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雪蟲 歌詞

雪蟲

この手を伸ばせば届いた
あの子は私を見ていた
窶れた躰右手には押花
雪蟲が泣いた

鈍色の雪遥か彼方月明かり「幽玄」は「幻」         (何も知らない)
このまま消えてしまえたとえ恋しくとも愛しくとも      (何も分からない)
無機質の雪全て壊せ毒の雪「有限」は「争い」        (何も見えない)
このまま溶けてしまえこんな悲しきもの醜きもの       (何も感じない)
氷のように

いつから人を愛してた
いつまで人を愛してた
いつしか人を憎んでた
いつしか独りに慣れてた
あの子は元気でいますか?
私を覚えていますか?
今でも恨んでいますか?
押花無くしてませんか?

混濁の川流れ着いた業の海「無限」は「幻」         (誰も知らない)
このまま落ちてしまえ深く傷付けてた苦しめてた       (誰も信じない)
不浄の光人を壊す死の光「夢幻」は「争い」         (誰も要らない)
このまま朽ちてしまえこんな悲しきもの醜きもの       (誰も愛さない)

あどけない空散るさよなら
季節外れの薄紫色の花

どうして忘れてたのこんなに溢れているのに

あの子に触れた温もりがほら
あの子がくれた温もりがほら

鈍色の雪人を憎み過ちを犯したこの手が           (何も知らない)
許されるなら強く強く抱きしめたい「触れられない」     (何も分からない)
無機質の雪全て壊す毒の雪私の右手は            (何も出来ない)
誰かの為に生きる日々を恐れただけ「夢見ただけ」      (血を流しているのに)
それだけなのに散る花弁

その手を伸ばせば届くわ
その子はアナタを見てるわ
「抱き寄せ眠る幸せに気付いて」
雪蟲は泣いた

仄陋の烟 歌詞

仄陋の烟

嗚呼奇怪也滑稽也
見世物小屋は本日も盛況かい

生殺与奪無情の雨に啾啾
夏乱、夏乱、可の口上と
商売繁盛賑わえ列をなし
最初の目玉はだるまさん

罵声と揶揄歓喜と白眼視
か黑く染まる空恐々と
燈籠に灯火厳めしく揺れる
群がる蛾に死命の華

ほら垂れ流す雄蕊障子に目在り
逢魔時より闇夜に溶けて
残滓を喰らうは懇情の君
後ろの正面誰

繋いだ手を無くした
お稲荷様は見ていた
支えた足を無くした
お稲荷様は見ていた

ほら畳の上這い寄る虫螻よ
生きる意味を知れ身を切り裂いて
血溜まり掬ぶは懇情の君
だるまさんが転んだ

錆びた雨に打たれ腐る紫陽花は儚い
傷に成る痣に成るわ羅列の月
残酷だね残酷だね痛みは忘れない
怨み辛み凶の華羅刹と成りて死ね

異形は其れらしく浮世の為に哭け

あと何十回何百回何千回何万回
卑しまれ
穢される

ほら絵空の空に描く三瀬川
容赦会釈無く剥ぐ化けの皮
鳥居に吊るした懇情の君
誰かさんが殺した

涙が無い涙が無い血の痕が消えない
愛せない此の躰に傷が増える
錆びた雨に打たれ腐る花弁は紅
怨み辛み狂の華切々と散る

あの日の夏は来ない黄昏の影法師
抗い沈黙に叫ぶオマエガ哀レスギテ

夕凪の空揺れる蜉蝣
脳天に咲く君と似ていた
唯宙ぶらりん唯宙ぶらりん
闇を撫でる涙雨

帷の向こう垣間見た空
一片の花弁
夏の幻繋いだ手と手
君は仮初の夢

そして掃き捨てられた異形は泥水の底沈む
鳴り止まぬ喝采の末狂骨ニ成ルワ…

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