遠見岬ゆうの投稿作品一覧
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混沌を掻き消す眩いライトが視界を包み込む
捏造した盈虚は晒され闇は綻ぶ
でも結局変わらないんだ
光を当てるたび影は色濃く
黒塗られた箱の中まで光は届かない
嘘のロウ固めた盾で何を護るの?
この世界は繰り返した
過剰な正義 非情の結末 騙る為政者
また声無き声が犠牲になるんだ
昨日と同じように明日...メタルマイト
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スケープゴート(instrumental)
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ケロイドは告げる
愛とは"殺せる見えない痛み、
跡の癒えない痣"
内臓が潰れる位零れた雫
拍動を運命が刺す音
何もかもを失った
一輪挿しに彩らるアネモネの花
散らしたら舞う花弁が夜凪を梳かすの
Where's my utopia
息も継げず...零度
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行き場の無い道を進む
白痴を装い横目に抜き去る
ホロウライダーは紛れも無い
生き写しの自分自身だった
ウ・ダリヨナシードの峠は
空が今にも泣き出しそうな天気で
振り向き様に言い放つ
"お前は可哀想だ"と
天邪鬼を売るホロウライダーに
思うようには近寄れない...ホロウライダー
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終わらせるためにはじめなきゃならない。
今日も悲鳴一つすら止みやしない。
戦場は他の何処でもない。
平然な顔をして新たな色へ染めていく。
為政者は何時もそうだ。
奇を衒っている。
犠牲者が必要だと云うのならば、
吊るされた心の数だけ裁きを
お与えください――
"悪い夢なんか全部食べてあげるから...スティグマ
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GW最高じゃん!
さぁゴロゴロダラダラ休んだもん勝ち
赤い字のカレンダーには夢が詰まっている!
あぁこれからまずは何しようかな
胸高鳴ってるロングバケーション
Facebook→TikTok→Twitter→Instagram→…
抜け出せないエンドレスSNSループ
気が済むまで漁るU-NEXT
...GWサイテー譚
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燦々夕陽が沈んだ
さらば悠々消えてくお天道
高層ビルの影が迫る
点々と灯る摩天楼
響き鳴る赤いサイレン
暗闇に光るジュエリー
「ショータイムの時間さ」
深夜0時の魔法か わたしメロウ
窓から現る甘いマスクにメロン
白いマントがささやく「お嬢さん」...怪盗ムッシュ
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誰かの空想力が描いた終着点に
向かう夜汽車は速度を増し続ける
占いなんか信じない
"未来はあなた次第"って見た掌
それじゃあさ、生命線は好転しないの?
掛け違ったのはボタンなんかじゃない
何故浮かんだ声はあんな体を成した
言葉だったんだろう
緑の波紋を揺らす風
凪を迎えて...カタルシス
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世界が死んだみたいだねって
音を無くした一夜の隙間
揺蕩う水面の映した情景
明滅繰り返すネオンライト
逆さまの街に一石投じて
滅茶苦茶にしてしたり顔をして
世界は意外に脆いのねって
わたしは作り笑い、皮肉ったんだ
週末の天気解説するキャスター
うっすらと涙浮かべたまま終えたんだ...デュームズデイの宵に
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想像 現実 全部忘れ
無表情 笑顔で 今日の処方箋
歌い 踊り 貪る
その画はまるで命の大行水
非合法気体と無価値のレッテル
耐用年数 疾うに切ってる
瘴気を抜け出し記憶を辿れば
昼夜反転 既に手遅れ
連れ戻されては
"気が触れ足りない減らず口にはロイコトーム"...スケープゴート
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ブラックは飲めない派なの
残したカップの縁にこびり付く紅
スリットに過るシルエット
煙啜る指が唆る
人は欲望一つを叶える為に
それなりに対価を差し出す
口約束契り獣を咥えて
今宵も恣意に舞う
人生はクルエル
真っ赤な顔を寄せて...くるえる
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どれだけ重ねても変わらなかった
わたしたちは息が合わなかった
あの日々も 唇も
モノクロになっていくあなたの姿
白い波飛沫に消えてった
その影を追いかけた
疼きを鎮められるなら
どんな痛みさえも厭わないから
それができないなら
どうか跡も残らないように...marine
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呼吸を忘れて三秒間、耽る
感覚細胞が機能不全
記憶領域の最下層に
消されたはずの"ソレ"は有りました
"わたし"が生まれて十年間
思想を失った前任者
機械脳でも臓器は生き続ける
人は私をこう呼ぶ
ニューソリッド・ガール
ジョーシキとか知らないけど...ニューソリッド・ガール
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キュービット その冴えてる脳で
ねぇきっと 赤裸々な言葉で
ビビッと 鮮明に伝えたいの
キューピッド あらどちらの方へ
リキッド ドロドロしたまま
バッドエンドは尚更ごめんなの
プラスチックなハートが
フリクションでヒートして
電気信号がドクンドクン
「ドラマチックなパートで…」...エレクトリック・シンドローム