リュエは仕事を求むの投稿作品一覧
-
s
君はいつだってここにいた
僕の ほら この真ん中に
a
晴れた空の下 なんて上の空
赤い髪の君 廻るレコード
見えた雲の上 なんて事かしら
黒い髪の君 紡ぐレコード
b
交わる事など 無い筈なんだよ...僕と君の真ん中に
-
[A]
時が無惨に 君を引き裂く
愛の灯火 I know 確かに
それは貴方に 意味を託した
愛の偽り I know 密かに
[B]
君が望んだ 結末へ行くのか
(未来・期待・時代・次第)
夢が潰えた 終焉へ行くのか
(理解・死体・被災・自壊)...未 来 選 択
-
[A]
今際の儚き 人の叫びに
外の世界は 嘲笑(わら)うばかり
悪魔の囁き 人の願いに
黒の騎士(ないと)は 頭を垂らす
[B]
呪いの言葉 誓いの意味は
かくも残酷に 融けてった
瞳の痕は 時計の首輪
首を締め付けてく...チェックメイト
-
[A]
落盤注意の看板素通り
側溝乗り越え 意気揚々
型番留意で品番定めて
速攻ステルス 虎視眈々
[B]
あー、ぐらぐらの足場で
余計な固形を砕いて除いて「急ぎの用事は済ませた!」
あー、ぐちゃぐちゃの重荷を
一人で担いで揺らいで落として「急いで用事を済ませろ!」...革命ステルス
-
繰り返す理想 最初の世界には
希望なんて見当たらなかった
蒸し返す虚像 最後の世界には
希望なんてどこにもなかった
誰か誰かと 手を伸ばしていたけれど
いつしかそれもやめた
誰か誰かと 手を伸ばしてきたけれど
いつしかそれも捨てた
終わらせて 無慈悲な審判を
抗う術を 教えるくらいならば...メモ書き
-
うたう 声届く限り
信じたものを守り抜け
きえる 世界の淵に
捧げる祈りのうた
声はいつか届くだろう
果てしない空の向こう
花はいつか枯れるだろう
新しい命のために
抗うならば 覚悟をもて
救いなどないのだから...メモ書き
-
[A]
空 青 吐き気のする毎日
夢 悪(あく) 眩暈がする日の下
過去 赤 何(なに)もないような日々
今 痛い 痛い 叫ぶように泣く
[B]
誰もが目を背けている
ガラクタとさえ呼ばれないの
ドレもコレもアレもソレも自分さえ 何(なん)にもないの 誰か気づいて「ワタシ…」
[S]...削除
-
[A]
黒い狂気を吐きだした 三日月の薄紅は
宵は今日も開けぬと 重い蓋を閉めた
古い思想をつぶやいた 街角の黒猫は
宵は今日も開けぬと 影に尾を潜めた
[B]
闇に落とした 一粒の涙
燃え上がる青い炎が 闇を照らした
[S]
薄絹の鎧が身を絞める...蒼
-
[A1]
緋(ひ)の粉香る 篝火さげ
遊びましょう 色(しき)は徒然に
[A2]
盃(はい)を掲げ 酒をつげや 菊を眺め 歌いんせ
月が良(よ)いか? 花が良いか? 雨降るなら 番傘(かさ)させ
[B]
芒(すすき)が凪ぐ 丘に 紅葉散りて
蝶舞う空 見上げたる猪(しし)も 鹿もいとをかしや
[S]...あ可よろし
-
[A]
静かなる森の奥深く 誰も知らぬ社(やしろ)が眠る
言霊(ことだま)も響かぬそこには 妖艶な魑魅(ちみ)が蔓延(はびこ)る
[B]
脆弱(ぜいじゃく)な四肢を捨て 神をも喰らうその背には
禍(わざわい)も逃げ惑う 酔狂な魍魎(もうりょう)が とぐろまく
[S]
赤目の鬼姫(きひめ)が手招く
「...妖艶鬼姫
-
[A]
生まれたのは モノクロ部屋(べや) 白衣の羅列
脈打つ胸 視界の隅 蠢く肢体
[B]
螺旋回路に 書き込まれてく
緻密(ちみつ)な理論 排他的意思
興国(こうこく)が為 駆り出されるは
永久(とわ)の戦場
[S]
背徳の生(せい) 暗黙の四季...兵器少女顛末
-
[A]
朝日が昇る 青い空が
綺麗すぎて悲しいよ
通りすぎてく 冷えた風が
サヨナラを運んだ
[B]
温もりを求め溢(あふ)れ出した
涙が頬伝う
足元の遠い空へ捨てた
記憶がかけ巡る...No name...
-
[S]
三秒前のテレビで流れてた最悪の予報
ラジオの音源抜いた時にはもう土砂降りだわ、嗚呼!
[A]
テンション引き下げてく重力と
いつか見た夢をのせ傘回し
窓ガラスを割って歩いていた
粗悪品レッテルが懐かしい
しけったパンくわえた道化師(ぴえろ)には
水たまりの泥水が似合う?...どうやら本日、雨のち晴天。
-
[A]
古びた地図破り捨て 新たな地図(せかい)開く
額(ひたい)伝う不快を 遮る腕(かいな)
迫る背徳さえも 足を鈍らせ迷う
天奔(あまはし)る鳳凰も 狼狽えだした
[B]
作られた道を走るなんてガラじゃない
未踏の大地を切り裂いて進むわ
蛇の道は蛇なんて誰が決めた?
私のミチを知る者などいない...地図にないミチ
-
[S]
雅(みやび)の桜が散りゆくわ
蝶が舞う如く 艶(あで)やかに
[A]
悠久を弄(もてあそ)ぶ
幾千の御魂(みたま)さえ
目を逸(そ)らせない風情の社(やしろ)
誰も知らぬ庭園(にわぞの)
[B]
盃の酒 口づけた...縁の端
-
見上げた空
-
空を侵食
-
ファイアー
-
[A]
絶滅寸前 暴走列車
制御システムは作動不可能
搭載燃料 残量わずか
「警告、コノ先 通行止デス」
[B]
傲慢な機械音奏で
終点へ近づく列車
渓谷にさしかかる頃に
「シートベルト、オ締メクダサイ」...レッド・ディスペアー
-
インストール
-
[A]
錆びついた罪 その身に纏い
少女は赤を駆け抜ける
それは無情か情け知らずか
冷たい駆逐(くちく)身に染みて
[B]
於上不葺御門(うえふかずのみかど)は見下して
「夜は長い、長いよ童(わらべ)」
三足(みあし)のカラス 大いに笑う
[S]...鬼子回生(改良中)
-
見上げた空 数多(あまた)の星が
瞬(またた)いては ふらり流れた
手を伸ばしたら届きそうな
星屑の世界 ユートピア
お日様は休み中
冷える夜 白い息
触れた手が冷たくて
慌てて握りしめた
驚いた君の顔
知らんぷりしてたら...星恋
-
[A]
薄紅の咲いた首筋を
御触書にして練り歩く
蝶の姿(かたち)した帯揺らし
月下に楔(くさび)、打ち込んで
紅(くれない)のさした三日月を
太刀に携えて振りかざす
無双の脚を魔と晒し
簪の鈴、鳴り響く
[B]...籠の蝶[長い]
-
[A]
昔、昔、この世界に
2つのヒトの子おりました
秘密の果実をかじった彼ら
罪に問われて追われます
その時1つがこう言った
「我らが秩序(はは)になればいい」
秘密の果実をかじった彼ら
狂った心お持ちのよう
[B]...神話『ジン類滅亡・再生説』
-
[A]
この世は涙と絶望の海
ぷかぷかと浮いた島から
どうやって抜け出すの?
この世は怠惰と雑音の海
黒き海隔てた彼方
どうやってたどり着く?
[B]
一粒の禁断の果実で...再臨トリップ
-
[A]
冷たくなったシーツ
ぐしゃぐしゃにして泣いた
声も心も枯れて
ぼんやりとした時が歩き去る
流れていった涙
案外すぐに枯れた
カーテンを開け放ち
胸いっぱいに息を吸いこんだ
[B]...麗しき明日
-
[A]
暗闇を駆け抜ける双の脚
軽やかな足取りで飛びまわる
携えた黒金(くろがね)の弾丸で
高らかな轟音をはじき出す
[B]
叫びは銃声となって空に消え
未来は赤色となって地面に落ちる
右腕の黒いアゲハが
今日も赤を啜る...黒いアゲハ蝶
-
[A]
目に映した金色の宝玉
数多を生む光の大地は
もはやひと時の安息
滅びていく大国の彼方で
腐り落ちた本能の欠片
芽生える欲望の生命(いのち)
[B]
育ち行くその先に
何があると言うの?...[長]FOOL(改良中)
-
[A]
引きこもりだと皆は言う
それがどうした、知るもんか
私は君たちとは違って
現を楽観視できちゃうだけさ
現実逃避と皆は言う
それがどうした、知るもんか
私は君たちとは違って
妄想を客観視できないだけさ
[S]...現実逃避症候群
-
[A]
こんな小さな箱から
どんな未来が見える
囚われたその世界は
偽りのvirtual world
これは見えない侵略
真実(マコト)と虚実(ウソ)が混ざる
手放せないその世界は
真実のtreasure box
[S]...micro information
-
[A]
血の付いた拳拭って
暗い路地裏に身を隠す
赤、赤、赤、白、黒
静かな町が賑わった
すれ違う人は俺を見て
哀れな目向けて歩き去る
右、左、左、右、右
首の鎖が絡まった...路地裏と野良猫
-
[A]
いつもの夜 ベッドの上
鳴らない小包握りしめた
光をともさない小さな窓にため息
空っぽの着信履歴
いつもの夜 布団の中
一人さみしく震えていた
光を知らない小さな窓に涙
要らない問い合わせ
[B]...よくある話
-
擬似的な色を探し求めた
私たちはただの機械だから
形のない私たちの存在は
ただ薄れいつか朽ちるのに
擬似的な関係探し求めた
私たちはただの人形だから
意思のない私たちの存在は
誰かに認められなきゃ…
壊れちゃうから
君たちに必要とされて...サイバーモノクロイズム