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Undone Towne(アンダーンタウン)
夕陽に匿れた誰かの字は千々に茜空に消えて この世界の呪いとなろう 燃え滓を偲んでも 戻らない屍の海 揺れる白を映した黒 揶揄に消えた 電子の中 遠い話だから ほら、これが現実、終わらない小説だ、といやに饒舌
閲覧数:42
2023/06/01 13:34
ギフテッド
時の思潮に潜む迎合 都市や地方に届く閃光 これが希望と崇める烏合 流れ弾 皮肉にも流れる星霜 生と死の もはやパレード これも至高と称える烏鷺 君は何処?
閲覧数:62
2023/05/29 00:54
Overslept
誰かのことを想う そんな日が続くように 夜遅くに胸のとびら 開いて 夢よ 終わってしまえ 叶えられないだけで 物に当たってしまって どうせ世界は って歌で 言葉に乗せ 憂いて 涙はちょっと隠して
閲覧数:106
2023/04/03 01:16
サクラノイロ
泣かないで 桜の中、後ろ姿で 春の気怠さ 長い砂利道 何か忘れたような気がしていた 明日、会おうな そう言って別れた 何年経っただろうか 約束を放ったまま 桜色の世界 これが僕らの出会い 大人になることを恐れなかったあの頃 春はうららか それに救われ、涙は拭った 子どもじゃないから
閲覧数:129
2023/03/12 00:10
ポルターガイストス
マリア……リア 窓辺で唸る君の傍受機 言葉に滲む偏愛風手記 寝床で語る鬱と思春期 肩から伸びる 右手のパラノイア
閲覧数:358
2022/10/27 00:27
水色の血液
水色の血液 主人《あなた》の指の温もり 掠れた声に耳を寄せて 眠る未明 窓辺の椅子に木漏れ日 被せた打覆いの中で まだ褪せないで
閲覧数:67
2022/10/09 22:06
音が芽吹いていく
たった独りで 奏でた僕の音 思い出を並べて 連ねた弱い音 いつかの僕と 置き去った夢を 象っただけの不器用な音で ひらり ひらり 誰かが歌って 独り 二人 今 光になり 言葉を超う 希望になって
閲覧数:120
2022/08/07 17:49
インステッド
消えない痛みは「勲章」なんだって 音楽が僕らに言う じゃあこの痛みも生きていれば 「勲章」に代わるのかな 言いたいことの端(はな)も ついに誰にも言わなかったな そびれたものを眺めてたら 一日が終わるかな 何がしたいか 何を残したいのか
閲覧数:87
2022/04/26 01:36
ぼくらはペンギン
宇宙を見上げて 何かが通り過ぎた 星に憧れた 飛べない 飛べない鳥 ペンギン 海辺 君が言った 「君ならできるよ」 なんてさ できない できないよ そんなことは 君は僕の夢を「すごいね」と笑うけど
閲覧数:156
2022/03/02 22:43
アルガ・オン・ゲヘナ
無垢な目玉に スプレー缶で 劃する名前 アルガは 死地の看板に 並ぶ人々 この世界は 奇怪しいと 気付いた時にはもう 崖の縁 背中には黒い双翼 種の雨 成れの果てが 壊れた星の地上 希望と夢には 見捨てられた
閲覧数:159
2022/02/24 00:12
東京ディストピア侵攻軍
世界を見渡せ これを平和だと言えるだろうか 頭を動かせ 世界を変えよう もう 時間がない 囚われたまま 堕落した文明の塊り 夜明けはまだ遠く 生命は夢を湛えた かつて 生き延びた軍師が 此処に残した標を
閲覧数:114
2021/11/30 23:45
怪獣
(僕もヒーローになりたい 誰かを守りたい だけど ヒーローになれない 僕は怪獣だ) もうダメだって倒れた ヒーローは励ますくせに 僕がついに倒れても 誰も僕に手は差し伸べてくれない 四六時中 僕は こうして街を壊して
閲覧数:47
2021/11/10 01:10
Crazy Raise (クレイジーレイズ)
凡庸な日々に馬鹿笑うような 青い僕らはまだ知らないから 河川敷で夢を語ってた 「天才にはなれないもんな」 馬鹿だ馬鹿だと言われ慣れても 忘れることはできない馬鹿だ そんな馬鹿が集まった場所を 照らす夕陽 慈悲なんてもんもなく 純情を揶揄って 「変わったな」って言うペシミスト
閲覧数:199
2021/08/29 17:27
中古品になった。
中古品になった。 アパートの屋根の上 青天 仰いで 雲を眺めている 午後 ただ 風が君のもとへ 吹いてゆく今に 鼻歌を流している
閲覧数:179
2021/06/19 23:08
明日までは
つられて笑って 言葉で飾って歩いた ぱたぱた ぱたぱた と この前は心から笑えたし 夕焼けにも 足を止めて眺めたのに 大人になれば 急に不器用になるもの
閲覧数:995
2021/05/15 02:08
セルフセクター (最新歌詞版)
藍色の世界 真ん中でチカと輝く非常灯も 剥き出しのパイプも もうココにはいられないの ワカッテルと AIテクノロジーに守られた 故に壊れた感情を 山積みにされたボクの 黒い目が俯瞰している 世界を 隔絶された場所のことを 故郷と呼んだキミが
閲覧数:8348
2021/05/08 09:50
サマーワーム
八月の朝 星の残り香 君が嫌ってた 暑さの中 ラムネ瓶から 翅を広げた 羽虫が空へ 勇んで飛んだ 空しさが いつの間にか この部屋の中 充満してた ただ君が いないだけだ 蒸し暑さの弊害 麗和な宇宙を越えて 越えて
閲覧数:115
2021/05/03 19:48
正しい恋の忘れ方
あなたは大馬鹿者 涙ながらに書き残す 言葉で 頭をぐるり巡る あなただけを愛してる と 耽美で かつ 無責任な ただ忘れたいだけなの 幸せすぎた時間を 通り雨が頬を濡らして
閲覧数:351
2021/05/03 19:25
閲覧数:73
2021/04/16 20:22
セルフセクター ストーリー的なもの
藍色の空が広がる 無数の星が輝く もう動かないこの惑星に両足を着けて見上げる 非常灯が明滅を繰り返す チカチカと不規則に 世界と呼ばれたこの場所も遂に廃れてゆく 「もうココにはいられないの」とキミの言葉
2021/04/04 23:07
ドミノレンサー
最後まで ドミノ倒し 生を受けて今まで 特に幸せもなかった まるで一人 世迷子 ほうら 碌なことだと だって 徳を積み 意味探し 真面目になりすぎた結果 たかが一つ 失くすこと
閲覧数:493
2021/03/28 20:48
At A Sign ストーリー的なもの
詞に何度も姿を現す「グシオン」というのは悪魔の一人で、 過去、現在、未来の知識をすべて有しており、 様々な質問に答えることができたとされています。 そんな「グシオン」を召喚したのは 混沌とした街、戦争、抗争などで荒んだ街に住むとある誰かです。
2020/12/16 15:19
標本
標本 埃りまみれの本棚の上 子どもの頃の自由研究 虫を集めて 麻酔を射した あの日の景色のまま 詩を書き殴って 埋もれた想い出は まるで忘れられた標本みたいだ
閲覧数:633
2021/03/01 00:46
メネストレル
メネストレル 舞い積もる雪 行き交う人 急ぎ足の奥 道端 弾く ギターの弦 皮肉めいた音 白い息に紛れている 孤独を憂いた夏のこと 誰かの耳に届いてくれ
閲覧数:684
2020/12/05 18:30
At A Sign
At a sign 爛れたニヒル 贄の肋 グシオンの炯眼を巡る 木霊する叫き 泣き喚き 「仕合せ」をと阿呆らしく希った 因縁果の顛末でさえ 薄ら嗤みの翳りに燻る 様あ見ろ これが褒賞だ 後は精々 零から死に直せばいい
閲覧数:547
2020/11/29 00:39
アルストロメリア
喰らえ 街の空を塗り潰せば 夢も何れ壊れてゆく 何処へ 向かうんだ その御御足で 煙る野に咲く アルストロメリア 寂れた文字列 爆弾で凹んだ三日月
閲覧数:203
2020/10/27 14:29
フワンデー
静寂を抜けて 細波 消える足跡 夢を描いたのも 掠れちゃったかな 虚ろな口で 重ね合わせた 電波塔 夢を欠いたこと 忘れちゃったかな 例えば 明日 僕が消えちゃったら
閲覧数:200
2020/10/12 15:31
幽花に聞こゆ
幽花に聞こゆ 僕の頭上を廻る サテライト 痛くもないよ 君のあいうえお 机の落書きを辿る岬 そこから見える 歪んだ三日月
閲覧数:222
2020/02/07 13:07
Aide エイド
Aide エイド 返却日に休んで 一時の午後が失けてく 見馴れたとは虚ろな 逃げこんだ先の異世界 路地裏の隅 猫の足跡を追いかけて最果てへ 潮風の匂いに 胸が弾んだ
2020/01/30 22:56
傷悴インターセクト
傷悴インターセクト 俯瞰的謬見(ロジック)の溜まり場で煙草を燻らせ 威風堂堂と典型の溝へ 排水を垂れ流す 標準を定めた破落戸の声 油を抱えて 正義の形をして悄然と注ぐ 二進も三進もないな
閲覧数:313
2019/12/12 12:33
Mad Hunter と 迷子のフォリア
Mad Hunter と 迷子のフォリア ビターな夢に霊 天使 集るパーティ 真っ赤な身体に 薔薇 薔薇を染め切った Qと えっと その続きは? 逃げて 冷えた目 大体逃げられない 緋色を 故の命乞い
閲覧数:229
2019/12/09 00:40
ナツノリミット
ナツノリミット 夏の街にあった 傷痕に溜まった 雨水を弾いた 君の制服が透過してゆく 意味もなく笑った 涼風に残った 言葉は飛んでった 白んでゆく頭の奥で
2019/10/12 02:58
輪廻のまにまに
輪廻のまにまに 須らく 巡りゆく 順路をその通りに 掠れてゆく 憂い溜まり すぐ近くで鳴り響く サイレンが子守唄 滲む ミ ソ ラ♪ 傍目に聴きながら
閲覧数:294
2019/09/07 21:17
A u t h O r .
A u t h O r . 遠く 想像の世界 僕の言葉が 慾望の飽和する紙面に並ぶ 一寸 血を流すだけで 君の命が 価値を取り戻す の言葉を鵜呑みにする者
閲覧数:209
2019/08/25 20:04
夜光虫
夜光虫 やこうちゅう 夏が焉われば 蝉の声さえも消えて逝く なつがおわれば せみのこえさえもきえてゆく 蟲篭の中 閉じ込めた後悔の聲音
2019/08/08 22:29