Manzanaの投稿作品一覧
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[Aメロ]
すとんと下ろした 気楽なシルエット
ゆるめワンピース そよ風抜けるわ
船が着いたら そこは天国
香るフルーツ 空気に溶けた
[Aメロ]
はじめの一歩は お気にのサンダル
夏の光が 噂を始める
来たよここだよ 合図はハミング
聴いた日差しが 笑ったように輝くの...¡Bienvenida!
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[Aメロ]
青い空 輝く太陽 その下を歩きながら
空が灰色 雲が黒になったら 面白そうだと思う
そしてまた 当たり前のこと 喜んでいる人たち
別次元にいると思い知らされる
[Bメロ]
私の腕に巻きつく 赤白だんだらの紐
背中から生えてるのを想像してた
それは青空より絶対的なリアリティ
私の見た事実 ...種別違和
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[サビ]
今夜だけはいい 倫理はない
心地よい陶酔に身を委ね
良い気分になれた
矛盾には目をつぶろう
[Aメロ]
寂しい部屋で1人 吊るし上げ祭り
何も悪くないんだ それだけ言って
都合いい姿の逆転劇貪っては
敵の事情なんて振り返りもしない...寂しい夜のクソワロタ
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努力するのに意味があると
ドヤ顔決めて語らないで
頑張るなんて大嫌いだよ
大切だから意味になるだけ
思い入れが深いんだねと
分かったように話さないで
別に最初は どうでもよくて
他のことでも 気にしなかった
大事なものを 無理に見つけて
頑張ることに 意味はないでしょ...金環日食
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C案「瘴気」(「昔ついた傷」というコンセプトから一旦離れ、現在自分を襲う憂鬱をどろどろに例えてみたもの。「死刑台に咲く花」をリライトしたイメージ)
[Aメロ]
甲高い声を 人形に聞かせ
浄化できずにあがく それでも正気と言うの?
[Bメロ]
襲い来る粘りから逃げるなど出来もせず
神経の中枢を押さえら...C案「瘴気」
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B案「変態」(A案「ミドロ」と同じモチーフで、ヌメヌメ感より感情描写を優先したもの。タイトルは「異常」という意味と「変身する」という意味をかけたもので、一般的な意味での変態ではない…つもり。他案に「帰りたい」「ジャミラ」など)
[Aメロ]
傷に入り込む悪意は緑青
毒と麻酔埋め込み 二度とは抜けてくれ...B案「変態」
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A案「ミドロ」(おどろおどろしさをテーマに悪趣味全開、ヌメヌメの描写中心)
[Aメロ]
澱んだ視界で コマ送りの景観
切り刻まれた腕の私を 柳が嗤う
[Bメロ]
傷口になだれ込み糸を引くねばつきは
緑青に饐えきった遺骸の膿
神経が腐り落ち蠱毒へと置換され
「私」だと呼ばざるを得ないものとなる
[Cメ...A案「ミドロ」
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2人の仲に 水を差せずに 油を注した 私なのでした
悪気はないと 分かってるけど あったら楽だったな
裏切っていない裏切り者たち 私を挟んで潰そうとしてるの
2つの歯車の間で1人 悲鳴がかき消された
私はブサイクだから 潤滑油になるしかないんだ
この身を絞られたなら 誰かのために役立つんでしょ
回っ...潤滑油
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苦しいよ 聞いてない
星屑散りばめた空みたい
恋ってそうじゃないのかい
僕は——
胸の奥に 足りない何かを灯してくれ お願い
夜空に 柄にもないことを 叫ぶ程には切ない
窓の外は starry night メッセージを飛ばした携帯
君にとってありえない言葉 紡ぐ指との戦い
読み返す アホみたい 覚え...聞いてない
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伝説になった そう言えば 格好(かっこ)つくかもしれないが
あの日の あのときは ただ逃げ出しただけだった
求めてたはずの空白に コンプレックス詰め込んで
心の奥底が 煮え返ったんだ
今は誰の目にも 非力な挑戦者(チャレンジャー)か
それでもいい ひっくり返せ 何を措いても 獲る!
I’m a he...Tiger&Horse
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Why――?
手札になかった あって当然のカード
「出してれば勝てた」と 岡目八目のつもり?
君の倍 考え巡らせて出た答えは
思いつかないかな 「せめて10以上あれば」だから――
ねえ ちょうだい 君のジョーカーを
持たざる者に 生まれた僕が悪いのかい?
策を尽くせど 切り札のない大貧民
戦略を立て...大貧民
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恵まれた奴らがナチュラルに俺を蔑むものだから
嫌な奴気取って颯爽と俺は見下してやった
正義か悪かは多数決だってことには俺も賛成だ
そのこと知らずに「絶対」だって振りかざす奴らが気に入らねえ
ロング遺伝子野郎ども よく聞け 俺はお前とは違うんだ
パラレルワールドではカースト制逆転すると願ってるぜ
異常...ロング遺伝子野郎
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隣町の学校で ビラ配り
卒業を終えた子が 証書を持って出てくる
「やったアメが入ってる」はしゃいでるね
去年の私 思い出す こんなに無邪気だったっけ?
気がついてみたら 大人びていた とっくに卒業してたんだ
『女子』じゃない『女の人』と 呼ばれた気がしたんだ
嫌なことばかり 思い出すような 学校生活...卒アル(卒業アルバイト)
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凍る素足 砂利を踏み締め あの日の場所から遠ざかる
駄々を捏ねる伸びた影を 無理矢理剥がして歩き行く
小春日和に絡めた指と 子供のような笑みと
心の奥 染み付いた絵が 二度と楽にして呉れない
回る回る ロンドのよう 背中千切れた落椿
幻灯紛いの透けた腕じゃ 貴方に届かない
何も無い日 全てが落ちた ...落椿のロンド
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今より少しだけ昔、或るところに、地縛霊の少女がいました。
少女は、どんなに歩いても、毎朝川辺の木の傍に戻されてしまいます。其処は少女が首を吊った場所であり、心に最も深く突き刺さっている場所でもあるからでした。
初めの内は遠くに行こうとしていたものの、眠る度に自殺現場に戻されると知ってからは、少女はす...落椿のロンド
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今日もまた テスト用紙に
首を吊る人を描く
僕に似た髪型だけが
ここ1年 上手くなった
粗大ゴミを潰す ハンマー カッター
こっちだよと 呼びたい
僕の夢は 死刑台に咲く花
続けるより
僕の夢は 死刑台に咲く花
少しは美しいから...死刑台に咲く花
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視線合った数を また石に刻む
意味のない おまじないと 分かっているけれど
アクリル越しの 水族館では
二人連れ 手を繋いで 笑いあってる
空間だけそのまま 凍らせたような透明
だけど だけど そこにあるの
動かしたいよ
深海のケープまとって あなたに会いに行くの
借りもののサンゴなんて 似合わない...アクリル
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♡♤裏路地 三番街
霧のバーは 盗賊の隠れ家
♡ブルーダイヤと 王女の指輪
これで全部 約束のものよ
♤お疲れ 君の腕に 乾杯させて
♡奢りでしょうね いただくわ
♤新作を試すかい
♡いつものでいいわよ
♤つれないね 仕事は
♡♤期待通りなのにさ...裏路地、三番街
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吐息で融けた 氷が揺れる
オン・ザ・ロックに溜息 そっと
夏の匂いが 消えゆく兆し
あの人は今いずこ お元気でしょうか
欠けた前歯覗く 無邪気な笑い声
背中追った 夏草の思い出
時を数えて 秒針歌う
柱時計の振り子が そっと
夏の色味が 消えゆく世界
あの人は今いずこ 幸せでしょうか...夏草の思い出
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白熱灯 舐めるドアは
いつも通り 虚ろに輝き
痩せた頬に 映えるような
烈しい赤 燃え立たせている
助手席には 誰もいない
テディベアでも 置くかと笑って
革手袋 はめた指で
握りしめた ハンドルを見下ろす
低く唸る車体 シート越しの振動
滑り出した町に 星は見えやしない...風のように—トップ・ギア—(歌詞応募)
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薄く入れたアイスティーを グラスに遊ばせて
波の隙間泳いでる 光を集めるの
潮騒とエメラルドの 舞台は君のもの
熱帯魚に囲まれた 主役を見せて
白リボンの麦わら帽
そよ風の中でたゆたい続ける
常夏の国の潮風に乗って
いつでもおいでよ シーサイド・ホテル
綿雲めがけたジャンプで 誰かを見つけたイルカが...シーサイド・ホテル(歌詞応募用)
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月の見えない森の中 乾いた草の根ついばんだ
視界の隅の青い鳥 見えないふりして睨みつけた
旅人は誰も ぼくを探さない
ぼくがいなくなっても 下草がそよぐだけ
それならば いっそ
黒い翼 それでも構わない 力があるのなら
輝く街へと 消えてしまおう
見下ろした羽に呟いた
ぼくはカラス 青い鳥よりも 遠...カラス (歌詞募集応募用)
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