目が覚めたら浮遊霊が添い寝していた

ある朝、目が覚めたら
浮遊霊が添い寝していた
どうやら冬の野宿は
相当キツいらしい
久しぶりに話したって

ハロー、ドリーム

テケテケ歩く
地べたを見て
きっと代わり映え
しないんだね
ねむねむ重い

最後の雨

乾いた地べたに
残った赤
息を無くしてく
魚の群れ
ここには無いのか

どんぐりヒーロー

少しだけ背伸びな世界
少しだけ見下ろす世界
少しだけど高いから
きっと強がってた
少しずつ遠退く君に

奇跡のメモリ

なんでも答え求めて
なんにも応えはなくて
結局何がしたかった
かなんて
いつものことで

The Invisible Step

コンパスも示せない
方角の先にある
知らない煌めき
赤いボールペンで
繋いでみた

ナキムシコダマ

夢の中のまた夢の中に
君がいて
僕の中のまた僕の中に
鍵かけて
何より大切なソレを

君だけの歌

風に乗って飛べる
小鳥たちのように
世界は狭くて
波に乗って泳ぐ
イルカたちのように

あいまいＭＯＫＯ

大気圏を越えたような
大きな衝撃の出会い
見慣れた廊下で
すれ違いました
テレビの向こう側の

無重力ナビゲーター

無重力ナビゲーター
矛盾だらけの操作
何処に向かってるか
なんてどうでもよくて
足跡付きの道なんて

ハグルマ廻って

(錆びた歯車みたいに
君をガラクタにするなら
いっそ僕は砕けたいけど
きっとそれは違うから
奏でろ、最後のメロディ)

キミヒーロー

無愛想な舞踏会で
不恰好な仮面が笑う
理不尽な罵倒だらけの
用済みな世界かな
望みなんてなかった

鍵

出会いは運命とは
程遠くって
いつも喧嘩口調で
お互い目さえ
合わせないで

弱音フォーハンド

線路沿いに響いていた
幸せ２つのメロディ
もう戻る事はできないけど
そこにある足跡を
辿れば溢れてくる想い

それはそこにあって、そこになくて

何度も遠回りしたって
そこにある景色以外
何も見つかるわけないのに
この先の見えない未来に
足踏みしてたんだ

絵ノ具ナミダ

こんなに鮮やかな
不思議な現実で
ねぇ君は何色が好きですか
出会ってく世界に
色あわせてばかりの毎日

風船ラブレター

落ちかけの夕日が
2人の影をくっつけて
応援してくれてるのかな
なんて
わかってるよ

セツナハナビ

ふと振り替える
あの場所で
少し寒くなった左手
伸ばしてみたけど
掴むのはいつも

ウォーミングアッピング心停止

例えば５秒後の命
笑えたら勝ちの世の中は
泥酔だらけの夜明け町
カラスだけが飛び起きる
マッサージ機でめちゃくちゃな

迷子デビュー

そんなの信じられない
鼻で笑い飛ばして
家を出ていくと
いつもより寒い道続いて
見慣れたはずの景色を

束縛辞書」

歩く歩く目次空
今日の天気荒れ模様
殴り書きの毎日が
僕の言葉を奪ってゆく
走る走る空想論

人生クズボシ流星群

ヒカリ落ちた夜に
照らす道しるべ
臆病な風に揺られて
蛍は燃えて
ゆらゆら舞う命

絵空ペンギン

不器用な紙飛行機
落ちた時の様な悲しさ
拾い上げて丸めて投げた
それはまるで私の様で
くしゃくしゃになったのは

白紙ページ

明日目が覚めたら
そこに何かが残ってる
そんな日なら
手紙残してみませんか
文字に表せられない

色落ち玩具と私

雪に滲む
インクと思い出
溶けて残った
小さな足跡
虚しく消えてゆく

ワンフレーズ・メロディー

笑えるほど
無力な心
ガラスよりピュアだけど
信じたいから
幻想が現実に

狼ノ花唄

悲しみに濡れた
傷に染み込む
手前の温もり
今宵道中一人旅
歩けど歩けど

ベタペタβガール

ベッタベタな
告白なんて飽きたから
やり直しよ
私を感動させてみて
だってお姫様も

雪化粧ダウト

降り続く雪
銀の世界で
人見知りの頬を
主人公にして
訴えかける

Slope

夕焼けが描く影が
とてもちっぽけな
何かを探しているような
頼りない様で
どうしてそんなに

音痴ピエロ

何千回の明日を
迎えても
きっと君の事は
忘れないから
何千回の愛してる

090 ～少し強くなった明日へ～

こんな綺麗な
夕日なのにね
地面と無口のにらめっこ
弱い僕は見せたくない
いつも通りの昨日の僕を

Lemon☆Tea要求！！

そのさ
無表情な返しに
無愛想な愛は
もう飽きました
刺激を教えて