yama。の投稿作品一覧
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ずっと続くと 信じた永遠にも
すり抜ける風 謎の兆し
じっと堪えて 夜へなだれ込む
星も待たないままに
白波に揉まれる心 ちぐはぐで裏腹でも
いつも私はあなたの舟
叢雲越しにでも 月は鮮やか
皮肉めいた道標
だって辿り着きたい 何度傷付くとしても
遥か燃える夜明けに 胸を焦がすまでは...True Destination
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何をやり残したのか ひとり眠れない夜は
思い出す君のこと 月の映写機回し
騒がしい夏の日差しや 夕陽に二人のシルエット
朝焼けが今日の日を 僕に告げるまで
もう 見えないフリやめよう 認めるのだ 今を
旅立つなら こんな晴れたときがいい
かすか 染まり始める春色
どこか 出逢いの日にも似てるけど
ず...春色ロードショー
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君の歌声 透き通るように
顔も形も 色もなく
季節が変わる そのたびに
風に吹かれて 忘れそうさ
だから会いたい 君に残したい
いつか思い出すような
星を数えて 窓辺の頬杖
浮かぶ微笑みのような
花言葉なら ジャスミンが似合う
素直な瞳が 眩しかった...【曲募集中】わすれないで
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深淵 立ち尽くした 闇の果てで
混沌 掻き分けては 求めている
魔の手の矛先
運命 諭すような 御伽噺
宿命 醜さ故 カルマを呪う
雷鳴 合図にして ネガの街を
左様なら 望まぬ羽根 はためかせて
悪魔のアリア 飢餓の呻きにも似た
独り歌うは 燃える空の想像図
去り行く間際 飼い慣らした哀しみ...悪魔のアリア
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今宵もスウィング
揺れる想い乗せて リズム刻む
古いメロディ 遠い夜に似たグラス 傾けながら
あなたはナイト? もしかしてキング?
秘めたクイーン気取り
月影も 星の光さえ 何も諭さないけど
恋と呼べば幼いけど 騒ぎ始めるハートビート
抑えきれないときめきに 蝕まれたセオリー
舞い踊る 踊る ひとり...スウィンギン・ラヴ・ダンス
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ただ あなたがくれたぬくもりだけ
この冬が 終わる時まで
抱き締めて 心凍らせて テディベアと眠る
ひゅるりら ブリザード 目の前も眩む銀世界は
愛を謳う 恋い慕うには 寒さ厳しくて
霞みゆく 薄れゆく 意識 景色 視界
あなたさえも 最早見えない
でも あなたに触れたぬくもりまで
この冬に 失わな...越冬テディベア
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暮れる街を ずっと彷徨う
伸びる影が 闇に呑まれるまで
春を乞えば ふっと過る
枯れ果てた ひなげしの記憶
どこにも行けないで 帰ろうとしないで
通い慣れた店のドア開ける
いつものカウンターの 奥まった席にも
あなたの姿はないけど
琥珀のグラスによみがえる 遠い落日
黄昏に染まる くちづけは Ah...哀・シャドウ
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邪悪な素顔も なんのその
愛想笑いより マシだもの
過去も肌荒れも ひっくるめて
薄暗がりから 連れ出したい
ラブユーマイガール 熱い想い
大きなお口で 飲み干して
夢夜の間に間に 冷めた顔
愛別離苦には 早いだろ
シルクの波間に 投げ出した
心の鍵穴 見つけ出せ...【曲募集中】マイガール
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無味乾燥のニュータウン 迫る魔の手が合図
鍵もかけずに飛び出す モノクロの部屋
胸に響かぬ愛に夢に 未練は無いよ
純潔-いのち-はとうに棄てたの 輪廻の果てに
燃える空に 揺れるシャドウ 逆光
怖れさえも 焼き捨てて
闇に光る 紅い月のように
終焉-おわり-告げる 危うく鮮明に
刺し違えた視線に遺す...紅い目
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火花散る回路 細胞駆け巡る煩悩
どうしよう 見限る筈の 桃源郷
止まったままの心臓 不意打ち除細動
性懲りもないよ 本能 再起動
愛も夢も 要らないなどと
言った口を塞いで
まだ燃えそう 君に会うと
もっと粘って 迫って
インサート 疼くほどに
熱い衝動 君とアウトな夜を...メビウスの夜
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遥か彼方の 星屑ほどの
微かな光でも
瞳を閉じて 密かな願い事を
今 震えながら
深海の街 独り
アンモナイトの恋を抱く
泳ぎ方さえ 記憶の底
光も届かずに
沈めた想いは 泡沫(うたかた)でも
裏腹 浮かび上がる...光る魚
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来たるホリデー オシャレするにも
はずむハートビート 浮かれ調子で
今朝の占い 真に受けてから
キミと何かありそうな気がしているの
ときめくココロ
謎のメロディ 脳内でエンドレス
胸がパチンと鳴ってから
そろそろ解き明かしてみて
街のムードにまかせ
もしもずっと 越えないボーダーライン...ときめくココロ
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限られた文字数に 細切れの想いを添えた
薄まり過ぎて 自分で不安がるほどの
日々の徒然綴る あちこちにFのイニシャル
自分の存在が いかほどかを気にしながら
無数に飛び交う鳩の群れの中
君に出会えた喜びを 今 解き放つ
君に届け 光速に乗って
見えない糸がいわゆる赤いやつなら
…と期待して 間合いを...【曲募集中】キミニトドケ、
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ああ 震える指で 奏ではじめた 心のピアノ
あの日には 分からなかった
切なさのループ 思い出すたびに
いつも通りの 横顔なのに 眼差しなのに
街路樹のイルミネーションに
弾むリズムに 早まる鼓動
白い粉雪が 舞い降りはじめる別れ際
もう 会えなくなるような
気持ちになるのは 胸が痛むのは
今 あな...片恋ピアニッシモ
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生臭い路地を突き刺す ハイヒールから
ぶら下げたエナメルバッグまで 今日の気分よ
地下へ続く階段下りて 夜のエントランス
冴えない顔の群れの中 幕が開くオンステージ
ギラギラ ミラーボール
朝まで 踊り狂う
釘付け 誰も彼も
手垢まみれの胸で
喜んだフリだけしてた 貢がれ物
つまらない恋とまとめて ...メイコの夢は
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出逢いは桜色 気付かないほど薄めの
なぜか触れ合うたび つぼみは震え出す
ページめくる先に 花咲く心
今 君からはじまる物語
弱気なままのプロローグ
ぬくもりを そっと抱きしめて
今だけ 白く染め上げて
まどろむ夢うつつ ふと目が覚めた瞬間
世界は悲しみの雨が降り止まずに
花が散ることに 怯えるけれ...君からはじまる物語
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秋晴れをきっかけにして
旅立ちのホームに立つ
混沌の色した汽車が停まる
適当に荷物を詰めた
ボストンバッグ片手に
乗り込み すぐドアが閉まる
流れる景色 走馬灯のように
憧れも夢も 掘り起こす
きらめく街並みも 今は遥か遠く
心模様揺れる 秋空と 続くレールウェイ...秋空とレールウェイ
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願うならば あの日の二人
隣合うぬくもり 遠く
時が過ぎて 今更気付く
哀愁の通学路
放課後 いつもの道
はずれて 二人 おしゃべり
当たり前だと思ってた
「付き合ってるの?」と
誰もいたずらに 問うけれど
手を振りながら ふと過るのは...あの日の通学路
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泥まみれのスカート 跪いた夜も
苦渋も包み込む 嗚呼 夕霞
匂い立つ 無垢なほど
花開く 姫百合の頃
心なき 悪魔の手
夢と現を 引き裂く
傷口は今も疼けど
闇に塞ぎ込む日々へと
差し伸べた 神の手は 忘れ得ぬ光
泥まみれのスカート 跪いた夜も...漆黒ノ翼
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運命(さだめ)が ラピスラズリの空を染める
世界は 希望の骸 灰色の街
誰かが 呼びかける声も届かない
目覚めた 自己犠牲を はき違えた頃
めぐり逢えたあなた 知らない匂いがした
一筋光る 蜘蛛の糸さえ
招くサンクチュアリ
どんな教えより確かなぬくもりで
独り善がりも イケナイコトも
全て包まれてた...ラピスラズリの空
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そして街並み 浮き足立って
人並みに頬寄せあって
まだ知らないあなたを
降り積もる粉雪のような
初めて見つけた恋は 南風かな
ほら 胸の隙間を吹き抜けた
密かな めぐる季節が 水を注いだ
まだ 土の下眠るフリージア
あふれる想いと 流れるラブソング
きらめく時間(とき)の中...フリージア
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煌びやかな亜空間航行 昼も夜も分からずに
汗と涙と渦巻く愛憎 染み付いた宇宙船で
熱暴走の一部始終を 鏡の奥で笑われ
花園のマーガレット全部 残らず摘み取られてく
キライじゃないんです 解ってて欲しいんです
星々の間で 朽ち果ててゆくだけ
明け方の空とプロミネンス 羨ましく思うけど
蜜の苦味も知って...【曲募集中】エンディングテーマ