みけねこ。の投稿作品一覧
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リリィは悩んでいた。
それは先月のバレンタインデーのこと。
一応普段から世話になっているという礼としてキヨテルにチョコを渡したのだ。
「おや、リリィさんからチョコをもらえるとは・・・」
「なんだよ、ガサツなアタシのチョコなんかいやなのかよ」
「そんなことないですよ。とても嬉しいです。ついこの間レン君...ホワイトデーのリリィちゃん1
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「リリィさん、リリィさん」
「・・・ん」
「もうすぐ目的の駅ですよ」
キヨテルに肩を軽く叩かれる。
「ん、悪い寝てた」
「昨日は寝てないのですか?」
「なんか、寝つき悪くて」
とアタシが言うとキヨテルは首を傾げた。
「リリィさんが?珍しいですね。人一倍寝つきがよく、週に四回は寝坊してその内二回は遅刻...キヨテル先生とリリィさん
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「気付いたらもうバレンタインじゃねえか!」
「まあ、そういうなよ、レン」
「いろいろあったのでしょうからね。あ、ちなみに僕はリリィさんからもらいましたよ」
本を読むキヨテル先生。その隣にはルカからもらったチョコを眺めるがくぽ。
「お前らはいいよな。貰えてよ」
「何言ってんだよ。お前だってちゃんと・・...バレンタインを待ちきれなくて僕たちがチョコを作っちゃった(≧∇≦)(前の続き
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「もうすぐバレンタインだ!」
オレは鏡音レン!(知ってるよ
「ああ、そうだな」
だらしなく答えたのはがくぽ。座椅子にもたれて雑誌を読んでる。月刊『侍の庭魂』なんじゃそりゃ。
「今年はどんなものを作ってくれるのでしょうね。リリィさん」
こたつに肘を置いて組んだ両手の上に顎を乗せ、ウットリとしているのは...バレンタインを待ちきれなくてぼく達がチョコを作っちゃった(≧∇≦)
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mike: えー、今年も大晦日がやってまいりました
2014.12.31.
mike家 リビング こたつ
「で?」
こたつに入っていたレンがみかんをむく手を止めて言う。
mike: いや、今年の締めくくりをね?(以下:mikeはmとします
「締めくくりもなにも無いだろう!」
季節外れの浴衣を着た...大晦日こたつ会議
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ある日のクリプトン家。
「テストつかれたー」
と、言いながら、アタシは椅子に座った。
「リリィー、そんなにどかっと座ると椅子が壊れるからやめてよー」
と、ルカ。
って、
「そんなに重くない!」
アタシは反撃したが、
「リリィ、小学校の時のこと、覚えてる?」
「・・・覚えてます・・・・椅子から落っこち...徹夜はダメよ
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「る・る・る・るっかさーん!」
「はーい!みんなのお姉さん、ルカ姉さんだよー・・・て、するかい!!!」
「してるじゃん」
夏祭り行ってみったー2
がくぽ&ルカ1
「夏祭り?」
わたくし、巡音ルカはわがマスターであるミケをみた。
「うん。夏祭りだと夜遅くなるでしょ。だから大人のルカさんだと補導されない...ボカロで夏祭り行ってみったー2
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とある日のmikecatの家。(脳内)
「ミクちゃーん!」
「わあっ。どうしたの、mikeちゃん」
「んー、特に理由なし。ただ抱き付きたかっただけだよ」
「え?変態?}
「え、違うよ。これは女子高では普通の朝の日課だよ」
と、ミケは言った。
「ふーん。まあいーや。リンちゃんにも抱き付かれること多いし...ボカロで夏祭り行ってみったー 1
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カンタレラ
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パラジクロロベンゼン
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からくりピエロ リグレット マリオネット
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・・・
・・・・
・・・・・
何だかみんなの視線がわたしに集まってるような・・・ようなじゃない!!!集まってる!!!
ちら、隣の青峰君を見る。なんか口パクしてる・・・?
なになに・・・いんおくあうっえ?何じゃそりゃ?
ん?もしかして、沈黙を破って?
うーん、仕方ない。
すぅ、とわたしは息を吸うと、
...ミステリー研究会にようこそ!! 皐月の来訪者 第5話
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「で?」わたし、初音ミクは尋問中であります。
「で?って、なんだよ?」
そう言ったのは、とぼけた顔したマヌ・・・間違えた神木がくぽ。
「なんだよじゃないでしょ!わかるでしょ!さっきのケンカのこと聞いているに決まってんじゃない!!」
と、言ってわたしは机の上に置いてある蛍光灯で神木の顔を照らした。
「...ミステリー研究会にようこそ!! 皐月の来訪者 第4話
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『ねぇ、知ってる?』
この一言ではじまるのは大抵怪談話だと思うが、まさに今からわたしの親友が話そうとしているのがそうだった。
「ねぇ知ってる?」
・・・うぅ~~~。わたしが怪談話嫌いなのルカ知ってるでしょ!?
「最近生徒のカバンからお菓子を盗んでいく小人がいるんだって」
「・・・は?小人?」
高校生...ミステリー研究会にようこそ!! 皐月の来訪者 第3話
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「ええと、わたしと山田先生は職員室にいたわ、そうですよね山田先生?」
「ああ、そうですよ」
と赤原先生、山田先生。
「私はさっきも言った通り西階段の途中に」
これは及川先生。
「私は更衣室で着替えてました。部活の顧問として今日初めての日なので」
と及川先生と同じく今年から入った駒村先生。
「そうそう...ミステリー研究会にようこそ!! あなたはだれ? 第5話
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「だれ?」
「初音さん、彼は私と同じクラスの神木がくぽよ」
「ふーん」
「で、何の用?」
「巡音さん、その聞き方はお客に対して失礼な聞き方よ」
「緑絵さん、そう硬くならなくても」
「しかし、そういうところから気をつけていかないと」
「さきほどから俺を無視して話していないか・・・・・」
神木がくぽが言...ミステリー研究会にようこそ!! 皐月の来訪者 第2話
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「う~~~~~~~~ん・・・・」
授業中カチコチに固まった体をほぐすのは、伸びをするのが一番いい。
「フフフ・・・ミク、みんな見てるよ」
「え?」
ルカに言われて周りを見るとクラスのみんながこっちを見ている。
「!!!・・・」
慌てて姿勢を元に戻す。恥ずかしっ。
「ミク~、顔真っ赤」
「ぅ~~、笑わ...ミステリー研究会にようこそ!! 皐月の来訪者 第1話
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「さて、皆さん」
緑絵グミが口を開いた。
踊り場にいる全員が彼女を見る。
「私には、犯人がわかりました」
どよめきが起こった。
「一体誰なの、緑絵さん」
赤原先生が言った。
「確かに、まずそこが聞きたいとお思いでしょうが、事件の整理をさせていただこうと思います」
推理小説にありがちな独特の言い回しだ...ミステリー研究会にようこそ!! あなたはだれ? 第6話
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「ちょっと待ってよ!」
わたしは部室を出ていった緑絵グミを慌てて追いかけた。
わたしたちが向かったのは、三年生の階へ向かう階段の踊り場だった。
そこには薄紫の髪の女の人がペタンと座っていた。
緑絵グミはその女の人に
「大丈夫ですか?結月先生」
と言った。
どうやらその人はこの学校の先生みたい。わたし...ミステリー研究会にようこそ!! あなたはだれ? 第4話
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「えっと、緑絵先輩、ここはミステリー研究会なんですよね?」
私はこの女の子が大人っぽい雰囲気だったので、そう言った。
「そうですね。まずここがミステリー研究会の部室ということはあっています。ただ・・・」
ここで緑絵先輩は一息ついた。
「私は先輩ではありません。あなたたちと同じ、一年生です」
「えっ!...ミステリー研究会にようこそ!! あなたはだれ? 第3話
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私たちは体育館(講堂とも言う)から教室に向かって歩いていた。
「ふあぁ・・・」
「またあくびしてる、ルカったら」
「だって、校長先生のお話長かったんだもん。ふあぁ・・・」
「ふふふ・・・」
「笑わないでよ・・・もう」
「あはは、ごめんごめん。ちょっとね、少しだけね、おもしろいなぁと思って」
「む~、...ミステリー研究会にようこそ!! あなたはだれ? 第2話
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「おっはよー!グミちゃん!!」 (ドスッ)
「・・・おはようございます。今日も朝から体当たりとは、元気ですね」
「ち、ちがうよグミちゃん。これは友達同士でするハグだよ、ハグ」
「あなたの場合は、体当たりになっています。初音さん」
「そんなつもりはないのになぁ・・・」
「・・・あなた、握力いくつでした...ミステリー研究会にようこそ!! あなたはだれ? 第1話
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今日はマスターがいないので、お昼を食べに有名な某セルフサービスの香川うどんのお店に初めて来ました。
ウィーン・・・
入り口の自動ドアを通ると、うどんのダシのいいにおいがする。そのにおいだけでもおなかが鳴りそうになるのでいそいで注文するところに行く。
「いらっしゃいませーー。ご注文をどうぞーー」
「え...初音ミクが某有名セルフうどんの店に行ってみた。
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「・・・マスタァ~?」
「なぁに、ミク?なんかいい曲思いついた?」
「いや違いますけど・・・」
「なぁんだ。じゃ、いい曲思いついたら呼んでね」
「ちょ、ちょっとマスター!?」
「じゃあ」
新しいインターネットの窓が開かれマスターの顔がまた見えなくなる。あ~あ・・・今日で何度目のやりとりなのかなぁ。時...ますたーへ みくより