霧音の投稿作品一覧
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空の虚しさにつられて日記を付けてみたんだ
それでも、忘、れなきゃ、ならないことを
思い出しちゃってさ 酔いしれたい 感情に名前を付けたい
意識の裏側で待ってる自分に会いに行きたくて
夢さえも、覚めちゃえば、楽になれると
思ったの その笑顔 もう見せないで
暑いけど寒いそんな感覚で
好きにも嫌いにもな...回送便に君はいない
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秋が来たら 君のことは忘れてしまうだろう
便箋の色彩感とか屋上の静けささえ
もっと、あの時を 振り返ったら消えたくなるだろう
夏風の透明性から星屑の哀愁感さえ
無音が晒した殺風景に誰かの横顔が映るとて
呼吸をしたくなるような世界にいつか出逢えたとて
変わらずにいられるだろうか
舞台が散れば、海の音も...夏空フィーリング
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存在しない宛名を書いて夢で遮ったら
二重の夏雲に愛想が尽きていたことを知る
浮遊する心 感覚のフレーバーで 離れていく
永遠として 見ていたかった
浮かぶ空には描いていた未来は射さず
泣き続けることに慣れて、しまったから
熱を帯びて空を、彩った藍にはもう泣けない
君が逝った時は南西に流れ 風に舞った...夏雲フレーバー
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振り返れば誰もいない 最初から独りだった
遠くから映画の音がする 積み木の音がする 幸せの音がする
ああ悲しみは有限だから そんなに悲しまないで
ああ光も光だから 僕のことなんて知りもしないんだね
初めて誰かを…なんて思ってみても
今の僕の弱さ 悲しみは走り出す…
名前のない負の感情 少しだけ...永遠が降り注ぐ夜に
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見覚えのある夢を見ていた きっと話にもならない夢だ
散々だった心的外傷を君に照らし合わせる 語弊のない世界へ
勿忘草が差す海沿いを うつつの夢から眺めていた
消えかかった心的外傷を波の温度に下げる 雫に言葉を乗せて
色褪せそう、色褪せた夢の中を歩いていた
もう君は振り返らないだろうと 未来が叫ぶ...夢の便
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瞬きをする度に 潮風が寝そべって 駆け足で 時間は流れる
求めてしまうほどに 海岸へ逃げてって 微笑んだ あの日が浮かぶ
「ここから見える景色が好きだから」いつか聞き慣れていた言葉 今はない言葉
悲しくなるほどに青すぎる空へ叫んだ
一人きりの海は、どうも退屈でした。
空中に散った春が 水中に潜っ...シズク
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最終電車を通り越して
聞いた君の声を忘れて
見送る笑顔 過ぎ去る夏 伝う 「拝啓、幸せな晩夏を」
虚ろな目で眺めた秒針を シグナルで遮ったら
八月に悼む
流れ出した色彩感にさらわれる君と夜明け前
...羊を数えている 今日も …境界線に立った僕は
最終電車は去ってった 箱庭の雨へと続いていた...八月、幸せな晩夏を
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私、白い雪じゃなくて虚しい雪がいいの
そう言ってビー玉を転がした 夜明け前 静かで…
「きっと、解れ合う度変わっていくもの」
あなたは言って ビードロを探してた 風が吹く 例えば…
モノクロームに見えた景色もあなたがわらえば 私の居場所になって
三原色が息を吸うような雪を探していても
解れ合う度に ...霧音
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風船を背に ダンスをして
「君の分まで僕は笑っていよう」
なんて言えたらいいのにな、ああまた空になりたいな
静寂へ 謳っている 咲く花火
白く濁った窓ガラスを叩いて消える
歌いたいね 君と一緒に
歌いたいね 君と一緒に
声が枯れても 夏の海をイメージしたら
君も笑ってる 魔法になっちゃった
心地いい...舞台が散れば
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赤く染まった海を彷徨う十秒前
誰かが求めた答えを探しているうちに
飛んでいった紙飛行機は 血に溺れていく
...溺れていく お湯を張りすぎた浴室で
誰が作る? 理想の世界?
形はなくとも言葉で繋がっていた
幸せさえ消したかった
誰もいないことに
きっと慣れてしまっていた
...聞き慣れてる 違和感は...名のない形
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坂道のタイムスリップ 哀愁のミュージック ガラス張りにハロー 心象へ透けていく
水面に風邪薬 呼応して消えた空 寒冷の鈴触れれば 心象へ透けていく
いつからか作られた共感のない世界
暗くなった世界に泣きそうになった
傍観者を気取った誰もが 振り返る仕草で終わる
優しさなんてここにはない
「今日、寒冷...前線、夕闇トンネル
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Eve... 辛いってなんのことだ?
今に始まったことじゃないから
言い切らないで 離さないで
儚く散った桜の花びらを眺めて
忘れ去らないで 嫌わないで
尖った欠片は桜の花びらを傷つける
Eve... 生きるのが怖いのかい?
それはそれは仕方のないことだね
だってそうだろ 生きる手段を身につけてない...Eve
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春が芽吹く花が芽吹く幸せが芽吹く
君は赤い庭の隅で育てていたね
水を上げる息を吸って幸せが咲いた
春に咲いた花の話誰かに言えたら、
落ちる影は月を切って最後を願う
音になった君がふいにいないので
冷めたそれは吹けば枯れて逝った記憶だ
知りもしない 聞けば聞けない 包まれたら...
僕の目にも見えなく...雪に包まれたら
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白い雪に包まれた君が眠りについて
「今日までのこと、すべて忘れましょう」って
忘れて あの日作り上げたものは居場所を
なくして 不安の渦がオルゴールに変わっていく
変わったら 心が消えてなくなって
1 sheep 2 sheep 3 sheep
羊を数えている 海岸線に立った僕は...
1 ...眠りの羊
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最終電車の泣き声がする
願わくば君のその手を貸して
閃光さえすれ違って シャボンの花は伝う水へ逃げる
逃げた、空は無垢な曇り空 君の顔がきっと笑っている
「拝啓、幸せな晩春を」
あれから、僕はいつでも異常者に
なりきって、 描いた無言の
「刺して」
消えそうな朝焼けと重ねたら...
全てが終わってい...夏霧サラウ線香花火
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屋上から見上げた風景 少し笑った君に似ていて 切なく落ちた 夏の勢いに違和
感覚が嘆いている
いないいない どこにもいない
君がいないなら私はいない
星の線 結んだ座標
「ここにいれば、すぐ見つかるね!」
繋がれた線に咲くことはない
君と眺めた夏の大三角
ペンを取る 微睡む花は
また会おうね と、 ...永遠バイバイ
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A1
なんかね 思っていたよりも
箱庭で雨が降り続けているらしい
騒がしいね 鼓膜に直接流れる音 既に迷い続ける世界へ...
A2
もっとね? 願ってみれば
叶わなかったことも増えてしまうけれど
生きてるよね? なんて確認することもなくなってしまうと思うよ...
S1
いつかの思い出も大切なものも全...零の体温とビードロの雨
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A1
ぽつり と落ちる悲しい音
空が落ちた音がした
いつもと違う春の匂い
拝啓、幸せな晩春を
A2
ベージュ 空色 沈む音
何か消えた音がした
いつもと同じ無垢な声
拝啓、幸せな晩春を...スカイファイル
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声が響いた 君の声が響いた
聞こえてるふりをしていたのは僕だけ
夏の憂いも 愁しそうな感覚
明かりもつかない 夜を出掛けたんだ
誰も知らない 柔らかな透明性
星が落ちていく 海を映したんだ
君が描いた 儚い透明性
Ceui not 切って シャッター 曝したら
きっと いいよ see saw 記して...透明性シンドローム
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Aメロ
何回? もう何回? 傾いた感性と
隣同士 隠し通す 僕の裏側に
「普通じゃない」と罵る現実
Bメロ
普通じゃないのはあんたの方だろ
抱えきれない摩擦主義者に追憶の歌を歌って...
配られた手札にジョーカーがいない
通りすがりの自殺志願者に追憶の歌を歌って...
サビ...シグナル
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A1
幻想的な風景
見渡す限りに色のついた
言葉を導いた場所で
始まったばかりの
終らない旅
B1
私こんなに嬉しいなんて
幸せ抱いて
彷徨許して...長旅の軌跡
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A1
陽炎は行く
間違い探しの旅へ
陽炎は逝く
来てしまった「面倒」に
B1
悩んで悩んで
愛してるって言いたい
霧って霧って
ご愁傷様です...陽炎
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Aメロ
傘がない こんな夜に
君がいない こんな冬に
残された時のカケラは
あの景色に溶けたらしい
Aメロ
繋がった あの雰囲気
塞いでみる 雪の音で
冬に咲いた花はいつも
地平線を眺めている...雪の旋律
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A1
あの秋の少し悲しい話
旋律が赤い風になった日
A2
過去の共鳴に濡れた地図は
居場所を失っていくイメージ
A3
君からの相談も僕には
慰めることしかできなかった
A4...君がくれたオルゴール
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A1
誘う氷 少し遅くなっただけだよ
ねぇ透明 少しだけ眠らせて 優しい光で
A2
誘う氷 少し間違えただけだから
ねぇ透明 もう少しここにいたい 優しい光は
B1
何処にいても見つけるよ
信じるってそういうことだから
あの日々が今をさらう...氷
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A1
静寂が
積もる交差点
夕焼けが
染める幻
あと少し
何かが足りない
追い風に
全て委ねて
B1...哀愁の雨
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A1
新しい路線 辿りついた冬の色
戻れない昨日 こぼれ落ちた冷えた音
B1
時間軸と願望 青空と紅の景色
大切な全景に 幻想の幻影が遊泳
C1
もういいよ あの頃に還れない
触れない それでもここにいたい
S1...冷水遊泳
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あの 波音
今 響くの
浮遊する 音楽 共鳴する
朝焼け に浮かぶ 賛美の遊泳
幻想 揺れる 深く
幻想の夜明け
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A1
素直になれない命の欠片 二つに分かれた異界の迷宮
揺れる花に同情の砂 開いた花には憎しみの合図
B1
いいよ開いて? 手に入れられないものなんてないから
いいよ開いて? 見つからないものなんて何もないから
S1
悪意 空中遊泳
偽善 空中遊泳
全景 空中遊泳...空中と遊泳
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Aメロ
白い 音符に 重ねた 心情は
黒い 季節と 軌跡に さらわれたよ
Bメロ
透明不安定 讃美歌の中 消えていった
想い 募って さらわれるの
S
舞って 散って 詩(うた)の中へと
花は 色は 失われる
孤独のホログラムは風に揺れてる...幻
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風に咲く花 目をそらして 四季を感じて また元通り
泣いてばかりの 自分に一つ 芽吹く時間(とき) 過ぎ去る冬
思い出の中で 浮かんだ色彩 香る未来に 揺れる心情
意味なんてない 無理に笑った そしたら 空も笑った
今日の風は 少し重たくて 昨日の荷物 少し吹き飛んだけど
春の桜満開でした 少し笑え...フラッシュ
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途切れてゆく 記憶を覗いて
ありふれた言葉でも待ってるの
この歌に捧げるのは 光じゃない君の色だよ
過去の連鎖 共鳴する 過ちの火 涙で駆けて
目塞いで見えたでしょう 光じゃない君の陰だよ
君の居場所 共振する 蒼の逆流
今君に捧げるのは 善意じゃない君の音だよ
未来の音 聞こえてくる 遥か彼方 今...ジャンヌダルク
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A
世界錯覚状態
曖昧なフラッシュが
空白を連れ戻す
A
淫らなテリトリーを
光るオレンジに戻す
淫乱透くオレンジ
B
行方不明の風が笑った刹那...世界錯覚状態
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風の残り香 海に沈む
ときの残り火 ふわふわ浮いて
悲しい世界に入り込んだ
足跡つけずに彷徨ってる
深い霧の奥に
潜むホログラム
一つのイメージが
君を浄化する
蒼い波が 魅せた調和の音
満天の星たちに 降り注ぐ光...共鳴の霧
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A
感じられない短いメッセージを
希望の灯火と紡いでゆきたい
憎しみは綺麗に流しといたから
悲しいとか 寂しいとか もう言わない
B
腐敗した線路と 海岸で失った 小さな光
あの高層ビルと そばにある樹海から 小さな光
S
簡単にその身を終わらすの...Suicide and a message