riruの投稿作品一覧
-
【初音ミク・鏡音レン】片羽の蝶【オリジナル】
-
【初音ミク・GUMI】フォンダンショコラ
-
【初音ミク・鏡音レン】片羽の蝶【オリジナル】
-
A
そうまるで片羽の蝶のように
悲しみに溺れ喘いでたアナタ
暖かいその手のひらの中
誘われ容易く落ち囚われた
B
その瞳映すは思い出(かこ)
ねぇ今(アタシ)を見て
重ならないココロ
1S...片羽の蝶
-
ver.Len
1A'
ある日王子(オレ)に降りかかった呪い
手のひらサイズの小さな身体
呪いを解くため出た旅で
出会ったのはそう優しい微笑み
1A
いつしか俺は恋に落ちてた
二人の秘密の場所でいつだって
思っていたんだ ずっとずっと…...Little Lover
-
いきなり現れた少女…ミクちゃんは時を渡る能力を持つのだと、言った。
普通なら信じられなかったはずだ。
けど僕は何もない場所から淡い光に包まれて降りてきたミクちゃんを見てしまっている。
それに彼女の話はとても興味深い。
既に滅んだはずの国、都市。
この世界には無い未来の技術。
いろんな話をしてくれた。...【小説】一夜の邂逅(であい)、未来への3
-
ふいに意識が浮上した。
ゆっくりと目を開けると初めに見えたのは淡い光。
それに包まれ舞い降りてきたのは一人の少女…だった。
「…なっ…?」
夢でも見ているのかと慌てて起き上がるがそれでも彼女は消えない。
床に音も無く降り立つとこちらには気づいてはいないらしく窓の側に立ち
「綺麗…」
小さくつ...【小説】一夜の邂逅(であい)、未来への2
-
幼い頃から身体の弱い僕を何かと気にかけてくれていた隣の家の住人である青い髪のその人はいつしか腕のいい医者となっていた。
そして彼は小さな医院の院長の椅子を蹴ってまで僕の主治医になったんだと聞いた。
『君には生きたいって意志が足りないんだ。…今手術しても成功する確率は限りなく低い…。だから俺は心配なん...【小説】一夜の邂逅(であい)、未来への1
-
彼のあたたかい腕にきつく抱き締められて耳元で優しく優しく囁かれた。
「…ならさ、ミクちゃん。いっそ『ここ』まで堕ちておいでよ」
余裕の消えた泣きそうなそれでも優しい微笑にやっと彼を捕まえた気がした…。
【小説】堕ちた天使と悪魔の囁き8
「俺もさ…君が好きだよ。出逢ったあの日から本当はずっと目が離せな...【小説】堕ちた天使と悪魔の囁き8【完結】
-
ホッと安堵の息を吐いて抱きついてきた大切な存在は俺のことを信じていて、そんなこの子をまた傷つけようとしている自分にどうしようもなく怒りがわいた。
けどさ、この子を手放す未来、その方が後悔は少ない。
そうだろう?
思った俺は臆病者なんだろうか…。
【小説】堕ちた天使と悪魔の囁き7
表向きはいつも通り二...【小説】堕ちた天使と悪魔の囁き7
-
「…っく……ふ…」
いつも彼と居たその場所には小さな泣き声が響いていた。
「…く…ちゃ…ん…一緒…好き…なのに」
その途切れ途切れのつぶやきはずっとずっと会いたかった彼のもの。
けれどとても悲しい叫びは今まで聞いたことがない程で。
普段はつい忘れてしまいそうになるけれど彼は私よりもずっと年下でそれで...【小説】堕ちた天使と悪魔の囁き6
-
1A
明るい明るい空の下
笑うあなたを見ていたら
何故かココロがドキドキと
大きな音を立てたんです
1B
あれから時間は経ったのだけど
ドキドキは止まらなくて
あなたを見るたび私の頬は
真っ赤に染まってしまうんです...【コラボ用】脳内Q&A
-
いつも彼女と一緒にいたこの場所。
もうあれから何日も経つのにまだ無意識に来てしまう。
彼女が来るはず無いのに…来たとしても合わせる顔なんてない。
ならどうしてここにいるんだと聞かれれば簡単な事。
それは…
【小説】堕ちた天使と悪魔の囁き7
「レン」
ふいに聞こえた落ち着いた声に振り返ると青い髪の天使...【小説】堕ちた天使と悪魔の囁き5
-
あれから何日経ったんだろう…?
私が彼の元へ戻ろうとすると思っているのか外出しようとすればお姉ちゃんかルカちゃんが必ず付いてきていつしか外に出る気も失せてしまった。
小さい頃からずっと一緒の大切な人達なのに初めて煩わしい…思ってしまった自分に驚く。
私、どうしちゃったの…?
【小説】堕ちた天使と悪魔...【小説】堕ちた天使と悪魔の囁き4
-
“好きになってしまいました”
真っ赤な顔でつぶやいたキミに驚かされたのは実はそんな昔でもなくて。
それでもたくさんの思い出が溢れているのはきっとキミが毎日色々なことをしでかしてくれるから。
いつもは可愛いそれも今日の所は違うらしい。
何がおかしいとはっきりは言えない。
けれど…。
【小説】堕ちた天使...【小説】堕ちた天使と悪魔の囁き3
-
『あなたは誰にでも優しいから勘違いした男が言い寄ってこないか心配だわ…』
お姉ちゃんにいつもいつも言われ続けていた。
意味もよく分からないまま大丈夫だよなんて笑っていたけれど最近その気持ち少し分かってしまった気がする。
そう、最初に大好きになってしまったのはきっと…私。
【小説】堕ちた天使と悪魔の囁...【小説】堕ちた天使と悪魔の囁き2
-
天使という生き物は誰も彼もクソ真面目。
面白味もない上お堅い奴らばかり!
だからさ、キミの事も最初はそんな子なんだと思ってたんだ。
けれど出逢ってすぐにくるくる変わるその表情と真っ白で穢れのない笑顔に目を奪われて…。
ねぇ、キミはさ…悪魔の俺のどこを好きになったわけ?
【小説】堕ちた天使と悪魔の囁き...【小説】堕ちた天使と悪魔の囁き1
-
1A
幼い頃からいつも一緒
君と僕は幼なじみ
これからだってずっとずっと
一緒だって思ってた
1B
手を繋いで笑い合って
いつだってお姉さんぶってた
君がそれでも大好きで
そうとても幸せだった...こっちを見て、側にいて。
-
ある小さな街の外れ。
木陰で一時の休息を取っているときだった。
不意に空気が揺れる。
今の私にはひどく懐かしいその感覚。
次の瞬間、目の前に少女が降り立っていた。
彼女は私と同じ緑色の髪を持ち何もかもを諦めたような顔をしている。
その髪をそっと撫でながら
「あなたも『時渡り』を使える一族の人間なのね...【小説】時の旅、一夜の邂逅(であい)【終章】
-
それから私の降り立つ先は一度の例外もなく彼の側となっていた。
出逢った彼らはみんな笑いかけてくれる。
そして私は何度も何度も淡い恋をして…何度も何度も別れを経験する。
この気の狂いそうな甘く切ない牢獄は禁忌の罪を犯した私への罰?
そうして出逢いと別れを繰り返し気づいたのは姿形が同じならいいわけじゃな...【小説】時の旅、一夜の邂逅(であい)【二章】2
-
心触れ合った君と離れて初めての時の旅。
降り立ったのは…。
柔らかい絨毯の感触。
そしてこっちを見ていたのは、綺麗な黄色の髪を持った…。
「…っ…レン、君!」
駆け寄り手を伸ばし後数センチというところでパチンと乾いた音を立てて振り払われた。
「レン君…?」
「君…誰?」
「え…?」
聞いたことがない...【小説】時の旅、一夜の邂逅(であい)【二章】1
-
「少しは落ち着いた?」
「うん…ごめんなさい。もう平気だよ」
「そっか、良かった」
微笑したレン君は不意に途方に暮れたような顔をして
「僕は正直君が羨ましいよ。長く生きなくてもいい。外へ出たい。本の中の知識じゃなく自分の目で世界が見たい。小さい頃はずっと思ってた。…何時の間にか忘れちゃってたけどね。...【小説】時の旅、一夜の邂逅(であい)3
-
2
それからいろんな話をした。
私のチカラの事、行った場所の話。
本当はこの事は絶対に話してはいけない禁忌の行為。
気づいていたけど止められなかった。
ずっと哀しそうな顔をしていた彼が何時の間にか本当の笑顔を見せてくれていたから。
優しいその笑顔を見ていると私の心もあったかくなる。
気づけば二人揃っ...【小説】時の旅、一夜の邂逅(であい)2
-
『私達一族の能力(チカラ)…消すための唯一の方法。それはね、本当に大切だって思える人、思ってくれる人との出逢いなの。その人との引力のような引き合う心が私達を『時渡り』の呪いから解き放ってくれる。覚えていて?大丈夫よ。絶望しないで。きっとあなたも逢えるわ。私もそうだったもの』
そんな遠い記憶の中の彼女...【小説】時の旅、一夜の邂逅(であい)1
-
『暖かく優しい春を呼ぶ花の女王
激しく情熱的な夏を呼ぶ炎の女王
冬に恋する冷めた風秋を呼ぶ風の王
そしてすべてを凍えさせる冬を呼ぶ氷の女王
大いなる力を持つ四人の精霊がいました
そう、配下の精霊を束ねる精霊の長と呼ばれる存在です
彼らのチカラを織り込んだ歌
それが異なる季節を呼びすべての生き物たちに...【小説】氷の女王【第一幕】1
-
私達一族が持つ
その能力(チカラ)
自分でも制御できない
『時渡り』
舞い降りた新たな時間(セカイ)
出逢ったのは
儚げな表情(カオ)を見せる
病気の少年
彼は籠の鳥 外の世界
見たことないよと哀しく微笑って...【コラボ用】時の旅、一夜の邂逅(であい)
-
天使と悪魔、二つの種族。
この世界ではお互い交じり合うことは最大の禁忌だって言われてる。
それを破った天使は白い翼も心も失い黒に染め上げられるらしい。
堕ちた天使は居場所を失いどちらの種族からも蔑まれる存在…それでも私…!
堕ちた天使と悪魔の囁き【ミク視点】
「ミクちゃん、今日はもう帰った方がいいん...【小説】堕ちた天使と悪魔の囁き【ミク視点】
-
1A
天使のキミ 悪魔の俺
本来出逢う事無いはずだった
けれど運命のイタズラか
出逢って一目で恋に落ちた
1B
天使と悪魔 二つの種族
交じり合うこと 最大の禁忌
それでも俺たち離れられない
人目盗み空を舞う...【コラボ用】堕ちた天使と悪魔の囁き
-
『ある雪の日 道に迷った少年は 美しい少女に助けられました
しかし彼女は────』
A
L)ほんの一瞬の出来事だった
気づけば一面氷の世界
人さえも凍りつく場所
どうして僕だけ無事なんだ?
B
L)ふいに背後から絡みつく腕
唇に触れる冷たい指先...氷の女王
-
あの出来事から二月経ちこの街にも短い春がやってこようとしていた。
けれど今年も花が咲くのが遅い。
ふと頭をよぎるのはあの後姉さんから聞いたこの街に伝わるというおとぎ話だ。
『雪深い山の奥、普通の人間では絶対に辿り着けないそんな場所に氷の女王の住まう城はあるそうなの。
彼女は数え切れない程の雪の精霊を...【小説】氷の女王【第一幕】2
-
A
いつからだった? 愛しい妹姫(キミ)が
岸に向かい 一族一の
癒しの歌 歌うようになったのは
B
それから日に日に 曇る表情
誰もいない 沖の岩場
涙と一緒に こぼれ落ちる言葉
“君に会いたい 側に居たいよ…”
S...外伝(と言う名の蛇足)
-
灰色のクライセカイ
光消えどれだけ経ったの?
キッカケは高度な文明
それが全て狂わせた
太陽が消えたあの日
崩壊の音がした
人間は見離されて
全てのもの失った
あの時手を離したから
貴方まで消えたんだ...【コラボ用】崩壊したセカイの中、いつかきっと。
-
A
いつも沖から見ていたの 一人ぼっちで
海を眺める寂しそうな顔の君
いつの間にか思っていた
その心癒したいよ
B
人魚にしか歌えない この歌
君のために歌うの
優しい顔してくれるから
でも次の日には元通り...希求の旋律