小説 -sigh-

ーPrologueー
「…っ。行かないでよ…ねぇ…!!」
冷たくなった君の手を、私はぎゅっとにぎりしめて必死に息を吐きかける。
少しでも温まるように。少しでも寂しくないように。
目覚めないことくらいわかってるの。もう二度と笑いかけてくれないこともわかってる。

my dearest

＜Aメロ＞
家の前の細い抜け道　広くなったのは気のせい？
風が痛い　雨が冷たい　私も弱くなったのね
＜Bメロ＞
なぜかしら？この手も前より冷たくなったの

feelings

たとえこの想いが届かなくても
大丈夫　僕はまっすぐ生きていける
背の高い男と2人　君は笑いながら過ごしてる
そのまぶしいくらいの笑顔に　僕は恋したんだ
幸せそな2人　僕はそれを壊すつもりはないよ

BAD　ANGEL

とある国のとあるお話
綺麗な桃色の髪をもつ　天使の物語
青い髪の貴族の男　紫の長髪庶民の男
２人は彼女に恋したの
そして彼女も２人を愛した

soleil

今はまだ小さくてまだまだ未熟な僕ら
１人じゃ何もできなくて仲間と共に旅してる
「叶うはず」たった１つの夢とかけがいのない仲間を信じて
はるか遠くに見える　あの大きな光はずっと輝き続けてる
雲に隠れてしまっても　僕らが見ていなくてもずっと輝いてる