いつもの帰り道/初音ミク

冷めた気持ちで 見上げた 夜空からは
古い思い出 ばかりが 降りそうだから
今日できたことを 指折り数えては
上出来さ 割と こなしてみせたじゃない
ただ流れゆく いつもに何か足りてないけど

里山月光サイクリング/初音ミク

音 立てずに 月 輝く
この 静かな 道 行けば
影 見せずに 虫 ささやく
ただ 夜空は 澄み渡り
風 吹き抜け 草 波打つ

雨よ高く降れ

雨が 枯れ葉を 濡らしながら
冬を 静かに 運んでくるころに
ひとり 飛べない 渡り鳥は
友が去る空 震えて見上げてる
あがいても 遥か遠くで響く

あの夏祭り【take2】

さあさあ　みなさま　支度はよいか
いろいろ　手狭な　世の中なれど
真夏の　空気に　心ははやる
己の　居場所で　それぞれ踊れ
眩しい　青空　遥かに彼方

あの夏祭り

さあさあ　みなさま　支度はよいか
いろいろ　手狭な　世の中なれど
真夏の　空気に　心ははやる
己の　居場所で　それぞれ踊れ
眩しい　青空　遥かに彼方

熱狂の中にいて

ふらふらふら
気まぐれな　歩調の　猫
ふわふわふわ
人ごみに　まぎれて　追う
今日　我が身よ　どこ行く

愛の言葉サンキュー

愛の言葉　サンキュー
微妙な変化に
気付いてくれてる
いつもの調子で
はげましてくれる

いかりのうた

今日もやらかした　昨日と同じこと
メモしたけれど　どこか抜けている
少しの幸せと　不幸を比べては
こんなはずではと　ひとりごちてみる
輝けるわけもなく　終業のベルが鳴る

自転車ホイホイ

日の出待たず　家を出るの
今日の旅に　心躍る
冷えた風が　ほほをなでる
静かなうちに　街を抜けよう
高ぶる気持ちを乗せ

帰らない旅の花

残された記憶の　迷路にとらわれている
あやふやな出口が　見えても立ちすくむだけ
ジリジリと西日が　わたしをかき立てる午後
音もなく静かに　心に波が立つから
あなたが咲くのが　夕暮れすぎなら

ちょうだい

ちょっと沈んだ気分に　思い出をちょうだい
過ぎた時の幸せの　思い出をちょうだい
足跡をなぞるだけ
ちょっと不安な気分に　ぬくもりをちょうだい
かじりかけの幸せの　　ぬくもりをちょうだい

SNSワルツ

あ～　ウソでいいや　だれかに届けば
あ～　こんなものさ　だれにも届かず
だれかの言葉が　孤独を描いて
わたしの言葉も　孤独を描くの
ら～ら～

火の心

さよなら　ありがとう　これで終わりさ
きれいで　まぶしい　思い出たちも
静かに　眠るよ　消してしまえば
明日から　違った　自分になれるかな
あぁ…