Shiny Everyday

いつでもいるよ 近くにいるよ
目を閉じたなら 聞こえるよ
特別な何かじゃないけれど
君と僕を結んでる
心はそこに 願いはそこに

蝶が落ちるまで

いつもあなたは　音もなく　急にいなくなる
どこにいるのか　考えて　眠れなくなるの　
もしも　二人
同じ　蛹の中
溶けて　すべてを

最愛を君に

ガラスの色した　飾らない綺麗さで
君は世界を見てるから
誰かが君の心　踏んだりしないように
私はいるよ
笑う顔　光が溢れて

Misty Snow

軋んだ音で　愛の剥製と
恋のレプリカが闊歩する街で
あなたを呼んだ　あなたを呼んだら
今日は頗るに苦い夢をみた
lonely　歪み疲れて

心恋(うらごい)

今宵もまた　夢見るのあなた
瞼裏待ちわびる　その姿
愛しき人よ…
淡く舞った薄紅に
左の指のばす

あいすくりぃむ

いかれたフィルター
だだもれる感情
塞ぐ赤リップ
笑う能しかない私
怠惰のシェルター

誘が灯(ゆうがとう)

生乾きの青が
まだ熱を持つようで　見とれてたの
夜に夜を重ね　帰れない
佇んでは　そぼ降る愛をかき抱く
散らかりきった目で　あなた見る

アナタ色、恋色

アナタ色　恋色
どんな言葉にさえも
ドキドキしちゃうの
ココロ零れそう
会えないと寂しいけど

掌

ひゅるり季節が
終わりに満ちたなら
想い虚ろに
か細い枝揺らす
もう何度も振り返り

Monster　Night

妖気に誘われ　目を覚まして
Moonlight　Moonlight
叫ぶ
人間のふりした　仮装纏い
媚薬のメイク

ネオンシェイカー

此方より　夜会ゆきへと
覗き見は禁止地区
日常を守りたいなら
今日はもう　オヤスミナサイ
ah　はぐれるための

Sinker

沈んでいく　深く深く
誰にも知れず
苦しくても　抗（あらが）わない
このまま…
あなたの笑顔だとか

Star Labyrinth

頭惑わす甘い香り
銀色の闇
ふわり游ぐ
触れそうな気配消えて
後味で胸に残る星屑

妄想爆走ストリーム！

ありもしない未来、なんて笑う
退屈の国に住む大人達の
ありふれた形のキラメキを
青空に描いた夢で蹴散らせ
go way

夏の風

寂しさと切なさが
海の端から端を
リボン結び　解けなくて
波　物思い色
いつか隣歩いた

ダークサイド・ロマンス

ココロよりキモチ
リアルなものなんて要らないの
だからマホロバ　見つけだして
甘いパノラマ　冷えたグラスの中で溶けて
苦いジオラマ　底に落ちてく

真っ白な嘘

上の空の瞳で
上の空の熱で
ただ甘く柔らかい
言葉だけ紡ぐの
爪痕の形した

ガラクタカラモノ

昨日と変わらない　冴えない色をした
私の朝がまた　目覚ましを鳴らして
前に進めなくても別に、なんて
ただ今日を歩いてる
抱き締めたら　嫌になり

Doppel

鏡の向こう側に映る世界
いつか手を振り決別した幽霊が
笑う事に疲れた同じ顔で
捨てた思い出まだ大事だと抱えて
逆剥けている　日々を撫で付けて

線香花火

祭りの後　静かな道に
足跡探していた
まだ熱を持つ煙空(けむりぞら)が
君の顔描きそうで
目を閉じた

Melty orange

melty orange...
「絶対に好きにならない」と無邪気だった
あの日のような夕焼けがまた
モザイク状に君を照らしている
何故か腕が触れる度に胸騒ぐ

My mystery

占いではもう駄目、掴めないの
不思議なテンポで聞こえる挨拶だとか
夕暮れの色を絵の具を混ぜたような
複雑な色で答えるとこ
腕に触れる　手を繋いでる

Love in hourglass

指先で掬ってみた
静寂に染まる夜明けが
光る砂のように落ちて
夜の縁咀嚼していく
今日は二度と戻ってこない

calling from neon

(a)
渇く夜空の海
流れる星は躍り
極彩色の夢
真白な明日隠す

隣合わせの青

窓を曇らせて
直ぐに消える文字で
届けるつもりもない
サヨウナラ描いたりした
雨のメロディーは悲しくて退屈

華羽衣(はなはごろも)

揃えた指先
掛かる糸手繰り寄せ
長雨に想う
片便り空しきかな
一目見しこの心に

アンサー・アンサー

見目麗しい虹は
誰の影剥がした夢だろうか
朝日と昨日の月並べ
袖を探る無色の世界
嗚呼、掌で燃える肩越しの熱は薄情

センチメンタルアンコール

世界中の海が落ちたような
土砂降りの雨が降った日
君と二人濡れて歩きながら
何故だかずっとずっと
可笑しくて笑った

赤信号で会いましょう

排気で散らかるジャンクション
朝からあなたの電話
全然噛み合ってない
右折は工事中
路地裏迷いこんで

サマーイルミネーション

「じゃあね、また明日」
君が帰るリミットは22:00
夕焼けはしゃぐふりして
ちらちら光る画面見てるよ
波の音が消えたら

盲目のマーメイド

哀しみは海の色
アクアリウム閉じ込めて
冷えた身体沈めていく
マーメイド
見上げた夜空はオルゴール

君に贈るサ行

最近なら特に何もないよ
風が少し寒くなるだけで
でも残念な事に凍えずに
その半端な強さが嫌になる
君の顔が君の声が

深哀シンパシー(シンアイシンパシー)

もし此処で二人の世界墜ちたなら
君から規則正しい搏動
絡まり響く私の鼓動
不協和音
どんなに叫んでも

星空ラブレター

星屑の海に埋めた
あの日燃やした片言(かたこと)
暗闇に息呑んだら
言葉はぐれてしまうよ
空から散る

Twilight Lullaby

明日が来たなら
何かが変わるよ
誰かの子守唄
夜明けが怖くて
眠れない君なら