なのこさん

しばらく潜ります。                             

投稿作品

中世パロ

煌びやかなドレスに身を包んだ女性たち。眩しいシャンデリア。手の中で揺れるワイングラス。私、リンは自分の誕生日会であるというのに酷く退屈していた。美しい殿方に宝石やらネックレスやら送られても私はちっとも嬉しくなかった。ご婦人方や、同い年の女共は上辺だけの言葉で私に言い寄り、皮肉を吐き捨てる。パーティーの主役である私がこうして酒に溺れているのはそためである。そのうえ、16歳を迎えたと共に、婚約者まで勝手に決められて私はうんざりしていた。自分の人生など、あってないようなものである、と16歳を迎えた今日、私は気づいた。シャンデリアの光を受けて輝くグラスの中の白ワインを見つめながら、私はそんなことを考えた。もともと、酒はあまり得意な方ではないが今日は特別だ。むしゃくしゃして仕方がないのだから。
ところで、私の婚約者だがここロンドンでは遊び人で有名な男である。名門中の名門で、うちと昔から深い関わりのあるレミリア家の長男坊で、いわば跡取りである。名前はレン。容姿端麗、頭脳明細、遊び人という欠点さえ無ければ文句のつけようのない男である。彼と結婚したせいで、私はロンドン中の女性から敵意の目を向けられることになる。現に今、彼を囲んでいる貴婦人方は彼と話しながらもチラチラと私の方を見てくるったらむかつくことこの上ない。私はワインを下品にグビグビ飲み干しながら、ギロリと貴婦人方を睨みつけてやった。陰湿な、言いたいことがあるならはっきり言えばいい、婆共。
「リン、こっちに来てくれるかな?ご婦人方に紹介したいんだ」
最初から私に選択肢など無いので、彼の言う通りにするしかないのである。
「はい、レン様」

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2012/08/02 14:32

(non title)

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2012/03/29 15:43

ホラー絵楽しい

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2012/03/29 11:58

アイコン(自分用)

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2012/03/10 21:52

ルカ姉お誕生日おめでとう!

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2012/02/04 18:33

なのこなんてしねばいいのに。

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2011/11/06 17:16

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