ボカロ×剣×魔法のファンタジー 続き
さぁて、続きをいきますか
「はぁあっ」
ジョウが声を上げ、次々と迫ってくるボカロンを片っ端から蹴散らしていく。流石に上級レベルのハンターだけあってジョウは強かった。
普通ならば熟練したハンターでなければうまく掴めない間合いを、その生まれ持っての天才的センスで一気に把握した彼の動きは、
傍から見ているとドキドキさせられるものだった。相手の攻撃が当たったかのように見えるとその体が残像を引きずりながら消失し、ギリギリのところでかわしている。獲物を仕留めたと思ったボカロンたちはそのことに気がつかぬまま真っ二つになり絶命する。