花陽-kayou-の投稿作品一覧
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A
それは 人を繋ぐための糸
カタチは見えないけれど
小指に結ばれた 愛を紡いでく糸
A'
強く 深い赤になるように
心の声届けたら
静かに染め上げられて ユエラオは微笑(わら)う
B
伝わる それぞれの...ハートノカタチ
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1
優しい日溜まりに 響く声 鈴の音
シャララと顔出した キミのこと 見つけたの
小さな背中 振り返る無垢な瞳
ひとりきりの足音 見上げるキミにご挨拶さ
ふわり寄り添った手の中の
寂しがり屋に que sera se-lala
温かな陽の当たる場所で 幸せになれますようにと
教えてあげる 魔法の言葉...Que sera sera
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1
ありったけの想いを詰め込んで
この空の下で輪を描いていくよ
宝石放つ光のリズム
着飾った街は今日も広がるよ
聖なる夜の 鐘響くまで――
通り過ぎる 記憶の面影に
振り返りそうになる時がある
輝いた君との思い出はもう遠く
“泡沫のようにね 消えてしまいそうなの”...Jewel Story
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Jewel Story
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1
初めての時から 無愛想で無口なヤツ
話し掛けてもムリ 上の空決め込む
たまに口開けば 不謹慎な事ばかり
失礼だと知って わざと言ってるでしょ!
だけど何故か気になる 放っておけないなんて
おかしいよ どうかしちゃったのかな?
通り過ぎる横顔に 不意に吸い込まれそう
広い背中 後ろ姿 つまり目が追...アプリコットな関係
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白の閉鎖空間 出口はただ一つの窓
繋がれた錯覚 形ない鎖叩いた...最終選択肢
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1
白い部屋の 中心部に 小さな箱が 置かれていって
隙間を埋めてく 無機質な箱に 視界が埋められていった
なぜ こうなってしまったんだろう?
答えは出て来ない
考えれば考えるだけ わからないよ
頭の声が響いてく
ひとつひとつ 手に取っては 未完成の 箱の中で
もがく夢を見て 「きりがないよ」って
...Toy Box
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1
目に映る街並みに 夕暮れの色差して
帰り道は不意に 寂しげな顔の面影を忘れて 頬を染めたようだ
「少し遠回りでも…」 軽い気持ちだったのにな
新しく懐かしい 温もりが 胸を打った
この道に連なり 続いていくのは確かな記憶だった
いつかの景色 溢れ 繋がり生み出しては
幼い頃の自分が 茜に溶けてゆ...トワイライトの中で
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1
遠い夢 揺れる空には
一粒の 明かり灯る
沈む夢 揺れる笹舟
一筋の 光照らす
純白の線 全てを包むように
湖面へと射す 美しきmoon light
過ぎ行く風は 草木を踊らせて
優しい囁き 繰り返した
光を浴びて 膨らむ蕾は銀へ...月の花
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1
あなたがくれた 小さな箱庭の中に
たったひとつの 小さな種をそっと大地に蒔きました
あなたがくれた 大きな光を集め
たったひとつの 大きな世界が生まれました
きっといつの日か 芽吹くその時まで
この大地に雨を降らせ 確かな絆繋げたい
だから――
暗い土の中 静かに生きる生命
根を伸ばせるよう 柔...この小さな箱庭で
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1
微かに聞こえた 潮騒に目を覚ましたら
朝焼け空高く 陽射に輝く隣の君が笑った
「おはよう」ってハンドル握る君
爽やかな風が吹いた
流れる景色 見失うくらいに
胸のトキメキ もう止まらない
風を さあ切って走るよ
二人の世界広がる そんな気がした
光を ほら浴びて...summer line
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1
静かに流れ始める 雲はもう灰色
隠れてく空狭く 色さえ失う
窓の外 変わらない風景揺らめく
無機質な空間に 落ちた世界の涙
囁くように はらはらり
透明雫 散りばめられた
街は朧気 セピア色
重なり溶けて 大地に満ちて
2...雨模様
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1
今でもあなたは 覚えてくれていますか? あの頃を
2人で見上げた 桜並木は今も色褪せなくて
急ぎ足で 並んで歩いた道
握る大きな手の温もりは ずっと忘れない
桜の季節がやってきましたね
ひらり あなたは春風みたいで
落ちる花びらが やがて消えてしまうように
ここにいないのですね…
2...桜の頃
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街中を颯爽と歩く 過ぎ行く人の視線を惹いて
誰より高いピンヒールに ミニスカートを履いて
待ち合わせ午後1時 見つけた年下の彼の目は
真っ赤な大人ルージュの 私に釘づけよ
試すわけじゃないんだけど
見て欲しい それだけ
他の女(ひと)は映させない
私色に 早く染まりなさい
2...魅惑のエチュード
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