相愛WAIT

拝啓、遠くに行った君へ
今日も時間は正しく進む
君の遺した傷痕には
誰も気付くことはないでしょう
君が過ごした日々は消えて

六度の『コトノハ』

崩れ落ちる寸前の果実のように
それは甘く香った
愛を植えては水をやって
日向では静かにその『葉』が揺れた
コトノハは君が育てたんだろ

六度の『DAYS』

　Ａ
風が心地よいと　感じた
何年ぶりだろうか
虹を見てみたいと　思った
でも駆け足の日々に殉じた

絶恋　keep or delete

【絶恋　keep or delete】
遺（のこ）った言葉が光を持った瞬間を覚えているかい？
あなたに伝えそびれたこの想いをどうやって零に帰そうか
【Ａメロ
確かに初めからそっと　最後が見え隠れしてた

タイトル未定

 
Ａ
あれから幾日が　記憶を引き裂いて今
永久に思えるほどの　時の海を跨いで二人は
互いの声を呼んだ　聞こえるはずのない声を

BAMBOO GIRL　の　詳細な説明文

BAMBOO GIRL　→　現代のかぐや姫　→　主軸にあるものは「突然現れそして去って行く存在」に対しての主人公の情動。
よって文字通り、キャッチコピーが「取り返しのつかないもの、それが人生」となっています。
＊登場人物……小説にするならもっと登場するが基本はこの三人。
ヒカリ（仮名）　隕石の中から現れた女、見た目年齢は１６
ソラ（仮名）　　ヒカリに気をとらっれっぱなしの男、年齢は１６。

東京ソリダス

点と線の街壮景が　固まって
空が口を開けて舌を　出している
彼ら、声無き群像　蠢いた
唾液に沈む街のネオン　くらくら
剥がれた皮の　内側に

「三十八度の国境線」

厭世（えんせい）はじっと僕を見ていた
四億もの愛は右手が処理した
悲しい程遠くで風船が割れる音がした
伸ばした手はそのままワルツを描いて地に落ちた
僕が僕をやめたなら　君は僕を許すのかい？