麻野あすかの投稿作品一覧
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絡む 事の水草 息を留めて
見上げる 見下ろす目に 何ができただろう
”明るみになる前に殺してしまえ
真実ごと剥がせばただの肉になる”
美しい白なら泥を被せ
最初からなかったように
物語は終わる
誰が、は問題じゃないなら
誰を 救い出せるか
叫ぶ小さな白い塊が...めいめい
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明けない夜なんてないって
ご承知 今更
混乱した 欠陥だらけの 思考回路
届かない線(ライン)越し 途中の会話を
交わす日は いつか。
暗転した世界で 誰のウワサ通り?
ビビってたって今日は 続くんだよ
コンティニューなしの スケアボックス
閉ざされても 出口を捜すしか無い
泣きたいくらい不安だって...Sq.
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最後に繋いだ言葉が
幸いだったかは知れない
悲しいソファの空席には
沈まない重さの代わりものを
ひととおり何でも過ぎてくのに
未だに何度も繰り返して
「君なんか片手で足りる」
押し込んで浅い息を
息を止めて止めて
やめてしまいたいな...おしこむ
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十七分のゼロ
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ドーナツホール
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てとてと。
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リンちゃ!
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まだまだ歩くのか
夜のない空の下
閉じては取り出した
思い出はいつの間にか
砂に落ちて 染みこんで消えた
君の景色ごと
6/26の
悲劇を僕は飲み込んで
夜通し嗤う深海は
あからさまな幽霊だ...シンチレータ
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よぶんな ほしぞら
くらやみに とかせるなら だきしめてた
よけいな あさひは
ぼくらをせかしてせかして さよなら
さいしょでさいごのプロポーズ てをのばした
めをふせ わらうけど とどかない さわれないまま
「あるけないの」「つれていくよ」「だめよ」「なんで」
「かかえるにはおもたすぎるでしょ」
...ほしぞら
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「クラウドトラベラー」キャラデザイン
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「クラウドトラベラー」イラスト
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「離想郷」イラスト
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「クラウドトラベラー」一枚絵募集提案ラフ
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もっともっと君と!
(サビ1)
わんつーステップ! スカート おさえて 飛び込むメロディー
駆け上がちゃって! ほら 気づけば 次の鍵盤 探してる
わんつーステップ! スカート おさえて 飛び込むメロディー
立ち止まんないで! 打ち込むビート フレーズまで 追いかける
わんつーステップ! スカート ...はっちゃけSTEP
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ゼロになりますか
一になりますか
ゼロなあなたにいち、わたしがかけても
消えてしまうのですか
ゼロで在りますか
位置にいませんか
ゼロのあなたにいち、わたしはかけても
消えてしまいますか
かけるかけるかける欠ける
かけるかけるかける××る...ぜろといち
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離想郷 構図案
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風を切って走ってく僕の後ろで笑う
最後はいつも 追い越してって
「ほら早く」とか、 言ってくる。
全力でも追いつかない
息切れぎみの片道は
まだまだ中継地点だから
全敗でもあきらめない
つもりだけどね 時々は
気まぐれにあの角で
待っててくれたりしないかな...うぃんどぶれいかー(完成版)
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白よぬくけき魂は
黒き土を抱き歌え
白よ汚れなき雪が
赤流る吾が手を拭え
玄色の 狂る世界
鮮色に 彩られ
隔された 心今
透かす様に 手繰った
染め落とされゆく祖の白は果敢なく
唯一つ 途切れぬ 糸を...雪那
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雪那
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水底へ 溶けたままの痛みを
凍えて凍えて まやかしながら
引き上げた 体温のゆらめき
やめてよ奪うよ 奪うよ
触れた先から伝わって混じる
欲しがるようなあざとさを
君はどこまでいかほどに
上手にごまかせるの
わずか半分の確率で死んでしまった世界は
僕が生き延びた成れの果て...水底と体温
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あのまま 手を伸ばしたら
壊れないで ヒビだらけの
君は 笑ったのかな
そのまま 目を逸らしたら
届かないで 嘘だらけの
日々は 霞んでしまった
染まった赤に溶ける白
止まりかけの秒針
理由がちゃんとほしいのは
名前もない君の...十七分のゼロ
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ブランケットマーメイド
眠りに落ちて
ブルーのインクを撒き散らす
白いキャンバス十字を切る
君が
横顔で呼吸を止める
僕の
他愛ない話に笑いながら
罰を
罪とともに抱えてた...ブランケットマーメイド
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【GUMI】children short ver.(メロ)【オリジナル】
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君もあなたも私もいない
空の果てよりなお遠い
行列は幾千億の
星の夜に松明を狼煙し
追い立てる獣爪の
泥血に咽ぶ
風切羽
弱いを隠し、蚩尤と生りて
月日は飲めずに遠吠える
君もあなたも私もいない...よりはて
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箱の中名前を代入して
君の残りを拾い出した
見つからない今に触れずに
途切れ途切れのIMG
顔のない本を読んで
歌わない小鳥を飼った
飲みきれないコップで飲む
混ざらない人々
箱の中名前を代入して...キャッシュ
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降り続ける雨に
もっともっと光を
繋いでた明日が戻らなくても
星のない夜を今越えて
気づかないようにそっと閉じた
気持ちがそのままかきかえない
忘れないようにと、そう、願った
最後に笑った横顔
降り続ける雨に
もっともっと光を...かくして
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つぎのひの 届かない朝を探しては
つぎきれない 息を 殺している
手のひらで押さえ つけた うた
だれにもだれにも 聞こえずに
遠くで聞こえる 目の前の会話も
近くで見えない 手がかりの意図も
確かに きのうは わかっていたのに
つぎのひの 届かない朝を探しては
つぎきれない 息を 殺している
手の...children
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さいずおおきめ。もっぎゅもっぎゅ
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もっぎゅもっぎゅ
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はじめまして、ますたー!
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もし君が僕の
他愛ないたずらを
笑ってサッて許しては
事を収めたけれど
いつか溶けだしたら
見えてしまう
雪の中の砂利
白の赤
もう僕は君と
互いにそれぞれを...確率変動
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飛び跳ねた髪を押さえて
赤い目顔を洗って
強がりの子どものまま
今日も駈けるんだ
昨日の遅すぎる回答
明日のせっかちな返答
恐がりの子どものまんま
今も迷うんだ
取り戻せないことばかりが
いつもいつも増えるけど...present
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途切れた線は
互いが引き合った
交わした記憶
今は見つからない
嘆く世界に君は一人
こわくないと言い聞かせながら
笑う世界で君はひとり
欲しくないと払って叫ぶ
伸ばした手が まだ
塞げない傷跡を...アンブレラ
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接地面を僕らゼロに
愛だと絡めては
センチメートル少し離れ
嘘吐きの目を逸らす
言葉はもう聞き飽きた
並んだセンチメートルの行方
夕暮れは迫って
僕らのセンチメントの行方
夜になれば曖昧
接地点を僕ら越えて...センチメートル
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繰り返す雨音
夜を越え降り続く
気づけない足音
振り返り振り返る
虹を掛ける日には
朝焼けを拒むだろう
傷を付ける日には
優しさを閉じるだろう
降り止まぬ雨音
繰り返し繰り返す...ダンボールレイン
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