【はじめに】
私の作品『初音ミクという名のソフトウェア』を見てくれてありがとうございます
万が一、まだ本編読んでないという方がいらっしゃったら、そちらを先に読んでもらえますと大変嬉しいですww
http://piapro.jp/bookmark/?pid=shiruru_17&view=t...初音ミクという名のソフトウェア#番外編
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#12
私はミクが消えて泣くだけ泣いた後、ミクの形見ともいえるデータを世間に公表した
私を犯人に仕立てて、会社の地位を墜落させようとした、真犯人は私の後輩だった
彼女はライバル会社から買収されていた
つまり、彼女がスパイだったわけだ
わが社のデータを盗み、それをライバル会社で大手企業に自社の企画とし...初音ミクという名のソフトウェア#最終話
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#11
ミクのデータを解析し始めて、早くも5時間がたった
その途中に会社から電話が来たり、インターホンが鳴ったりしていたが、私は一切にかまわずミクのデータを解析していた
「だめ……このままじゃ、間に合わない!」
「マスター!諦めないでください!」
「わかってる!」
私は必死にキーボードを叩き続ける
...初音ミクという名のソフトウェア#11
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#10
ミクがコンピューターウイルスであることが判明し、それは最初から、誰かによって仕組まれたものだった
「あなたは、最初から騙していたのね…」
「…最初はそのつもりでした。けれど…マスターと一緒に生活していく中で、私の中に「もっと一緒にいたい」という気持ちが生まれたのは事実です…」
しかし、自分に...初音ミクという名のソフトウェア#10
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#9
私は会社から、裏切り者のレッテルを張られた
それは絶望に近いものだった
今後、どうしたらいいのかわからなかった
けれど今は…どうしても確かめておかなくてはならないことがあった
「あ、マスター。おかえりなさい。早いですね?」
「…うん」
「…元気ないですね?」
ミクが心配そうに私の顔を見る
「ね...初音ミクという名のソフトウェア#9
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#8
今日、出社すると、なぜかオフィス内のみんなの表情が暗い
そこで私は後輩に何があったのかをたずねると
「先輩…信じていたのに…」
と言われた
「え?」
もちろん、私はなんのことかわからなかった
「昨日の夜…先輩が帰った後に、オフィスのみんなにこんなメールが来たんです」
私は彼女のパソコンをかりて...初音ミクという名のソフトウェア#8
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#7
その日は仕事が手につかなかった
まさか、ただの仕事仲間だと思っていた彼が、私に気を持っていたなんて…
自分の中で整理が出来ない
また、その日の仕事終わりの直前に、ミクは私のパソコンに現れた
私は、「そういえばミクもいなかったんだっけ」と思いだした
もう、昼のことで頭がいっぱいだった
私はミクが...初音ミクという名のソフトウェア#7
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#6
月曜日、私はミクをUSBメモリに移し、いつもより早めに出社した
そして、自分の仕事用のパソコンにUSBメモリを差し込む
USBメモリが読み込まれると、画面の右下に小さくミクがあらわれた
【マスター!見えますか?】
ミクは文字だけで私に話しかけた
会社では声を出さないというのが、約束だったからだ...初音ミクという名のソフトウェア#6
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#5
土曜日…会社はお休み
「マスター、何しているんですか?」
「ん?曲をつくってるの。ミクに歌ってもらおうと思ってね」
「え?!私のために?!」
「うん!」
私はそういうと、昨日、会社で鼻歌を歌ってしまった、あの曲を黙々とつくる
問題は歌詞…歌詞は考えてない…
「マスター!私、今からドキドキします...初音ミクという名のソフトウェア#5
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#4
翌日、会社での昼休み…
私は昨日、一緒に帰った後輩と一緒に食事をとっていた
「先輩!ボーカロイド買いました?」
「え?!」
私はドキッとした
誰にも買ったことを話してなかったからだ
「え…あ、いや…やっぱり、私には無理だと思うわ」
私は嘘をついた
あんな形で手に入れたとも言いづらく、また、まだ...初音ミクという名のソフトウェア#4
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#3
その日の深夜
私は眩しい光で目が覚めた
パソコンの画面が光ってる
「え?パソコンはウイルスにやられて、壊れたはずなのに…」
私は不思議に思いながらも、パソコンの画面に近付いて覗いた
すると、画面にアイコンなどはなく、ライトグリーンの髪をしたツインテールの少女がうつっていた
「なにこれ?」
「な...初音ミクという名のソフトウェア#3
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#2
私は家の近所までやってきた
しかし、いつもの道が工事をしている
私は回り道をしようと、裏路地に入った
【そこの綺麗なおねえさん、これ買わない?】
すると突然、話しかけられた
私が声のする方をみると、感じのいい青年が立って笑っていた
しかし、その笑顔が怖い
「私、急いでますので…」
私はそういっ...初音ミクという名のソフトウェア#2
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#1
私は入社二年目で、去年から一人暮らしをしている
私の勤める企業は、会社の規模自体は大きくはないのだが、大手との商談もそこそこあり、急成長を遂げている最中の企業である
そして、仕事柄、パソコンの知識はそれなりに持っていた
今日…こんなことがあった…
今年、新入社員として入社してきた後輩と、一緒に...初音ミクという名のソフトウェア#1
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【トーク】テトが落ち込んでます…【テト】
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#4
俺は病院のベッドの上の眠っているリンをただ黙ってみていた。
あの後、男性が呼んだ救急車でリンは運ばれた。むろん、それに俺も乗ってきたわけだが、誰も俺の存在に気がついてはいなかった。
ガララッ!
「はぁ…はぁ…リン!!」
病室のドアが開いて、息を切らした母親が入ってきた。
「リン!リン!」
母親...笑顔の理由 #最終話
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#3
次の日曜日、俺たちは約束通りに水族館に行くことになった。
けほっ!けほっ!
リンが玄関先で咳をした。
「おいおい。風邪か?幽霊も風邪ひくんだな。」
俺はリンを少しからかうようにいった。
「そんなこと…けほっ!…ないわよ。」
リンはそう言いつつも、咳をしていた。
「そうか?結構辛そうだぞ?…今日...笑顔の理由 #3
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#2
俺たちは居心地の悪い教室を抜け出して、言われたとおりに職員室へと入った。
「「しつれいしまーす」」
二人の言葉がかぶる。
「いやいや!お前は言わなくてもいいだろ?」
俺はリンに突っ込みをいれる。
しかし、他人から見ると俺が一人で空間に対して突っ込んでいるようにしか見えないだろう。
「おい!鏡音...笑顔の理由 #2
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#1
月曜日…それは俺にとって一週間で最も憂鬱な曜日だ。
そのうえに夏のこのジメジメとした湿気が気に入らない。
しかしながら、俺たち二人はこのくそ暑い中、いつものように口論しながら走っている。
「まったく…リンが遅いからまた遅刻しちまうだろう!」
「ごめんね!思ったより、身支度に時間がかかっちゃって...笑顔の理由 #1
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#あとがき「みんなにありがとう」
こんにちは、しるるです
【みんなでボーカロイド観察(仮)】見てくれてありがとうございます!!
え?みてない?
だったら、そっちを先に見てください!ww
↓
http://piapro.jp/bookmark/?pid=shiruru_17&view=text&fol...みんなでボーカロイド観察(仮)#あとがき
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#30-4「みんな!大好き!」
ライブが終わった後のグミの控室
そこにはグミとカイト達、そしてミクがいた
「みんな!久しぶり!」
ミクが笑顔でそう言った
「ミク姉!!」
「ミクちゃ~ん!!」
リンがミクに飛びついた
それに便乗してリリィも飛びつく
ミクが2人の頭をなでる...みんなでボーカロイド観察(仮)#最終話ー4
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#30-3「みんなの歌姫」
ライブは満員御礼の大盛況
いざ、ライブが始まると大熱狂のファン
カイト達は、グミから最前列のチケットを手配してもらっていたので、最前列でグミを応援していた
リンやレンは汗だくになりながらぴょんぴょん跳ねている
他のみんなも手を振り上げたり、手を振ったりしている
そして、ラ...みんなでボーカロイド観察(仮)#最終話ー3
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#30-2「みんな、あれから」
この寮から、ミクがいなくなってから2年の歳月が流れた
ミクがいなくなった当初は本当に大変だった
リンは部屋に引きこもるようになり、ネルはぼーっとする機会が多くなった
メイコとハクも毎日大量の酒を飲んでいた
他のみんなも気落ちして、沈んでいた
それでも、みんなが立ち直っ...みんなでボーカロイド観察(仮)#最終話ー2
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#30-1「みんなとの別れ」
翌朝、天気は快晴
今日はミクがマスターと共に寮を出る日
寮のみんなは、ちゃんと全員が起きて朝食をミクと一緒にとった
そして、朝食を食べ終わると寮のインターホンが鳴った
それはミクのマスターである彼女がやってきた音だった
しかしその音は、みんなにとって、ミクとの別れが近い...みんなでボーカロイド観察(仮)#最終話ー1
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#29-4「みんなで騒いだ夜」
ミクは昼にレンに言われたとおりに、近所の河原に向かっていた
ドキドキする
男が真剣な顔で夜の河原に呼びだしたのだ…
ドキドキしないはずはない…
それでも、ミクは勇気を出して河原を目指す
目的地に着くと、何やら火の明かりが見える
「あ!ミク様!こっちで~す!」
と、グミ...みんなでボーカロイド観察(仮)#29-4
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#29-3「みんなと…ジレンマ」
翌日…
ミクは明日、マスターと共にこの寮を出る
それはもう決まりだった
なぜなら、それが四年前の約束で、ミクがあのマスターのボカロだから…
その日の昼、ミクがリビングで落ち着きなくうろうろしていた
明日、ここを出る…
ミクはマスターを心待ちにしていた
けれど、ここの...みんなでボーカロイド観察(仮)#29-3