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魔法の呪文

いつもと違う教室の外 階下を走る下級生
廊下を行く笑い声 ここだけが低い温度
華やぐ校舎飾られた窓 仲の良さそな人たち
楽しげな雰囲気の中で 私だけが取り残されてる

賑わった中へと紛れ込んでても
一人だけが違う世界
馴染めない国へと迷い込んだ様
独り歩き続けて
当ての無い時間を持て余したまま
呪文のように呟いてる
「こんな一日など無くなってしまえばいい」
ひとりぼっちの時計を見つめ 
ため息



私を呼んだそんな気がした? 近づいて来るその声
見覚えあるその笑顔 後ろの席たぶん、そう
ずっと探していたんだと言う 息を切らした横顔
すっと息吸い込んだ後に とびきりの呪文を口にした

差し出された右手戸惑いはしても
さっきまでと違う何か
左にスペースをあけて歩きだす
こんな事もあるのね
ついさっき聞こえた彼女の言葉を
耳の中繰り返してる
「2人で回ったらたぶんきっと楽しいよ?」
はしゃぐ様子に笑みがこぼれる
一言 それだけでも変る世界
凍えた心が溶けてく

私の手を引いて暖かさくれた
変り始めたこの世界
呟いた呪文はもう要らないから
風に飛ばされてゆく
退屈な時間は欠片さえも無い
新しい呪文唱える
「学校の帰りにあのお店付き合ってよ」
上を見上げたその目の先に 
青空

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