タグ「響空」のついた投稿作品一覧(24)
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あなたがいなくなってから
何度目の6月でしょう
幾度季節が過ぎ去っても
必ず届く花がある
きっとたくさんの友達のこと
友達の大切な人たちのとこ
微笑みながら見守って
悲しみの中にあるときは
寄り添ってあげてくれているでしょう
喧嘩したことを忘れられず...梅雨の晴れ間
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もしこの祈りが届くなら
どうかお願い…
もしこの願いが届くなら
どうかお願い…
あなたの為に何度でも祈るの
目が覚めるまで何度でも願うの
ねぇ、お願い…
あなたの声を音をもう一度聴きたいから
ねぇ、お願い…
あなたの大切な人たちが寄り添ってくれるから...どうか
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今夜は星が見えるよ
僕が帰る頃の空
君は後で見るねと
見上げずに席につく
寂しげな横顔と
近いのに遠い声
君は今夜の星を
見てくれたのかな?
優しいような 悲しいような
寂しそうな笑顔と たまに笑い声...夜の夢
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やさしい雨の匂い
包んでくれる
大地から晴れの香り
空から雲が消えてゆく
晴れ渡った空から
希望の光が差し込む
人々は笑顔になり
子どもたちの声が聴こえる
どうかこの穏やかな
人々の日常が...雨の祈り
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君がいた あの場所にはもう
戻らないと決めた
君が知る僕と
昔みた記憶
届かない声も
忘れたい
さ迷ってみて
不安になって
このままではダメさ
君とみた あの景色はもう...遠い日
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時に心委ねて 過ごしてきた日々に
染まりきった僕では 無意味な夜を
君の放つ言の葉 其のひとつひとつに
溢れだすこのヲモイ 慣れず戸惑う
どうしてひとり 歩みゆくことを
やめてしまう 悲しい苦しいそれだけで
ただいつもと変わらぬ三日月を
見上げた君は綺麗で
青白い頬にひとすじの雨
消えてしまいそうで...月夜
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散らかしたままの感情の中
立ち尽くす僕
その空気に耐えられずに
グラスの氷が音を立てる
いつだってそうだ 悪いのは全部僕
音を立てずに泣くことを覚えたのは
いつだろう
君は友達でもなんでもないよ
そんなに慣れなれしくしないで
心から笑顔になれる...偽り
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君が笑うとき
僕は笑わなかった
君が泣くとき
僕は笑っていた
揚げ足をとって
他人の不幸を嗤う
そんな性格なのかな?
見下してる訳じゃない
ただ流されたくないだけなんだ
人が笑うから 笑う...真逆
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どうしてこんなに心地いいんだろう?
あったかくって気持ちいい
笑顔やひとつひとつの仕草
声が心に響くんだ
不思議なくらい落ち着ける
あなたのことが好き
視線が合う度ドキドキしたり
手を繋ぐたびに笑顔になる
こんなの初めてだから
戸惑うことも多いけど...どうして
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瞳に映る青
溶けてゆく白
儚い香りを運ぶ風
冬に包まれて感じる
光のあたたかさ
手を伸ばす先は空
舞い降りる雪
儚きものに触れるは難し
あなたに抱かれ
温もりを感じたいと願う...冬
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感情を出せないまま
苦しい時間が過ぎ去ってゆく
感情に嘘をついて
苦しくなるのを止められない
会話など始まらない
生活音だけが響く部屋
誰も居ないみたい
どちらからも話そうとしないから
この沈黙は終わらない
こんなに長い時間一緒に時を過ごして...空白
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あなた目線の先に私がいること
あなた瞳の中に私が映っていること
あなたの手に触れられるたびに
ドキドキする自分がいること
同じ場所にいられること
同じ空気に包まれていられること
同じ時間を過ごせること
こうして抱き合っていられること
もうどれくらいの時間を
一緒に過ごしてきたのかな...時
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言葉って難しい
決まった数しかないから
新しい言葉が生まれ
忘れ去らる言葉もあって
自分が知ってる数の言葉しか
使えないから
「好き」って伝えたいときに
どんな言葉を選ぶ?
伝える相手のことを思って考えて
一番伝わると思う言葉を選ぶ...言葉
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あなたが女の子と電話してても
あなたが女の子と笑っていても
あなたが女の子と一緒にいても
私は全然気にしない
かわいい子だったらかなわないし
キレイな子でもかなわない
私はその程度なの
そう思っちゃうから
だってあなたは優しくて
かっこよくって人気者...強がり
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あなたがいなくても寂しくない
あなたがいなくても苦しくない
あなたがいなくても悲しくない
あなたがいなくても…
誤解しないで
私はあなたのぬいぐるみでも
お人形でもないの
おままごとばかりの偽物
でも、心配になって
あなたを許してしまう...嘘
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ずっと燃え続けてきた小さな火
終わりの日を迎えないで
できることならずっと絶えないで
幼い頃からずっと一緒だった
いつもワガママを聞いてくれた
いつもみかたしてくれた
一緒にしたトランプ
覚えてるかな?
教えてもらった歌
忘れてないよ...7ならべ
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夕焼けに 染まる空で「1番星みーつけた!」
君は言う 嬉しそうに その星に指をさして
キラキラと輝いてる星
でもね、僕にはね君がまぶしい
そんな事言える訳はないけれど
ずっと見ていたかったよ ずっと
手を繋ぎ歩く坂道
はしゃぐ横顔がとてもまぶしくて
これからもずっと側にいれたらな…
この気持ち上手く...「光」
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よく考えたはずだった
最善は尽くしたはずだった
返された感情に 僕は壊れてしまった
もう大丈夫なはずだった
笑って会えると思っていた
返された表情が 僕を撃ち抜いていった
取り戻したはずの呼吸 苦しいくらい奪われて
瞬きもしないのに 頬をつたっていく
君を不安にさせたのは 傷つけたのは僕だ
だからこ...罅
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君のことをずっと追いかけいた
ただふり向いてほしくて
ただ隣にいてほしくて
笑顔でいてほしかった
僕は君が嫌いな人間で
何度否定されて拒まれて
悲しさなんて通り過ぎて
よくわからなくなっていた
僕が好きだった空の色
空気の澄んだ夜の匂い...カタオモイ
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自分のことは自分にしかわからない
思ったことも感じたことも心に響く色も
全部大人のせいにして閉じ籠った僕は
感情っていうモノを粉々になるまで壊した
泣けば助けてくれるなんて思ってないよ
ただ悔しかっただけ
作り笑顔を褒められる度 上手になって
僕になっていったんだ
殺してしまった自分を泣きながらさが...顔イロ
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浅い眠り繰り返して 死んでゆく 死んでゆく
浅い眠り繰り返す程 死んでゆく 死んでゆく
明けない朝を繰り返して 殺していく 殺していく
進まない朝に目覚めて 苦しくなる 苦しくなる
あれやこれやと自分で集めた
重く冷たい鎖が絡まって
動けない 息もできない
「助けて」なんてイエナイ
今日も暗い朝がき...夢の鎖
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薄桃色の小さな桜 花弁ひとつ髪にふれて
振り返ったら涙が溢れた
ひらひら舞い降りる その風景は
時が止まったよう
幾度となくこんな時間(とき)を ひとり眺めては
時代(とき)の移ろいを感じて 空を見上げている
花吹雪とともに散ってしまいたい
君は「きれい」とはしゃぎやながら
スカートの裾を揺らし笑う...桜の舞う日に君想う
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本当の自分って何だったっけ?
どうしていま起きてんだっけ?
重いカーテンを開けずに今日が
明日にかわっていく
今日やったことのはずなのに
まるで昨日一昨日の事みたいに
すぐに忘れてしまう もう忘れちゃったよ
温めなおしたミルクティーが
まだ僕を寝かせてくれない
進み続ける秒針をみて...2時
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君は星をみるのは好きかい?
僕はとても好きなんだ
星座とかは詳しくないけど…
何で好きになったかなんて
よく覚えてはないけど
気が付いたらそうだった
帰り道に空見上げ
夜空に今日も問いかける
君は何をみているのかな
同じ空の下にいるのにね...君空