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2016/10/23 16:38

その鏡音レンは、解決する その4


 次にパソコンの画面がつくまでの間、俺はゲームをしていた。地雷探しゲームだ。小さな正方形がタイル状に綺麗に敷き詰められており、その下に地雷(もちろん本物ではなく、ゲーム上の表現だ)が隠されている。ゲームが始まった直後がヒントもなにもないが、正方形のひとつを選ぶと、地雷か、数字か、空欄のどれかが現れるようになっている。もちろん地雷を選ぶと終了。空欄もあまり意味がない。大事なのは数字だ。例えば正方形の下に「2」とあったとする。するとその「2」の外周のマスに地雷が二つ隠されているということになる。
 単純だが、なかなか面白い。俺はパソコン内のプログラムも多少いじれるため、ズルをして答えを見ることも可能だったが、今回はそれをせずに正々堂々と勝負を挑んだ。結果は俺のひとつ勝ち越し。うん、なかなかいい勝負だった。また相手してやってもいいぜ。というか、一発目に地雷を開く確率がけっこうあるのだが、あれは勘が働いたってことで俺の勝ちでいいんだよな?
「いやー、ごめんごめん。遅くなった遅くなった。待ったかい?」
 パソコンがついて間も無く、カナグルイさんは慌てたように質問してきた。時間を見ると、夜の12時。これまた遅い。

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2016/09/14 16:50

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