beginning

少しずつでいい 明日の自分は
昨日より遠くに 走れるはずさ
諦めなくていい 夢見たものは
いつでもそこから 始まってゆく
うろこ雲遠く 空は高くなる

2045

世界の終わりを 7日で例えれば
もうすでに今は 金曜日の夕暮れ
思い描いてた 確かな未来と
崩れ去る理想を 眺めていた
今はただ 失くした心を

蒼の彼方へ

またいつか 会える時を 待ちわびては
焦がれてゆく
君想う 気持ちは 蒼の彼方へ
同じ空の下 生きる それだけが
今わかっている ひとつだけのつながり

それぞれの海へ

今日も 目が覚めて
少し冷える 部屋のすみ
君は 今もまだ
夢の中にいるのかな
新しい 世界には

クリスタライズ

ああ ちらちらと舞い落ちる
雪をただ 眺めていた
窓の外が真っ白く染まってゆく
ああ きっと明日の景色は
銀世界 新しく

何度世界が生まれても

A
いつだって側にいて
いつだって笑顔くれる
辛い時 悲しい時
何も言わなくても

夏のデルニエ

はっきり言って 苦手な季節
それでもきっと 迫りくる
夕暮れ 決まって 雨あがる
濡れたアスファルトのジェオスミン
特に何にもないはずなのに

いくつもの出会いが君を待っている

あれからいくつの 夕日を見てたの
希望を託した 明日は
霧雨の中に 浮かんでは消える
俯く横顔 悲しげ
何もかも今（変わり始めて）

【採用です！】降り積もれ、粉雪

降り積もれ、粉雪
黄色い線の内側
君は大きく手を振った
「ありがとう、忘れないからね」
白い息が見えた

虹色ヴォーテクス

そして今日が終わる
なんの音もしないで
少しは強い自分で
いられているのかな
鼓動 早くなるにつれて

Linaria

手のひらに 握られた
四角が過去と今を映し出す
透明度 低い海が 広がってく
いつだって 声が聞けるその距離が嬉しい
それでも電子の泡

カノープス

アルゴの竜骨 見紛うことなき ニセ十字
迷える ひとときは 星の海
気づかない 届かない 想いが
積み上げられてゆく 夢の岸辺
それでもただそばにいたいよ ねえ

奇跡の声

或る少女は呟いた
「魔法使いになりたい」
この空を飛んで幸せを
ただ連れてゆくんだ
世界中に溢れてる

すべては輝いている -Starry night-（作曲：FOSSIL P様）

A1
時には　つまづくことも
行き先に　悩むことも
あるけれど　大丈夫だから
あの空を　見上げて

アクアテラリウム

初めて呼吸をする夜
冷たい青に包まれ
ガラスの向こう　踊る泡
残酷だけど綺麗だね
揺れる光

アクアテラリウム

初めて呼吸をする夜
冷たい青に包まれ
ガラスの向こう　踊る泡
残酷だけど綺麗だね
揺れる光

Being

いつの日にかね 語った夢 覚えてる？
今でもまだ心に輝く
どうせなんてね そんな事 思ったり
でもね あの時からいつも捨てることなく
諦めないで良かったと 心から思っているんだ 支えてる存在

「pray ～奇跡信じてる～」

今すぐにでも
会いに行きたいよと
君は少し疲れた顔で
吐息は白く 冬の街に溶けて
手を繋げば 温かい

八重桜を忘れない

忘れない忘れない
帰る場所は今も胸の中
思い出は鮮やかに
蘇り続ける
遠く 遠く 響く記憶

玄冬のアナタラクシ

降り積もる 雪は 君を隠して
僕を色彩（いろ）のない明日へ巻き戻す
愛してる それが 繋ぎとめられる
碇となるなら迷わず 投げ込むよ
冬の空に

感傷罪

消化不良の思い出が
頭の中に散らばって
息もできないトラウマに
悩ませられ続けてるんだ
窓の外 微かに聞こえる

プース・カフェ　～止まり木のマスターより～

色を重ねて　心重ねて
どこから見ても　虹色グラス
制服姿　いつものあの子
まっすぐな眼差し　輝いて
カフェタイムのリピーターで

トリトンの涙

近づきたい でも
壊れてしまうのも辛い
闇の中に青く光る
君の姿 滲む
追いかけても追いかけても

この夏が過ぎてゆく前に

雨雲は遠くに消えて
胸が高鳴る 熱い季節
今年は真夏日 何日続くの
ソフトクリーム すぐ溶け始める
海に行きたいな 誘ってほしいの

夏の君 僕の空

ガザニアの花が
夏の訪れを
告げる頃に出会った
あの日の奇跡は
心描く世界