狛犬の双音　【コラボしました】

「いろはにほへと ちりぬる朝が降れば、鈴をしゃんと鳴らしませ」
此方（コチラ）極東、辺鄙（ヘンピ）な山奥から旅立つ定めなのです
褪（ア）せぬ丹色（ニイロ）を幾重（イクエ）も潜（クグ）り抜ける 朔月（サクゲツ）の夜は深く
神代七代（カミヨナナヨ）の続きを祈（ネガ）い 眺む
睡蓮が揺れる

18号のBlue-Gene　【コラボしました】

「倫理だなんてくだらない」
科学者は考えた
「好奇心だけを殖やして、己で充たすのさ」
それが唯一無二の理由。
18号は目覚めた 永い休止モードから

トランジスタの道化団　【コラボしました】

警告音×警告音 駆ける影が四つ
「警戒を！」「警鐘を！」 その裏をすり抜け
喧噪と喧噪の合間に現れた
不可思議な道化たちは 君をこじ開ける
少年の歯車は回り始めている

センチメンタル・アンドロイド　【コラボしました】

五月雨 錆びた声が告ぐ
いつものように“異常ナシ”の機体
サカサマ 囁いた誰か
不確かな予感 気付かぬふり
たとえ僕が消えても

真夏のレターレインボー　【コラボしました】

覚えてますか？
ずっと昔 キミが彩ってた鮮やかな季節を
色褪せない日々を
忘れたなら、思い出して 無邪気な熱を
“本日ハ快晴ナリ" 最高に夏全開で

よぞらのひつじ　【コラボしました】

ねむる森の奥深く
歩む 夢遊病になって
うそ、うそ。
星が夜空にうるんで
月は誰かの揺りかごで

揺り篭のスフィア　【コラボしました】

冷たい眠りの中、花咲く景色を見た。
-cold sleep-
また息をやめる。
ひとつ、ふたつ。
透かした花の奥に情景。

鸚緑の部屋　【コラボしました】

開かない扉の向こうの景色を
知らない、知りたい ―錆びゆく感覚
冷えきったこの躰を 掻き抱いた爪の痛み
吐息を数えて朽ち果てた 微熱の痕
記憶はまだ光を待つ

アリア・フォース　【コラボしました】

明日のことから目を背け はぐらかしてばかりいないで
きっと、あなたにしか描けない世界だってあるだろう
あとどれくらい残っているのか 時の砂は透き通るだけ
またいつか、なんて笑いながら
嘘にしては だめだよ

ブルー/グレー　【コラボしました】

朝を運ぶ環状線の 始発電車は湿った匂い
セピア色の沈黙の裏
言葉にならない感情が 出口を探してる
わけもなく流れ落ちた 一筋の涙に
気付かないフリしてくれて、ありがとう

鬼ごっこ　【コラボしました】

「今日は何する」
「かくれんぼしやしゃんせ」
「他のにしよォや、飽いてしもォた」
「そんなら、今日は鬼ごっこしやしゃんせ。
　そこのお前が鬼になりィや」

シャドウ・シアター　【コラボしました】

寂れた映画館の奥
始まるよ、影絵のショータイム
今日は 電線に引っかかり帰れない月のお話
『静かに朝がやって来て 横顔を見せた太陽
　密かに恋してた月は、細く細く消えていったのさ』

黄金を鳴らせ　【コラボしました】

SEE 目を逸らしてないで見てご覧 捩れた花
君が君であることを知る為に
ソレは静かに歪んだ傷痕を指で示し
鏡写しの誰かが微笑む
痛みに足を取られて踏み出せない弱虫へ

暮色ラヂオ　【コラボしました】

日輪が落ちゆく その刹那に
世渡り鳥は 東を目指し羽ばたく
さァ、お手を拝借して 三々七拍子
花咲くひとひらを 散らしてみせよう
駆ける駆ける 時の背を追いかけ

でんしのうみのつき　【コラボしました】

昨日まで愛されてた つめたい電子のからだ
錆びれた真空管と コバルトブルーのひとみ
ゆれる、ゆれる 水平線
夕陽をのみこんだ
ふれる、ふれる 君のまぶた

Decolor　【コラボしました】

憐みの欠片 いくつも集め
鏡に映らない笑みを上塗る
君から覗いた世界は透明
誰よりも、君を見つめてた
触れない輪郭だけで

レッドプラトー　【コラボしました】

あの山の峰が 定めたゴール
登れば登るほど遠ざかる
震える足でも目指したいんだ
遙かな頂点を掴むため
憧れが胸を焦がして

ハナムケ　【コラボしました】

埋めた土を踏みしめ 歩き往くはまっくろ外套
襟を正し 踵揃え
眼窩に眠る君の姿
安易すぎる奇跡のように蘇りて
いつでも、笑う

Behind My Daisy　【コラボしました】

It's time to say good-bye my dawn
From here to where? you don't have to know
As time goes by I leaving the sun
"Hello, hello" she said
Upon sleepless night, here after morning star

まほろばの雨　【曲になりました】

古い井戸の底に 甘い蛍の露
夢 いつかに見た淡い蝶々のこと
長い夜が明けても 翅 生えないなら いっそ、
それは醒めない夢の中 ずっと希まれる幻(illusion)
雨にくすんだ透明な花に頬寄せては 願ったんだ

Aspirin　【コラボしました】

遠くの影、青の背中
夕立が降る予感
忘れた嘘、探す気配
喉に指を絡めた
咲いてる朝、枯れゆく夜

ノスタルジック・ノストラダムス　【コラボしました】

破滅を占うアルカナ 定められた結末(運命の輪)
帰る道を見失うお前が何を願うか 聞き届けてやろう
景色は割れてガラスのよう 破片は妖しく散った
光囲う万華鏡ねだれば
選べなかった希望(星)が潰えた

エレベーター・ガール　【コラボしました】

いらっしゃいませ、お客様
ご利用ありがとうございます
まだ見ぬ更なる高みまで
エレベーター・ガールがお連れします
手始めに57階へご案内

メテオロイド　【コラボしました】

星座を導く観測所の奥深く
サファイアに刻まれた “ナガレボシのツクリカタ”
指先は閃光 狂う軌道 操るグラヴィティ
居場所のない星の欠片 永遠を捨ててここまでおいで
光年をゼロに変える魔法

Sacred Secret　【コラボしました】

蒼い天井　手を伸ばした
何もないなら　名前を与えよう
虚無に描く絵空事で　信じる意味を書き換えていく
踊れquadrillion(10^15)
ありふれた生命　ありきたりな夢に溺れ

見附けたものは、　【コラボしました】

浸水した部屋　ひどい雨漏りのせいさ
飲み干した声は　ひやり、喉をかすめる　
ノイズに沈んだまま　手探りの指
瓶詰めにした　あの人の心
それでも閉じ込めきれなくて

Re:bright　【コラボしました】

濁る満月
「アイシテルヨ」は　耳障りな貴方の口癖
神に誓って、そんな戯言
最低な嘘で　また繰り返すの？
溢れた憎しみは引鉄となって

If　【コラボしました】

歩いて、触って、眠って、目覚めて
ありふれた明日は来ない
この身が終わると気付いた時から
叫び始めた　命
もしも　この両足が自由なら

プレパラート　【コラボしました】

靴音が似てる、たったそれだけのことで振り返ってしまう
未練がましい鼓膜を惑わして　消えた
いたずらな春の蜃気楼
巡り巡る同じ季節　日々はもう遠いのに
肌が覚えてる　あの温もり

窒息ダイヤモンド　【コラボしました】

傷つけられるカラダがあると
知るために繰り返す自傷行為
吸って吐いて、それだけでは足りなくて
確かな温度　甘ったれた指が掴みたがる
「この世は必然だけさ」

6th.　【コラボしました！】

電波塔は叢雲の下で　受信を待ち続けている
空回る木枯らしの影踏み　明け方のいかづち
灰色の耳が聞き逃した　鏡によく似た悲鳴
「それは、坂の上から転がる花瓶の音でした」
Something vague is coming into my mind over electric waves.

MUTEKI★SHOUJO:99　【コラボしました！】

code:99,working time
cold winter wind wakes me up at once
stand by very close to shadow
what a tricky trap,kick me out
No.525 sleep in the hard box

Orchestrion　【コラボしました！】

そうアれと願えば　そうアることが私の役目
さあ、もうすぐ幕が上がるわ
命じられるがまま　貴方が欲しがる〈ワタシ〉になろう
与えられる性格（キャラクター）に成りすます
仮面の色は、どれがお好み？

reverse clock

みっくんのノートＡ～カラス石について
　カラス石という黒い魔法の石には以下の二つの効能があると言われている。
　①姿が見えなくなる
　②鳥の言葉を理解できるようになる
　……いずれも単なる伝承に過ぎない。

リバース・クロック　【コラボしました】

ひび割れた時計　逆回転の針
数字をあやして　コマ送りの始まり
温度を忘れた一つ目の足跡は
モノクロに伸びる　フイルムの線路上